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【授業】化学式を使おう(3)

Dscf7567 昨日の朝の冷え込みは、ついに私の「大賀池」にも初氷をもたらした。表面にうっすらと氷、そして水、土、その下に眠るであろう蓮根、どんな姿で眠っているのだろう。この眠っている冬のあいだに、なんらかの変化をもたらすのだろうか。
▼今度は、夜である。何かを追いかけていると不思議なものである、そのものは、向こうからやってくる。授業でやっているからであろうか、身の回りのモノの「化学式」が気になるのである。
毎日、みていたはずのものを、「発見」したりするのである。夜遅くなってしまった風呂に入ろうとしたときのことだ、Dscf7588洗濯機の正面に「Ag+」である。銀イオンコートで真っ白にということであろうか。
「生活との結びつきを重要視した理科教育を」なんて声高にいうほどのことではない。翻って考えてみたら、生活そのものが「理科」なんだ。
「生活」と「理科(科学)」を対峙的にとらえたり、包括的にとらえたりするのはおかしいのかも知れない。
「化学式」だって、身の回りにいっぱいあってあたりまえなんだ。
ここで思った。これを伝えたい。冬休みのもうひとつの宿題だ。
「身の回りのモノをみて、化学式10個以上発見してくる。」
▼そのAgから「化学式を使おう」の2時間目(【化学変化】3時間目)ははじめた。
「えーじぃさんギンギラ銀よ~」わけのわからんダジャレととも板書し、銀原子のモデルをいくつも黒板にはりつけた。
 これは金属だ。分子がない。金属結合をしている。
これはこまった。最小の粒が独立していない。
しかたないから「代表選手」ひとつでというのが、シナリオである。
Fe Cu Al …
金属が出てくると、あの3つの特徴
・のびる、ひろがる
・ピカピカ
・電気を通す
にふれたくなってしまう。深入りは禁物、じっとがまん 先をいそぐ
▼次に、またしても、「分子のないもの=イオン化合物」
「しおの仲間」の代表は「食塩(塩化ナトリウム)」である。
これも教科書にならって原子モデルでならべてみる。そして
「こいつは、また困ったことがあってというか、すごいことがあって、原子が電気的な性質をもった粒になって、そいつをイオンと呼んでいるんやが…」
「イオンって聞いたことあるやろ」
もちろん(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン
たまたま教室にあった加湿器に「イオン」の文字が
我が意を得たりで、「これこれ、ここにも書いてあるもんな、こいつや」
塩化ナトリウムにもどる。
「こいつは、そのイオン。つまりナトリウムイオン(+)、塩化物イオン(-)(塩素のイオンのことこう言っている。さらりと…)とで、プラス・マイナスでがっちりとくっついているや。がっちりとスクラムくんでいる。それだけやない。ものすごく行儀よく、規則正しくスクラムくんでいるんや」
「そのスクラムいっぱいきっちりとあつまって、あのサイコロの結晶ができるんや」
「そう思って、あの結晶みると、なるほどやろ…」
「こいつをそしたらどのように化学式で表すか、それは金属と同じ代表選手や」
「NaClと」
ここで、昨日の授業後の質問に少しだけ応える。
周期表を開けてみた。
「金属ばっかり」「アルミの階段」「金属・非金属」そして、
一応のルール
「金属、水素を先に書こう」と話をする。
周期表ついては、いっぺんに決着なんて無理。何度も、何度あけてみよう。
物質探険の地図=周期表だ。
▼もういちど、「ふりだし」にもどる。
この世の中のモノ=物質を分類する。
純物質と混合物、純物質を単体と化合物に、例はすべて化学式を使って表した。
そして化合物最後に、NaHCO3と大きく書く。
「炭酸水素ナトリウムと読む、これが次の時間に実験する物質」と。

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