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【授業】しおの仲間は水に弱い

Dscf2741▼校庭・山の木々が日ごとに色づいていくのがわかる。いったい木々になにがおこっているのだろう。毎年毎年何十年とみてきた「変化」だ。秋が深まっているから、あたりまえといえばあたりまえ。でも、なにがこの木々におこっているのだろう。色の変化は、どんな物質の変化を意味するのだろう。
 木々たちはどんなセンサーをもって、なにを感知してこの「変化」を起こしているのだろう。「ふしぎ!?」に思いだしたら、いっぱい「ふしぎ!?」がでてくる。
 この等身大の「ふしぎ!?」、いっきょに解決することは無理であっても、置き去りすることだけはしないでおこう。どこかに、「記録」しておこう。そしたら、いつの日か…。
▼授業だってそうだ。この等身大の「ふしぎ!?」を置き去りにしないようにしよう。
原子の構造から「イオン」へと話が展開していった。
そして、「イオン」は、原子の自然な姿となった。
では、他のイオンにどんなものがあるのだろう。補助テキストにしたがって8個のイオンを見ていった。
そして、板書しながら次のようなことをまとめた。
(1) 金属は陽イオンとなっている。
   ここでも周期表をみながらである。
(2) 水素イオンは陽イオンである。
  水素イオン→酸 ここでは深入りしなかった。でもどこかできっちりとやりたい。
(3) 原子が団体(原子団)でイオンになることもある。
  水酸化物イオン、硫酸イオンが8個のなかに入っている。
  水化物イオン→アルカリ性
  H++OH-→H2O に思わずふれてしまった。
Dscf2765_2▼ここまで、一時間の終わりにすべきだったのかも知れない。でも、どうしても次の「ふしぎ!?」を見て欲しかった。わかったつもりになっていてもやっぱり「ふしぎ!?」なんだ。
それは、+と-でしっかりとスクラム組んだ食塩。
800℃にもなってやっとそのスクラムをゆるめる食塩、塩化ナトリウム。
それが、水に溶かすだけでいとも簡単にバラバラになる。
バラバラになって「電気を通す」になる。なんという「ふしぎ!?」だ。
「電離」なんていう言葉でだけでは、解決しない「ふしぎ!?」がそこにある。
これを、できるだけ液体の食塩に電気を通したのと時間をおかずに見せておきたかった。
Dscf2776▼では、「さとう」はどうだろう。これもやはりセットで見せておきたかった。
「さとう」が恐ろしくたくさん水に溶けることなんかを話しながら…。
でも、いくらとかしていっても、電球はいっこうに光らない。
「しおの仲間」と「さとうの仲間」の決定的なちがい。
水の偉大さ
そして、「見えないイオン」が少しずつ、少しずつ見えてくるのだった。

  

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