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その人の名は「ファラデー」

Dscf2559▼大賀ハスの植え替えから、ちょうど昨日で30週が過ぎた。どうみても、今は「生産活動」はしていないように見える。今度は、見えない地下の「蓮根」のことが気になり出した。毎週土曜日のこの報告をいつまでつづけるのか。次に地下から「蓮根」掘り出してみるまでだろうか。一般には、蓮根の収穫っていつなんだろう。
毎土曜日に写真を撮って、その画像を報告するだけ、こんな単純なことも継続してくると、なにか「意味ある」ことのように思えてきてやめれない。
▼続ける。継続するということの意味について最近、急に気になり出した人がいる。
その人の名は「マイケル・ファラデー」。
言わずと知れたあの「ファラデー」である。
何度か、この人に興味をもったことがあった。
名著「ろうそくの科学」を科学部の生徒と一緒に、実験しながら読んだこともある。
中学の理科を教えていれば、この人の名に出会う機会は何度でもある。
「電磁誘導」
「電動機(モーター)」
「電気分解」
「イオン」(イオンの名付け親とも言われている)
「電池」
等々
▼今回気になり出したのは、授業が「イオン」に入ったということもあるが、【理科の部屋4】@folomyで『ファラデーの日記』が話題になっていたからだ。
 話題のこと自分でも確かめたくて、急遽、ネットで『ファラデー 王立研究所と孤独な科学者』(島尾 永康著 岩波書店 2000.3.14) を取り寄せて読んでみた。
 まず、その『日記』ついて書かれているところを読んでみた。すでに教えられていたことであるが圧倒される思いで島尾先生の文章を読んだ。

 筆まめなファラデーは克明な日記も残している。それは普通の日記でなく、毎日の実験と観察の記録である。さまざまな思考や試みをこれほど詳細に書きのこした科学者はケプラー以外はいない。ファラデーは生前これを六巻に製本していた。その原本は四つ折り版、二冊、二つ折り版、八冊で、合計十冊で、びっしりと書き込まれた四〇〇〇ページにも及ぶ膨大なものである。余白には、無数の実験の図が描かれており、工夫に工夫を凝らしたファラデーの姿をみることができる。四つ折り版は、一八二〇年九月から一八三三年まで、二つ折り版は一八二八年から一八六二年まで、最初の記録からいえば四二年間にわたる。これだけ長期間にわたる、これだけ膨大な研究日記は科学史でも例がない。これらは『ファラデーの日記』七巻(一九三二~三六年)として出版された。(上記書 P125より)

なんと「42年間」である。
なんとすごいことだ、しかしこれだけではない。ここまでだけだと、それは圧倒されるだけだが、その次があるからより気になってしかたないのだ。

<つづく>

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コメント

日記やノート

研究をしている人は、克明な日記やノートをつけている人が非常に多いです。というか、何かあとで確かめたいときに、ノートが重要な証拠になることもあるので真剣。

私は、この習慣がつけられなかったので、研究者としてやっていくのは無理やなあと思ったくらいです。

本間さんはじめ、身の回りの人の「研究ノート」を見せてもらうと、圧倒されると思いますよ。ガリレオやファラデーの系譜ともいえますが。

投稿: 渡部義弥 | 2009/10/25 09:17

渡部さん コメントありがとうございます。
そうですね。
ほんと、「研究ノート」を書くというのはほんと大切ですよね。それが、ほんとちょっとしたメモでも。
そのときは、たいした意味をもたなくても、後々にいろんなことと「つないで」みると、すごい意味が出てくるありますからね。
 私たちで言うと、それは授業記録になりますね。

私の場合、これまであまり残していないです。
そこで、Web発信というかたちで残してみては…
というのが、私のささやかな試みの発端です。

投稿: 楠田 純一 | 2009/10/26 04:00

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