ScienceWindowをテキストとして
▼学校に「日常」がもどってきた。さわやかな風薫る初夏だ。空も「日常」を取り戻したかのように青空だ。たまたま時間割の関係で授業はなかった。今日はある。どうすべきか、まだ迷いはあった。簡単にそのことにふれて「21世紀のガリレオに」の授業を続けるか。それとも特設の授業を組むか。特設の授業を組むための準備はできているのか。
▼決めた!一時間だけ、今の私にできることをやろう。
いろいろ資料を考えてみたが、現時点では、最初に見たScienceWindow2008年12月号特集「ウイルス」がいちばんコンパクトにまとまっているように思う。
とは言っても、むずかしい用語もいっぱい出ている。今から学習することもある。そのことのすべてをこれで理解してしまうなんてどだい無理なこと。
生命科学の最前線を一時間でなんて元々できるわけはない。
でも、科学することが日々の生活に有効というのなら、できることはやっておかねばならない。
▼内容をもういちど読みなおしてみた。
特集「ウイルス それは何?どうつき合うのか」
○ウイルスは、私たちに生命の本質を教えてくれる
○正体を探っていこう
○いつ誰が発見したのか?
○どうやって増殖するの?
○たかがインフルエンザ、されど……
○ウイルスは生きているか
○新型インフルエンザウイルスから身を守る術
どのテーマひとつとっても、一時間の授業ではむつかしい。
今の時点で授業として成立させる力量は私にはない。単なる「考える」資料提示になると思う。
▼「教えることは教えられること」だと言ってきた。ならば、この資料を提示して生徒たちから学ぼうと思う。
「生命とは?」という今世紀最大の「ふしぎ!?」を一緒に学びはじめようと思う。
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