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新・「自由研究」のすすめ試論(13)

Dscf4622▼「日食」の感動と「大賀ハスの蕾」の感動の余韻が入り交じる昨日。それでも地球は回っていた。
大賀ハスの蕾をつけた花茎はグングン伸び、日食の余韻残す空は、積乱雲が見られる夏空に向かっていた。阪本さんによれば、この蕾が少し時間をかけて、あこがれの「ハスの華」になるという。
 それは、8月の初旬だろうか。ゆっくりゆっくりと観察を続けよう。そのスピード感覚を読みながら。
▼こちらの方も、ゆっくりとだ。変に加速することはやめよう。
新・「自由研究」のすすめ試論 だ。
「アカソナキ」5段階方式
まで、書いていた。
等身大の「ふしぎ!?」をこの方式で「研究」をすするわけだ。
 次は、これをどう「つなぐ」かだ。
▼「日食」の観察で考えてみよう。
「ふしぎ!?」はひとつではない。この世の中には多様な「ふしぎ!?」がある。
その多様な「ふしぎ!?」がつながりあってある。
つながりが見えてきたとき、あらたにゆたかな「ふしぎ!?」が見えてくる。
・月、地球、太陽のスケールの違いのリアルな認識から、宇宙スケールの「ふしぎ!?」がはじまる
・ピンホールの「太陽の像」を見ることにより、光の「ふしぎ!?」がはじまる
 なんで穴を通だけで像ができるの
 レンズは何をする道具なの
 「ふしぎ!?」を科学するところから 技術が生まれた。 カメラの歴史
 光は直進するから像が見えるのでは 
 アインシュタインが、日食で見たものは
・雲がかかって見えなかったても、もっと「ふしぎ!?」な雲は見た。雨がふったかも知れない。
 そこにも宇宙スケールの「ふしぎ!?」はある。
あげていけばきりがないほどだ。
▼つながりで観ていけば、小さな私の「ふしぎ!?」はどんどん豊かにふくらむ「ふしぎ!?」になる。
さらに、自分の「ふしぎ!?」をつなぐだけでなく
他の人の「ふしぎ!?」につなぐと、もっともっと面白くなっていく。
それが、人から「学ぶ」ということ。
これからの「学び」は「学び合い」としてしか成立しない。これは何度も何度も確認してきたこと。
これらの営み総体をさして、「学問」というのかも知れない。


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コメント

こんにちは。楠田さんのblogを「大賀池日記」に転載させていただきました。
http://lotus.blog.ocn.ne.jp/ohga/

投稿: sakamoto | 2009/07/24 15:07

阪本さん
おはようございます。
転載ありがとうございます。うれしいですね。
私と「同い年」の大賀ハス、やっぱり思い入れ深いですね。府中も、大賀池もまた行ってみたいです。

投稿: 楠田純一 | 2009/07/25 07:13

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