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【授業】金属の燃焼

『記憶せずに記録する』はあの梅棹忠夫さんの言葉だ。
その記録もできだけリアルタイムなものがいい。色褪せたり、変形しない方がいい。
私は、自分の拙い授業のすべてを「記録」できたらと考えている。
「教材試論」の方に、あまりに書きたいことが出てきてしまったもので、そちらの方を数日優先させてしまった。
▼ここで授業にもどる。
大まかに流れを復習してみると
「はじめに原子ありき」→「化学式」→「化学反応式」→「分解」→「化合(燃焼)」→「化合(Fe+S)」→「質量保存の法則」→「定比例の法則」となる。
ひとつのクラスは質量保存の前、もうひとつは、「炭素の燃焼」「金属の燃焼」を終えたところである。
「燃焼」(酸素との化合)のところで限って言うならば

流れはこうだ。
「水素の燃焼」→「炭素の燃焼」→「金属の燃焼」
▼「炭素の燃焼」までは、報告していた。
もうひとつのクラスの「炭素の燃焼」もやった。
同じように「竹炭」で今回は挑戦した。
前と同じように「白いモヤモヤができる」これは、なんだろうわからない。
炭素の微粒子だろうか、竹の炭は繊維質が多くて、木炭とはちょっとちがうのだろうか。
ここでは、「すっかりと消えてしまう」というところに、不思議があり、感動するのだからこれはまずいのかも知れない。(要検討!)
 それでもきっちりと驚いてくれた。
『あれ、炭消えとる!』
さすがに、今回は「風船のなかに入ったんやろ」の発言はなかった。
たまたま今回は、ゴム風船をつけたゴム栓を、実験中に落としてしまった。
質量も測ってやっていたので、これは私の失敗である。
でもやりなおしはせずに、質量を測ってみた。
やっぱり質量が若干減っていた。
つかさず、誰かが言った。
「さっき、風船のんとれたやン」
おお、見えている。すごい!!
化学反応式で、再度確認した。
▼時間のピッチをあげた。「金属の燃焼」も一緒にやった。
最初は、スチールウールである。
あのスチールウールを丸めて燃焼させるという「定番」実験は教科書から消えている。
なつかしいな あれ!。
今回は「鉄でもかたちを変えれば燃えるぞ」とあつかうだけ。
鉄粉をトーチランプの炎のところで撒いてみた。
「きれい」「あっ 線香花火や」
できるのは「酸化鉄」と。
つづいて、銅粉でやってみる。青緑の炎になる。
もっときれいな大きな炎になった印象があるが、これは粉の大きさにもよるのだろうか。
こうして、花火はつくられると話だけ。
化学反応式を書いてみた。あまり抵抗なく書けるようになってきている。
つぎは、マグネシウムリボンを燃焼させてみた。
あいからず人気は高い。「目がおかしなった」はやっぱりでる。
これも化学反応式を書いて確認する。
「金属の燃焼」には、これまでけっこうこだわってきただけに、
それにくらべたら、今回はほんと「あっさり」とだ。

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コメント

質問です。
「銅粉でやってみる。青緑の炎になる。」
とありますが、私(中学生です)の持っている参考書には「銅は燃焼しない」とあります。
青緑の炎になるということは、燃焼するということでしょうか?
すみません、あと銀は燃焼しますか?
教えてください。

投稿: vgt_db | 2009/04/19 01:24

どうも
「ふしぎ!?」に思ってくださってありがとうございます。なるほど、まぎらわしい表現になっていますね。
銅が青緑色の炎をあげて燃えるというわけではないです。トーチランプの炎が…。という意味です。
銀はやったことないです。
「炎色反応」なんかも調べてみると面白いかも知れませんね。なんの答えにもなっていないかも知れませんが、そのように「ふしぎ!?」を大切にしながら勉強すすめてください。きっといっぱい面白いことわかってくると思いますよ。学校の先生にも聞いてみてください、「ふしぎ!?」が深まったり、拡がったりしてますます楽しいですよ。
 

投稿: 楠田純一 | 2009/04/19 07:20

ありがとうございます
実は学校の課題プリントに
「鉄、銀、マグネシウムをバーナーで加熱⇒加熱後、質量が変わらないものはどれか」という問題があって、答えは「銀」みたいなんです。
鉄はスチールウール、マグネシウムはマグネシウムリボンでそれぞれ燃焼の実験があったので酸素と結びついて質量が増えることはわかります。
ただ、銀はどこにも載ってないし、調べると燃焼する金属としない金属があるようなので・・
変な質問をしてしまってすみませんでした

投稿: vgt_db | 2009/04/19 15:06

どうも応答ありがとうございます。
そういうことだったんですか。
酸化銀の熱分解の実験はみましたか。
「酸化銀」があるということは、酸素が化合しているんですよね。
「ふしぎ!?」はいっぺんに解決しようと思わないで、ずっと持ち続けておくと、( ゚o゚)ハッと謎がとけるときがありますよ。
それが、とっても面白いですよ。

投稿: 楠田純一 | 2009/04/20 05:03

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