授業【天気の変化】を俯瞰する。
▼今朝はとても冷え込んでいる。テレビの天気予報が言っていた。
「この冬一番の冷え込みになるだろう」と。
その通りになっている。
大気はどうなっているんだろうと「きょうの天気のツボ」を見る。
そこから天気図も、「西高東低」
なるほどと、見えない大気の動きが少し見えてきた。
「冷え込み」は何故かも少しわかったような気がする。
▼そこでそうだと思った。( ゚o゚)ハッ
今、授業は【化学変化】のいちばん面白いところに入っているが
今年度中にもうひとつの単元【天気の変化】もやらねばならないのだ。
この単元のねらいとするところは
である。
究極のねらいは「明日の天気を予想する」にある。
▼この単元は、私としてけっこうお気に入りの単元である。
自分でも、いろいろ楽しんできたところである。
授業展開の記録もある程度残している。
ひとつは、実践DB【天気の変化】である。
また、Webで「教科書」の試みもある。
途中で断念してしまっているが、その当時の思いは、自分のなかで継続している。
それだけ魅力的な単元なのである。
Webの世界は大きく進化した。これからもどんどんかわるだろう。
そんなこれからの時代にも、学びに値する【天気の変化】の学習を構想したい。
今また、そんな気持ちがわいてきた。
▼【天気の変化】の面白いところは、ちょっと視点をかえるだけで、そのつもりで考えてみると
不思議・謎解きの「科学」が、身につけられるというところにある。
そのひとつが、
「私たちは大気の大物理実験室に生活している。」
という認識である。
毎日、毎日私たちはこの「大実験」を目にしているのである。
この「大実験」の結果を予想することこそ「天気を予想する」
ことなんだ。
このことは、昔から人々が日々の生活の営みの中で繰り返しやってきた「科学」なんだ。
▼理科室での授業だけが、授業ではない。
冬休みが近づいている。
家庭での生活が多くなるだろう。
年末年始に遠くへ出かけることがあるかも知れない。
それは、【天気の変化】の最高の学習の場となる可能性がある。
ならば、もうこの単元を【化学変化】と並行してはじめてしまおう。
と、この冬いちばんの寒い朝に思った。
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