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【授業】水の「電気ぜめ」(電気分解)

Dscf7731 昨日の昼下がり、すき間時間を利用して、加茂神社の入口まで散歩した。散歩というのも憚るぐらいの距離である。職員室を出て数分もかからないぐらいである。池には鴨がすいすいと群をなしている。水面には、みごとに色づいた紅葉が映る。なんという景色だ、師走を前にした境内は初詣のスタンバイをすすめている。恒例であり名物の藁でつくり干支はすでにできあがっている。来年は丑である、親子丑であろうかいや夫婦丑かな…。
▼授業報告を続ける。実際にやったのは一昨日である。
炭酸水素ナトリウムや酸化銀のように「火ぜめ」では分解できなかった水。
この水の電気分解が、この時間のテーマ。
これまでも、私はひっかかりがあった。ここでなんで水の電気分解なんだろうと。
イオンの学習があってこそではないのかと。しかし、今は「イオンの学習」がないのである。
だから、この流れ
「火ぜめ」でダメなら、「電気ぜめ」という流れにわりかし納得している。
▼それにしても不思議な話だ。
このありふれた水。
すべてのはじまりのような水。
これが、あの水素とあの酸素とからできているなんて。
この不思議を、私たちはどこかに置き去りにしてきてしまっているのではないだろうか。
この不思議をはじめて知ったときのあの感動を。
そんな古い話ではない。
アンソニー・カーライル (Anthony Carlisle) とウィリアム・ニコルソン (William Nicholson) が初めて水の電気分解に成功したのは1800年のことだそうである。
 たった200年ほど前のことだ。
 最先端の科学でそんな最近なんだ。ふつうの生活者にとってこの事実はどうだろだろう。
水があの水素と酸素からできている、それを取り出すなんていうのは驚愕の実験ではないだろうか。
▼中学校化学実験の定番中の定番。水の電気分解。
定番だからといって、「知る」と「わかる」だけに重心をおかずに「感動」も大切にしたい、そんな思いで授業に入った。
・水がそのままでは電気を通さないので、うすい水酸化ナトリウムでやること、例のピッカリテスターを使って説明した。同時に、安全性についての注意もした。
・装置を進化してきているようだが、あるのはH字管。
安全性を考え、その説明をした。これがけっこう手間取ってしまった。
ちょっと中途半端に時間を使わせてしまった。
 ここは、やっぱり時間かけてゆっくりやりたい。
あの「感動」を置き去りにしてしまわないためにも

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