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【授業】教室に含まれる水蒸気

▼昨日もいったい何をやっているのだろうと思うぐらいの忙しさであった。でも「雲見」は欠かさなかった。そんなたいそうに言うほどのことではない。
 「雲見」を続けながら、呼びかけながら、ひらめいたことがある。まだ「かたち」にならないことだ。でもここには書きとめておこう。
■「雲見」の連帯
■「雲見」表
いずれも、もう少し自分の頭のなかで整理できたら書いてみよう。
Dscf9169▼「新・私の教材試論」のこともあるが、授業の方も書き続けておこうと思う。あまり時間をおくと、忘れ去ってしまいそうだから…。ここでは、ともかく「中学理科全時間」というのが目標だから、「うまくいった」「失敗だった」という次元ではない。まずはとらえた「事実」を。
 「飽和水蒸気量」「湿度」「露点」、計算ドリルも含めて2時間のあとである。
もう一度、ふりだしにもどる。計算ができるようになったからと言って、即、空気・水蒸気がよく見えるようになったというわけではない。あたりまえだ。
 そんな簡単ではない。
見えない空気・水蒸気の話はやっぱり不思議。この不思議を解きたい。
そして「雨がどうしてふるのか」に行きたい。
Dscf9196▼そこへ行く前に、もうひとつステップを作ってみた。それがこの授業だ。
「今いる、この教室のなかにも、水蒸気が含まれている。いったいどのくらいの水蒸気が含まれているのだろう。」
この授業を私は以前からちょっと気に入っている。
授業をやっていて、自分でも授業の意義のようなものがわかるからだ。
具体的、「見えない水蒸気量」ただ数量化するだけでなく、具体的に可視化するからである。
これまたステップを作っている。
【ステップ1】教室内の湿度を知る。
【ステップ2】教室内の空気1m3に含まれる水蒸気量を求める。
        飽和水蒸気量×湿度
【ステップ3】教室の体積を測る。
【ステップ4】教室全体の水蒸気量を求める。
【ステップ5】求めた量を目に見える「水」で確認する。
 目標は、【ステップ5】である。明確である、そこがいい。
計算はプロセスに過ぎない。
▼ほんとうは、もう少しくわしく書きたい。でも時間切れである。
明日に続けるかも知れないが、そこはわからない。

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