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【授業】「化学変化」を感じる!

Dscf2305▼日に日ににヒガンバナの葉が伸びてきた。それは目で見て感じ取れる変化である。まちがいなく「生産の季節」へ移行してきている。生産されたものは、地下の鱗茎に蓄えられていくのだろう。来年の初夏までの長い長い生産活動のはじまりである。地下を掘ってみるわけではないけれど、そのヒガンバナまるごとのライフサイクルが見えてくる。
▼もう、ひとつ気になる自然の変化がある。それは、金木犀のにおいだ。臭覚での自然の変化、季節の変化をみる代表のようなものだ。今年は、ヒガンバナがいちばん盛りのころに、確かにあの「甘い香り」があった。
「こんなに早かったかな?」と不思議に思った。そして、その「ふしぎ!?」はそのまま忘れていた。ところが、今になってまたあのにおいが、いろんなところから漂いはじめたのだ。
 (゚o゚)ゲッ!!二度咲き、そんなことあるんだろうか。「ふしぎ!?」が再び頭をもたげてきた。
▼さあ、授業だ。授業の方も順調にすすでいく。「鉄と硫黄のダンゴ」の次である。だめ押しにと「化学変化と熱の出入り」の時間をもう一時間とった。
ここでは、教科書に提示してある4つの実験を班で選択して取り組ませることにした。
実験計画から、自分たちでたててやる。
あまりやってこなかったパターンだけに、けっこう楽しんで取り組んでいる。
▼四つの化学変化のなかに、「携帯カイロ」の実験がある。なんともなつかしい実験だ。
これが流行りだしたころ、発熱反応の格好の教材だと思った。
それを授業の発展として作らせていたこともあった。また、この開発の発端が、「鉄工所で働く人たちが、鉄くずを包み腹巻きに入れており、懐炉の代わりをしていた」ところにある。というエピソードにいたく感動し、そこにこそ、「常民の科学」があると書いたこともあるのを思い出した。
▼それにしても、なんでここで「熱の出入り」なんだろう。もちろん今回の改訂では変わっているだろうが、「熱の出入り」=「化学変化」の視点は、化学変化の初期に獲得しておくべき知識である。
生活のなかでは、質量変化よりも先行しておくべきことかも知れない。
「あれ?これなんかあたたかくなっている」→「化学変化が起きているのでは」と考える生徒、
まず「化学変化」を感じるセンス オブ ワンダー育てたい。

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コメント

こちらは彼岸の時にはあまりありませんでしたね>キンモクセイの香り
10月に入ってから少しずつ、今が盛りでしょうか。

10月に入るか否かで驚いたのは、
通勤経路(御堂筋)に銀杏が大量に落ちていたこと!
少し早い気がします。
生物の営みを決める基準って何でしょうね。

娘はいつの間にか、
ヒガンバナが3倍体であるために種ができないこと、
3倍体の場合はタネを作るためのこと(減数分裂ですね、言葉は知らないようですが)ができないから、
ということまでは知ってました。
3倍体の場合個体をどう増やすのか(オニユリも3倍体ですって。娘に聞いた…)、
じゃあ有性生殖がなぜなされているのか、
時間を見つけて、考えてみてほしいな~と思ってます。
科学は暗記ではなく、考察だと思うんで。
(最低限の暗記は必要でしょうけどね)

投稿: いっちゃん | 2009/10/16 07:16

いっちゃん コメントありがとうございます。
そうですか。やっぱり金木犀は一回でしたか。
昨日校庭の金木犀に近づいて確認してきました。あきからにもう一度咲いていますね。(゚o゚)ゲッ!!
不思議なことに同じ場所にある銀木犀はそんなことないんです。金木犀の初回のときと一緒なんですね。
なんで エッ?(?_?)エッ?

娘さんすごいな、そこまでいってしまわれたんですか。
自分で興味が湧いてくると、どんどん知りたくなるんですよね。あまり年齢は関係ないのかも知れない。
 先が楽しみですね。「ふしぎ!?」探検の旅!

投稿: 楠田 純一 | 2009/10/17 06:07

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