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【授業】大気中の水蒸気

▼今日は、はやくも「みそか正月」だ。2009年も1/12は終わりである。なんというスピードだ!!
授業で、直径13㎝の地球儀を教室に持っていっていたら、休憩時間に、生徒たちが遊んでいた。
「おまえ、何日行けた?」「○○日!」
?(゚_。)?(。_゚)?
何をやっているんだろうと、見ていたらミニ地球儀を一回だけ手をふれて回転させて、何回回転するかを競いあっているのである。
( ゚o゚)ハッ
そうなんだよな。一回転すれば、一日なんだ!!
そうすると、今年になってからもう30回も回転してしまったんだ。
誰かが言った。
『おれなんか、一年なんかすぐやれるぞ!!』
▼昨夜から、すごい暴風雨である。今朝、外に出たら、雨はやんでいたが、風は残っていた。
大気はどうなっているのかな。「天気のツボ」から、天気図をみる。
なるほど(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン
暴風雨の正体がわかる。やっぱり行われているんだ。
絶え間なく「大気の大物理実験」が。
よーし、この不思議・謎解きをもっとすすめよう。
Dscf9070▼授業は、「私たちが大気の海の底にすむ」こと、「大気層のきわめてうすっぺらい」ことをやってきている。
次に問題としたのは、この大気に含まれる「水」だ。
ちょっと前単元を意識して「H2O」を連呼する。
H2Oの三つの顔を確認する。それが、分子の運動の状態によることは簡単に図にしめす程度にした。
ここで、【三態変化】の学習が生きてくるところである。
 さあ、この「気体ビュン ビュン…」になってしまったH2Oをどうしたら、「見る」ことができるだろう。
そんなところからはじめた。
▼教科書の流れにそうかたちで三つ「科学の言葉」をおさえた。
意識的にゆっくりとていねいに
●飽和水蒸気量
●湿度
●露点
と。

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コメント

娘が先日、「おてつだい」をテーマにスピーチの文章を作っていました。
朝の「窓の結露ふき」と帰宅後の「洗濯物をたたむ」こと。

前日が鍋料理・朝の気温が低いと、結露量が多い、
天気が悪い・気温が低いと、洗濯物の乾きが悪い、
この辺りには気づいたようですが、
なぜそうなのか、完全には気づいていません。
この辺りが「なぜ?」という形でスピーチは終わっていました。

教えたいけれど、ここは我慢です…

投稿: いっちゃん | 2009/02/01 16:00

いっちゃん おはようございます。
いいですね。
「おてつだい」と不思議の「科学」がつながるなんて最高ですね。
 ゆっくり、ゆっくりとつながりに気づいていく、きづいたとき「大発見」があるんだと思います。
 それは、人類がながい時間かけて、気づいてきたことでもある。

投稿: 楠田純一 | 2009/02/02 04:02

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