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【水溶液とイオン】を概観する

Dscf2361▼大賀ハスが本格的に枯れ始めている。「生産の季節」が終わろうとしているのである。昨日で植え替え29週目であった。「生殖の季節」「生産の季節」「蓄積の季節」「休眠の季節」…、植物はその季節を気象学的「季節」とうまく適応しながら、多様なる生命の営みを繰り返していく。それは、「おみごと!!」としかいいようのない。
▼授業の話をつづける。今やっている【化学変化Ⅱ】に引き続き、帰ってきた「イオン」の学習に入る。そこで、あらかじめ、この【水溶液とイオン】の授業を概観しておくことにする。
 あらかじめ概観しておくことによって、前もって準備するものも見えてくるであろうし、また、これまでの実践(自分の場合のみならず、他の人の実践も含めて)に目をやることもできる。そこから、なにをこそが、「学ぶ」に値するものなのか、何をこそ教えなければならないのかも鮮明になるだろう。そう期待しながら…。
▼それにしても、今にして思えば、「イオン」の消えた中学理科とはなんだっただろう。なぜ「イオン」は消えていたのだろう。不思議でならない。
 かつて、中学三年間の「化学変化」を概観して、次のような文章を書いたことがある。
◆ 今、なぜ「原子論的物質観」なのか
 ~新教育課程「中学校化学」の展開は~

 このなかでも、「イオン」を学ばないでの「物質観」に不安を抱いている。
▼歳月は流れた。これからを語ろう。
では帰ってきた「イオン」をどう扱うのか。中学3年間の物質学習の最終ステージとして
これまでの実践、移行期の補助テキストを参考にしながら、次のようにアウトラインを描いてみた。
【水溶液とイオン】
(1) 食塩をつくる粒子
  「はじめにイオンありき」「原子の構造とイオン」
(2) 電離
  イオン式、「水攻め」
(3) 電解質・非電解質
  「世界の三大物質~金属・しおの仲間・さとうの仲間~」
(4) 電気分解とイオン
(5) 電池とイオン(2時間)

6~7時間の計画でいくつもりだ。詳細についてはこれからだ。

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コメント

楠田さん。
僕も久しぶりのイオンの学習(実はこの10年間も軽くはやっていましたが)を、今年どうしようかを検討しているところです。
教える側の「問題意識」を思い返し、
「おもしろ実験」「わかる実験」を掘り起こし、
授業の組み立てを考えています。
化学変化と熱の出入り、還元などの含む一連の授業をどうするか、教えて頂きたいと思います。

ところで写真の大賀ハスの種を別けていただくわけにはいかないでしょうか。
学校に作ったビオトープで育てたいと思うのですが・・・。

投稿: カクさん | 2009/10/18 18:36

カクさん
コメントありがとうございます。
どんな実験をするか、どのようなものを持ち込むか。
これまでみなさんに教えてもらってきたものをできるだけ生かしたいと思っています。
イオンについては、
とりあえず「はじめにイオンありき」でいきたいと思っています。「世界の三大物質」という視点、どこかで入れていきたいです。金属の偉大さも…。
 このあたりは、カクさんの方がいろいろくわしいだろうから、また教えてください。m(__)mペコリ

大賀ハスの種子については、また後ほどメールをさせていただきます。

投稿: 楠田 純一 | 2009/10/19 05:02

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