【授業】今、「黄砂」も西から
▼昨日の空は、なんともすっきりしなかった。なんだろう、単なる曇り空というのでない。なにか霞がかかったようなぼんやりとした感じだ。ひよっとしたら「黄砂」か。(゚o゚)ゲッ!!
ネットで天気予報をみてみる、あたりだ。黄砂のシーズンになってきているのだ。
▼気象庁の黄砂情報(実況図)や黄砂情報(予測図)をみていると、リアルタイムに黄砂の流れがわかる。それは、同時に大気の動きでもある。
なんという偶然であろう。授業では、今まさにそれをやっているところだ。
地球をとりまく大気の大循環をあつかっている。最初に、赤道付近が年がら年中、太陽からのエネルギーからたくさんもらう。その付近の大気はだからいつも上がっている。
そして対流をおこす。上がった大気は、極をめざすが、そこまではいかない。案外はやく込み合ってしまい30°あたりで下がる。ハドレー循環だ。
大まかに三つの循環をみる。そして、地表近くの流れ(風)をあつかう。
世界地図に書き込んでみる。貿易風、偏西風、極風を…
▼とりわけ重要視したいのは、偏西風だ。「光は東から 天気は西から」はここからきているのだから。最初にあつかうのは、ここでの定番。
堀江謙一の「太平洋ひとりぼっち」(1962 偏西風)と2年半後の鹿島郁夫のヨットでの太平洋横断(貿易風)だ。
定番以外にもいろいろあるが、ここではリアルタイムに「黄砂」。
「窓の外を見よ!!これぞ西からだ!!」
なんとリアルタイムに、大気の大循環を教えてくれていることか。
やっぱり、最高の教科書は自然!
黄砂予測図をみていると今日はもっとすごそうだ。どんなようすになるだろう。しっかりみておきたい。
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