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「記録タイマー」はどこから

Dscf1666▼久しぶりに、晴れている校庭の朝の散歩である。雨で洗われた里山のみどりは、益々新鮮さを増し続ける。ふもとのツツジ、サツキ、花水木等々も色鮮やかである。さわやかと言ってしまうには、ちょっとさむかったかな。
力強さを感じさせたアメリカフウの木の芽は、いつしかそれらしく若葉に変化していた。それだけ「時間」が過ぎたのだ。そうだ、まちがいなく時は確実に経過して言っている。
「きみも21世紀のガリレオに」の授業をすすめなければと思いつつも、断続的にしか授業ができない状態でいる。
 「ビースピ」教材化の歴史を概観しているあいだに、いろんなところに興味がでてきた。
ひとつは、『記録タイマー』だ。実際には、次の時間にこれを使って生徒実験に入っていくつもりなんだ。
これってあらためて考えてみるとすごい実験器具ですよね。私が理科教師になったときにはあったから、なんのためらいもなく、これ使ってきたけど。
 「ビースピ」の登場で、記録タイマーいってんばりの実験が変わった。と言われたりするけど、「記録タイマー」だ
って、どうしてどうして、はじめて出会う生徒にとっては、驚異の実験器具だ。
これまで授業で、けっこう楽しくやってくれたという記憶がある。
 これも、以前のカーボン紙でやっていたのに比べたらすごく進化してきている。「放電式」になってきている。
(゚o゚)ゲッ!! 浦島太郎だ。
▼そもそも、この「記録タイマー」は、どこからやってきたのだろう。それ以前はどうだったのだろう。ガリレオから400年、ガリレオの実験はどんな実験器具を使って再現されてきたのだろう。その実験器具を使って、どのように教えられてきたのだろう。そんな歴史が知りたくなってきた。
 それは、専門家にまかしておけばいいという考えもあるが、私は授業するのは私だから、やっぱり自分なりに「ふしぎ!?」を解決してみたいのだ。これが等身大の科学だ。
それこそが「21世紀のガリレオ」に通ずる道だと思うから…。
▼とは言っても、私は「無手勝流」。
大学の研究室にいるわけでもなければ、図書館に通う時間があるわけではない。
あるのは、これまでに手に入れた限られた資料とWebがあるだけだ。
まずは、手持ちの資料に、この興味に答えてくれるものはないか。すこし考えてみた。
思い当たる第一はこれだった。
■『理科教育史資料<第5巻理科教材史Ⅱー物理・化学教材史>』(板倉聖宣他編著 昭和62年 東京法令)
さっそくあった。私の疑問に応え、ふくらませてくれる文章が…。
「第5章アトウッドの落下実験器とその後の動力学実験教材」(P128)
いや実に面白い、興味深い切り口だ。

つづく。

 

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コメント

ごぶさたしてます.コメントは初めてと思います.

記録タイマーは,たぶんPSSC物理が最初では.今手元にないので,今日家で確認してみます.

投稿: 殿村洋文 | 2009/04/28 09:09

殿村さん
こちらこそご無沙汰しています。コメントありがとうございます。<(_ _)>
「PSSC物理」のこと、ありがとうございます。
翻訳本、お持ちですか。
今日あげた板倉さんの文章なにかで読めますかね。

投稿: 楠田純一 | 2009/04/29 06:54

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