【授業】「授業びらき」を構想する
▼ケヤキの若い葉がゆれている。ゆらせている風は、春風を通り越して、まるで初夏の風だ。「先生!滅茶苦茶熱いですね(^_^;)」と声をかけてくる。
動き回る生徒たちには、自分たちの季節到来と思ったのだろうか。
▼いよいよ授業をはじめる。今日は「授業びらき」である。今回は、その直前の記録だ。
年間の授業の構想は、すでにここに書いた。構想はあくまで「構想」にすぎない。そういうことができる可能性もあるが、それが単なる「絵に描いた餅」ということもある。
構想が具現化するかは、「はじめの一歩」にかかっている。と思ってしまうと、すごく緊張する。何年やっていたってそれは変わらない。特にあがり症の私はそうだ。(^^ゞポリポリ
▼まずは、授業のスタイルについて話をしよう。
そして、コンテンツつまり中味だ。「移行期の理科授業を構想する(1)~(5)」をコンパクトにして話をしよう。
最終的に義務教育を終える時点で、どんな「私の科学」ができているかが課題だ。
自分の未来を切り拓く「科学」をもたせることができるだろうか。それは私の課題でもある。
▼今日の目玉のひとつは「コウガイビル」だ。
生徒たちが発見した生物だ。今なお、元気に生きている。
不思議だ。
この「ふしぎ!?」を大切にしよう。この「ふしぎ!?」から出発して、不思議の謎解きに挑戦しよう。
それが「科学」だ。どんな単元やっていても同じこと。
わかったような顔をするのはやめよう。自然界は「わかっていない」こと方が圧倒的に多いのだから…。
さあ、もう時間だ。両クラスとも、今日が「授業びらき」!!
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