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【授業】「晴雨予報グラス」

Dscf9461▼昨日は、陽気に誘われて、久しぶりに「あじさい公園」の観察池にでかけた。とは言っても時間にして数分の校庭の一部のようなものだ。でも、しばらくは出かけていなかったのである。イモリくんたちも、陽気のせいか、池の底に顔をだしていた。そこからも「雲見」をやってみた。
 それにしてもどうなんだ。このポカポカ陽気は…。
「春一番」の風が吹いて、寒冷前線が通過してそして、その後には冷たい空気が再び…、が教科書のシナリオではなかったのかな。やっぱり、いつもシナリオどおりにやらないのが「お天気劇場」か。
 シナリオ知りたければ、「雲見」しかない!!
▼今朝も、武田さんの南極の空をみた。そしたら、夏の太陽が眩しく輝いていた。そうなんだ、「真夏」なんだ。あたりまえのことに今さらのごとく気づいてみたりする。
 そして、そこにも雄大なる「雲見」があった。
 観察場所、季節がちがえば、当然「雲見」のようすもちがってくる。そのちがいが面白いのだ。
同じ舞台で、さまざまな「お天気劇場」が上演されている。
Dscf9415▼この「お天気劇場」のシナリオを上演前に読みたくて、いろんなものを人間は使ってきた。
そのひとつに「晴雨計」というものがある。
 それを少しおしゃれにして、インテリアにもいいようなものがあると、【理科の部屋】4@folomyで阪本さんが教えてくださった。ネットでも簡単に入手できそうだったので、【授業】「天気は気圧だ!」に持ち込むと面白いだろうと考え、手に入れた。
■「晴雨予報グラス」
http://item.rakuten.co.jp/newton-style/int117200/
これは、なかなかおもしろい、最近ではカエルのかたちをしたものもあるようだ。
▼最初に、大気圧と天気の変化の関係に気づいたのは、あのマグデブルク半球のゲーリケである。
ここで、原子論的物質観と大気の物理学とがつながる。
 ゲーリケは、「真空」を実現させただけでなく、これを利用して「空気の重さ」(大気圧)の変化と「天気の変化」とを結びつけた。
 「お天気劇場」の未知なるシナリオを読もうとしたのである。「バロメーター」のはじまりである。
「晴雨計」の歴史を調べてみるのも面白いかも知れない。
 そんなこと思いながら、これを教室にもちこんだ。

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