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新・「自由研究」のすすめ試論(20)

Dscf0211▼せっかくすごしやすい天気になったと思っていたら、そうすんなりとは、季節はかわりはしないようだ。また、ちょっと残暑がつづく。雲も空も、空気もだ。
 夏休み最後の週末は、夏のやり残しのないようにと「整理」にこってみたい。
▼そう思いだすと、やっぱりこの「自由研究」のことが、いちばん気になるところである。
「アカソナキヤ」方式
これでもう少し追加だ。
これからの「自由研究」を考えるならWebの活用は必須だろう。
10年前だって、そう言っていたけど、やっぱりそのころにくらべたらうんとリアリティがちがってきた。
プロの研究者だってそうしているんだから、ごくごく普通に。
▼では「アカソナキヤ」方式では、どこでWebを使うか。使うところまちがったり、そればっかりでは「研究」でなくなってしまう。
アタリマエを排除して、カンガエテミルトと、等身大の「ふしぎ!?」が生まれるときには、Webはいらない。
これをWebからもってきたりすることは、見栄えはよくなっても、それはどこか他人の「ふしぎ!?」なんである。
必要なのは、次
●ソウイエバ…「そう言えば」と、これまでの「知識」、「情報」とリンクしていくときである。
 ここのところが、大きく進化してきたところである。すごい情報量になってきている。検索術も、今さらのごとくあげることもなく、ごくごく普通のスキルとして日常化してきている。
 「そう言えば…」と、どんな情報に、自分の「ふしぎ!?」をつないでいけるか。けっこう勝負どころである。
▼続けての「ナントナク」と「ひらめき」、「キットソウナル」はずと「仮説」をたてたりする段階では、あんまりWebは有効ではない。その段階でWebにたよると、「等身大の科学」を見逃してしまうかも知れない。
必要なのは最後の
●ヤッパリ…「実験」「観察」をするとき、その結果を報告しあうとき。情報発信をするとき
このときだ。これがうまくいくようになると、「感動」を共有することができるだろうし、次なる「ふしぎ!?」につながるのだ。
「アカソナキヤ」方式
「ソ」「ヤ」でWebを!!

これが、蛇足的 私の提案だ。

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