【Web更新7/19】09-29「「自由研究」の研究」更新
いつのまに つい声かけん イガグリや
09/07/16 (木)撮影@安富
■楠田 純一の【理科の部屋】 週末定例更新のお知らせ
夏休みに入って、最初の更新である。夏休みに入っても特段大きくなにかが変化するわけではない。
ただ、ものごとの優先順序が少しかわる可能性がある。それも可能性だけだ。
やっぱり同じスピードで地球は回転していくのだろう。
「アタリマエ」のことを、「カンガエテミルト」とする機会がふえるかな。
◆表紙画像集2009 校庭の樹木シリーズ 栗
『歳時記は日本人の感覚のインデックスである』と言ったのは、最近とくに興味を持ちだした寺田寅彦の言葉だ。誰もが、自分の感覚のインデックスを持っている。私のインデックスのなかでは、栗は「秋」だった。
でも、だんだんと自然を観察していると変わってきた。インデックスの「概念くずし」がおきてきた。
あの梅雨が近づいてきたときの、長い長いやわらかな尾のような雄花、これまたその季節をよく象徴していた。
好きな栗の姿だ。あれが、どうしてイガグリに成長し、実りの秋を象徴するようになるのだろう。面白い。
と思っているといると「いつのまに」やら、イガグリは大きく育ちはじめていた。梅雨も明けぬというのに…。
◆【地球と宇宙】更新
「私」が「宇宙」に住まいしていることを実感する瞬間が近づいている。
どうも天気があやしい。でも「ふしぎ!?」だ。
あんなに正確に食の状況を計算し、予測できるのに。そんな「物理学」を手に入れているのに
わずか10㎞に満たない「大気の物理学」が、正確に予測できないなんて。
私にとっては、どちらも「科学」だ。どちらかだけに軍配をあげるわけにはいかない。だから面白い。
わかっていないこといっぱいなんだ。なおさら面白くなっていくのだ。
◆「理科の自由研究」の研究 更新
カンガエテミルト それこそ変なページをつくったものだ。
「自由研究」の意味など、あんまりこれまで考えてこなかった。考えはじめると、実に奥深く、これこそが、これからの理科教育の方向を示唆するものになるんではないかという気になってきた。
さらには、21世紀の「学問」「研究」のあり方、すすめ方とも関係してくるのではないかと思いだしたのである。
新・「自由研究」すすめ試論 を中心としながら、私論を「試論」していく。
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