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「食べる」を科学する

Dscf7071ヒガンバナの花茎が枯れて朽ちていく。そして、「生産の季節」はますます本格化する。この季節にまだ立っている花茎があったら、それはまだ、実もどき、種もどきを有している可能性がある。そんな意味から言えば、「種」さがしの絶好期なのかも知れない。今朝の散歩は、ちょっと遠回りしてみよう。定点観測地のヒガンバナは、ソバの花をバックに元気だ。
▼「生産」できない動物たちは食べるという営みよってしか「生命」を維持できない。
だから、『動物の世界』の学習は
●動物の謎解きの方程式は「食べる」
からはじめた。「食べる」を追いかけていくと動物の世界が見えてくる。
これは、授業をすすめていくなかで、ますます実感しているところである。
▼ヒトもやはり動物である。あたりまえのことであるが、「食べる」という必要不可欠な営みを通して、ヒトの「生命」も見えてくるのかも知れない。
 あの『生物と無生物のあいだ』の福岡伸一さんは『生命と食』(岩波ブックレット 2008.8.6)で、「生命は、絶え間なく分解と化合を繰り返す、ダイナミズムの中にあります。」と語ったあと、

食物とはすべて他の生物の身体の一部であり、食物を通して私たちは環境と直接つながり、交換しあっています。だから自分の健康を考えるということは、環境のことを考えるということであり、環境のことを考えるということは、自分の生命を考えるということでもあるわけです。 
 
としめくくっている。
▼「食育」「環境教育」の重要性が叫ばれいる今日、そのベースにはしっかりとした「科学」がなければならい。
「食べる」という営みは、営々と人々が生活のなかで繰り返してきたこと、これがとぎれたことはない。そのなかで、人々は「知恵」を蓄積し、「文化」を創ってきた。例えば「医食同源」のことば象徴されるような「常民の科学」から、今こそ大いに学ぶべきなのではと思う。
 『動物の世界』後半「人の身体」の学習をすすめながら、今一度、「食べる」を等身大に科学してみたい。

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