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【授業】大気の大循環から明日の天気へ

Dscf0183▼卒業式が終わった。学校の最大の行事が終わった。それはひとつのことの終わりであり、はじまりである。
ひとつの時代と世界の終わりである。学校には季節がある。その季節の節目である。
現場にいて、この行事を体験するのもあと数回ということなってきた。感慨もひとしおである。
 ふだんは、学校の最大にしてかつ最高の行事は授業である。というのが、私の持論だ。
でも、この卒業式だけは例外である。すべてを集約した<ハレの行事>だ。
こんな気分のときはやっぱり 真壁仁の峠だ。
実にいい!何度か音読してみる。
 

みちはこたえない。
 みちはかぎりなくさそうばかりだ。

▼「大気の大循環」の授業は、卒業式の準備の最中にやった。実に中途半端な、準備も不十分のなかやった。
なんとも、ふがないことしてしまった。こんな面白いところをつまらなくしてしまってはたいへんだ。
これまでの実践では、もっとも大切にしてきたところである。
この単元の授業で、私自身がいちばん「感動」した部分でもある。
 以前に使っていたプリントの部分を再度印刷して、準備をして再度挑戦である。
それを今日やってみる。
▼授業の前で、こうやってみようと言うのも面白いかも知れないと思い書き続ける。
まずは、太陽からのエネルギー
そして、そしてハドレー循環だ。次に、そこから地球上の大気の大循環に入る。
そして、地図上に貿易風、偏西風、極風を書き込んでみる。
書き込むときに、コリオリの力を意識する。北半球では、右へずれるのである。
そして、偏西風を強調する。
ここで、堀江謙一と鹿島郁夫のヨットで太平洋横断をあつかった【読み物】『貿易風と偏西風』
これは、やっぱりあつかってみようと今思った。まだ印刷していない。朝印刷だ。
▼「偏西風」いろいろやりたいことがある。
「光は東から 天気は西から」の源がここにあるわけだから、やっぱりここにもこだわりたい。
今からの季節、黄砂もやりたいな。火山灰も…。
ジェットストリームについてもやりたい。「ふ号作戦」の風船爆弾だって、本まで買って調べていたことがあるのだから、ここでやらなければ、やるときはない。(^_^;)
でも、盛り込みすぎると、授業はぼやけてくる。うーん迷うな。
▼風をあつかったら、次は雨だ。ここでも「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」を使ってみる。

そうすると、すぐに見えてくるのだ。「熱帯ビシャビシャ ジャングル地帯」が。
そして「世界の砂漠」が。
世界の砂漠の地図に、20°と40°のラインをひいてみる。
世界の砂漠は、みなおさまる。感動である。
?(゚_。)?(。_゚)?でも、例外がある。「ゴビ砂漠」だ。降りようとしたら、世界の屋根ヒマラヤがあった。
やっぱり例外ではなかった。納得だ。(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン
▼これで、世界の気候は見えてくる。
そして、「日本の気候」へ、さらには明日の天気へ これが【天気の変化】最終章 私の描いたシナリオだ。
シナリオどおりにいかないのが、授業の魅力でもある。
今日 最終章リベンジからはじめる。さて…。
 

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