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日本のヒガンバナはすべてクローン!?

Dscf0873▼定点観測地のヒガンバナをはじめとして、彼岸の入りを前にして、一斉に花茎をのばしてきた。ものすごいエネルギーである。「あれよ、あれよ!!」という間のできごとである。
 もともとの私のヒガンバナの「ふしぎ!?」はここにあった。
このエネルギーはどこからやってくるのか。それは、一年をかけたヒガンバナのみごとな「戦略」にあった。そのみごとさは、「植物の生活」の有力な教材化への可能性をもっている。
それは、繰り返し語ってきたところである。
Dscf0882▼ヒガンバナには、さらに興味ぶかい「ふしぎ!?」がある。それは、どのようにして増えるのか。ということについてである。みごとな燃え立つような花、日本の人里を一斉に飾る花。
ところが、この花が不稔性であるというのだ。つまり種子をつくらないというのだ。
日本のヒガンバナは3倍体だという。ということは、減数分裂をしての有性生殖が不可能ということを意味する。
つまり、
日本のヒガンバナは、すべてクローン
ということだ。
定点観測地のヒガンバナも、校庭のヒガンバナも、ネットを介してみせてもらっている全国各地のヒガンバナも元をたどっていけば、同じところにたどりつくはず。
 なんという不思議だ。この「ふしぎ!?」を置き去りにすることなんてできない。

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