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最高の教科書は「自然」!

【化学変化】の単元を終えて、次の【天気の変化】を考えはじめている。まずは、教科書を概観するところからはじめた。前にここをやったときは、現行学習指導要領の前だっただろうか。
今年度、授業をやるようになってすごく驚いていることに、教科書の様変わりだ。
「ものたりなさ」を感じる人もいるようだが、私には、うれしいところもいっぱいある。
「あれ!こんなの教科書にのるようになったのか」と感動することすらある。
たとえば
「究極のクリップモーター」「なんでもスピーカー」「カルメラ焼き」「ビースピ」等々である。
もっと古い話で言えば
「液体窒素」や「ゼネコン(手回し発電機)」などは今や定番ではないか!。
そう言えば、今年の共通一次に「ゼネコン」は登場していたのでは…。
私たちが、「これぞ!」と思って夢中で取り組んできたものが、市民権を得て教科書に登場しているのである。
それは、やっぱりうれしいこと。
▼ちょっと話がそれてしまいそうだ。(^^;ゞポリポリ
迷っていたのだ。次の単元【天気の変化】を教科書通りの順番でやるか、それとも、これまでの自分の実践してきた順番でやるか。教科書だって、使いやすくなっているし…。
Dscf8894_2 迷いながら、空を見た。まさに雲ひとつない「快晴」。そして、やり残し仕事をかたづけに、西へ十数㎞車を走らせた。そしたら、空から白いものがチラチラと…。あれ…?(゚_。)?(。_゚)?
そこで、はたと気づいた。
 なにを迷っているか。なんと小さな「こだわり」を抱いているのだろうか。
ここにあるではないか。教えたいこと、学ばせたいこと。ここに最高の「教科書」が。
学ばせたいのは、今、まさに自分のまわりで進行形で展開する「大気の物理学」。
そして、数時間後の明日の天気を予想する「学力」
だから、どのように授業を展開するかは、この「教科書」に準ずればいい。
▼この理科の授業づくりの大大原則。
もう一度自分でも確認しよう。
・最高の教科書は「自然」そのもの!
・最高の指導書は「子ども」!

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コメント

御無沙汰しています。
相変わらず、バタバタしています。

上の子は、来年度からの「理科」をとても楽しみにしています。
下の子は、4月の入学を心待ちにしています。
いつの間にか大きくなってる、そんな感じです。
親として心がけているのは、
あえて答えをすぐに与えないことぐらいでしょうか。
今は、目の前の不思議をじっくり見て、
どうしてだろうと考え続けてほしいと思っています。

実際はゆっくり待ってやる余裕などなく、
子どもを引きずってる毎日かもしれませんね。

投稿: いっちゃん | 2009/01/25 20:32

いっちゃん おはようございます。
コメントありがとう。うれしいです。(^^)V

>今は、目の前の不思議をじっくり見て、
どうしてだろうと考え続けてほしいと思っています。

とっても大切なことですよね。
「不思議」の謎解きは楽しいことそれを印象づけたいですよね。
 いくつになっても、不思議なものは不思議!!
昨日もずっと「雲見」(くもみ)をしていました。
青い空はどうして
雲はどんどんかたちをかえるはどうして
あの色は ?(゚_。)?(。_゚)?
いくらでも不思議が生まれくる。

ゆっくり 楽しみながら いきましょう。

投稿: 楠田純一 | 2009/01/26 04:57

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