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【授業】バナナの細胞を見る

▼早くもあれから一年である。ヒメボタルとゲンジホタルのコラボがみられる「ホタルウォーク」から。
あれは、ほんとすごかった。筆舌しがたい感動であった。
あんなすばらしい光景をあまりみたことない。それが今夜ふたたびである。
天気はどうだろう。あの「感動」は再び!!となるのか。
▼授業の三行レポも続けておこう。連続しての顕微鏡観察をつづけている。
「定番」ものの観察を続けている。
「定番」はいかにして、いつから「定番」になったのか。
この疑問は、残したままにしておこう。いつかは明らかにしたいものだ。
・タマネギ表皮細胞
・ほおの粘膜細胞
・オオカナダモの葉(今回はクロモ使用)
・ムラサキツユクサ  …
と続く教科書の「定番」。
Dscf3656▼私は、いつのころからかオオカナダモ(クロモ)とセットで「バナナの細胞」観察を定番としている。
クロモの葉で葉緑体をみる。そこが「緑の工場」だ。
偉大なる生産の現場である。細胞のなかで起こっていることだ。
生産されたものも、細胞になかに残っているはず、細胞中にその生産品(デンプン)をみてみよう。というのがバナナの細胞観察である。
▼3K(感動・簡単・きれい)の法則を充分に満たした、すぐれた教材である。
酢酸オルセイン(酢酸カーミン)いっぺんとうの染色にも、ゆたかさができてくる。
バナナの身のところをほんのわずかにスライドガラスにこすりつける。ヨウ素液で染色する。
ちょっと青いぐらいのバナナの方が、デンプンはたくさんみられるようだ。
まだ「甘く」はなっていない。デンプンが糖にかわっていないのである。
なんか納得である。(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン
細胞こそが「生きている」のだを印象づける。「定番」である。

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