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【授業】上がるとザアザア…(2)

Dscf9329▼2月の空は、ほんとうにコロコロと変わっていく、「雲見」の有効性がわかるときかも知れない。次々と繰り返されるこの「大気の大物理実験」に、初心観察者の私はついていけてないところもある。
 「マイ気象台」のバロメーターにたよってみようとするが、それよりも空を見る方がはやい。
みるみるうちに空は「雨 雨 ふれ ふれ ラン!ラン!」
▼天気の不思議・謎解きの第一方程式『上がるとザアザア 下がるとカラカラ』の話を続ける。授業では、「雲をつくる」授業のあとに、「雨はどのように」という時間を設定もしているが、それは、もう一緒にして報告する。
ともかくここまでの授業が、この言葉を理解するためにあった。
▼実際の授業では、例の飽和水蒸気量のグラフを簡単に板書する。もうほんとうに簡単にだ。
何度も何度も、この話をするたびに書く。そして究極は、脳裏にこのグラフを貼り付ける。
そして繰り返す「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」と。
▼いつでも、どこでも、誰でも 
使えるから科学だ!
「高いレベルの科学」とは、こんなもののことをさしていうんだろうと思う。
「天気のコトワザ」(冬休みの課題研究にもした。)をこのあとの授業に入れていきたいと思っているが、
これはある意味、究極の「天気のコトワザ」である。
あまりに気に入った私は、
それむけの科学読み物『上がるとザアザア 下がるとカラカラ』をつくったこともある。
ちょっと雑な文になっているが、考えは今もかわらない。
▼今回は、日本の天気、世界の気候への応用は、後回しで、時間の許すかぎりということでいきたいと思っている。


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