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新・「自由研究」のすすめ試論(6)

Dscf2816▼昨日で、我が「大賀ハス池」は植え替えから10週間が過ぎた。水面に、大賀ハスの葉が占める面積は飛躍的に拡がっている。大賀ハスの葉には、水滴がころがっている。次々と伸びてくる葉も、巻葉の状態からすでに大きくなったものが多い。ふたつ迷っている。ひとつは、雑草等を除去するかどうか。もうひとつは、二度目の追い肥をいつどれだけやるかである。できるだけ手の加えないで、「そのまま」を観察するか。大賀ハスの成長を第一に考えてやるかだ。この一週間の課題だ。
 いずれにしても、この観察が、今年も私の夏の「自由研究」のひとつになることはまちがいない。
▼「自由研究」と言えば、今年もその季節が近づいてきた。
ちょうど孫娘の誕生を記念して、「理科の自由研究」の研究のページを立ち上げて一年である。
昨年度、このページのなかで、『新・「自由研究」のすすめ試論』なるものを書き始め、夏休みの終わりに「新・「自由研究」すすめ試論(5)」でまとめて、それを「紀の国オフ」に持っていき【理科の部屋】のメンバーに発表した。
さすが【理科の部屋】のメンバーである、熱心に聞いていただき、示唆もいっぱい受けた。
うれしかった。
▼今年も、そのつづきを展開しようと思う。
まず、試論(5)の提案2つ これからである。
【提案 その1】
 まわりの大人(親・教師)も、「自由研究」をはじめよう。それが究極の「自由研究のすすめ」になる。
さらには、それが「最新・学問のすすめ」になる。

【提案 その2】
 プロの研究者(研究者であることを自認するすべての人)は、自分の「研究」の面白さ、楽しさを多くの人に伝えてほしい。未来の自分の「研究」のためにも。

▼私自身のことを考えてみる。この一年間のあいだにも、いくつもの「自由研究」のテーマができてしまっている。
丁度、この試論(5)を書いたすぐ後に、「クマムシ」本二冊とであった。
これで自由研究は「きまり!」だと思った、ところが現物に出会う前に、「コウガイビル」なるものに出会ってしまった。今の私には、これへの興味の方が優先してしまっている。
 先の「大賀ハス」も進行形である。「ヒガンバナ」「丹生」「磁石石」等もそのままだ。
そのほかにも、授業研究と並行して「理科教材史」「日本理科教育史」の興味も深まる一方である。
▼それでも、【提案 その1】を受けて
現時点で、確信をもって断言できることがある。
「「自由研究」のすすめ」の究極は「新・学問のすすめ」である。

 

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