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【Web更新3/8】09-10【天気の変化】更新

Dscf0101 啓蟄や 蒸気もまた 枝 留まり
 09/03/05(木)撮影@安富

■楠田 純一の【理科の部屋】 週末定例更新、今年になって10回目の更新である。福岡伸一の「動的平衡」は、生命の営みの現象をさして表現した言葉だ。しかし、それはやがて、ひとつの世界観の表明のようでもある。
 修羅万象すべてが、更新することに「営み」の意味が存在するような気がする。
このWebページ・blogまでもが…

◆表紙画像集2009 校庭の樹木シリーズ カエデ
 春は、ほんとうに大気に含まれる水蒸気の量が多いようだ。それが、「飽和」状態になって、我々の目にも見えるようになって、姿を表す。それは、ときに木々の枝にとまったりする。
 それが、とってもきれいだ。これをなにか、表現したような言葉はないのかな。
 角川の「俳句歳時記」(第4版)を買いそろえた。ふつうの人にとっては今さらなのかも知れないが、私にとっては、とても新鮮なものに思える。いつか本格的に俳句をはじめたいという気持ちがないわけではないが、今はシロウトの横好きである。その歳時記をページめくってみるが、この水蒸気の「枝にとまった」姿を表した言葉がない。
 そのついでに、みつけた有名なことば いいな。さすがだ
 寺田寅彦の
「歳時記は、日本人の感覚のインデックス(索引)である」
いやおみごと!!

◆【天気の変化】更新
 この単元も、終盤である。ここまできて言うのも、へんな話だが、Webで「お気に入り」をみつける授業をしていて、その豊富な情報をみていて、これまでとまったくちがった授業展開が必要なのではと思えてきた。
これからの時代に、もっとふさわしい【天気の変化】の学習があるような気がしてきた。
 インターネット元年に生まれた生徒たち。頭にある「地球」とは、どんな姿をしているのだろう。
私が頭に描く「地球」とは、どこがどのようにちがうのだろう。確かめたくなってくる。


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