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新・「自由研究」のすすめ試論(7)

Dscf3639▼青空がとっても新鮮で美しく見えるのは、「空梅雨」とは言っても、やっぱりそうでないときが多いからだろうか。
それにしても、雲の動きを見ていると飽きることはない。山際にそって発生する雲のかたちを見ていてもそうである。似たような場所から、似たような雲がつぎつぎと、そこには「ルール」がありそうだが、きっちりと予測不可能である。雲の発生自体は、「大気の物理学」の範疇であろう。しかし、雲のかたちの未来予測とまでとなると一筋縄ではいかない。これは、きっと複雑系科学の範疇なんであろう。
▼夏休みの理科の自由研究をそろそろ提案する時期が来ている。
実際に現場でもやりながら、この「試論」をすすめる。
「自由研究」でいちばんのポイントは「テーマ選び」にあるという。納得できる話だ。
この時期、本屋をのぞくと「テーマ選び」に関する本が、所狭しとならべられている。「定番」から「新ネタ」までいろんな本が紹介している。それは、食傷気味になるほどである。
▼でも、ほんとうのおもしろネタは、自分のなかにある。
ずっとずっと、自分で「ふしぎ!?」と思っていることが、ひとつやふたつはあるはずだ。
それだ!!
等身大の「ふしぎ!?」というやつだ。それこそ最高のおもしろネタである。
おもしろネタ紹介本やネット情報は、それを誘い出すためにある。
等身大の「ふしぎ!?」はどこかで置き去りにされてきた。
「それがわかるためには、もっと勉強が必要」
「それは、その道の科学者にまかしておけば…」
「…」
なんとでも言い訳しながら
▼等身大の「ふしぎ!?」の謎解きをする。それこそ、「等身大の科学」。
21世紀の今、「等身大の科学」といちばん近い位置にある科学は、雲の未来予測の科学、「複雑系の科学」だ。
それが、今、いちばん面白い。
「ふしぎ!?」はいっぺんに解決してしまう必要はない。
わからないことはわからないこととして、ずっとずっと追い続ければいい。
面白いのは、このプロセスを楽しむことだ。
それが、21世紀型「自由研究」!!
▼この夏の間に、もう少し具体化しよう。それが、私の「自由研究」!!

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