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ヒガンバナは「生産の季節」へ

Dscf6944一昨日の日曜日は、久しぶりに共同の「草刈り作業」に出た。ソバの白い花が眩く輝く、その周辺の畦の草刈りが中心だ。あいにく天気は、盛夏を思わせるような暑さだ。草刈り機をもつ腕から汗が噴き出てくる。なんでよりよってこんな日に限って、太陽からのエネルギー補給はさかんなんだ。畦や道の雑草たちは、「季節」をよく知っていた。盛んだった「生産」を少しずつゆるめて枯れにに入っているのだ。きっちりと種をつくり、次の世代にバトンタッチを終えて。
 しかし、我らが「ヒガンバナ」はちがっていた。
▼枯れゆく雑草たちに「お疲れさん」「今度は、私たちの番ですよ」と、宣言するがごとく、ヒガンバナは青々とした葉をスルスルとのばしているのである。なんという戦略だ!!
 ここにドラスティクな「ヒガンバナの生」がある。
ヒガンバナの「生産の季節」の到来である。邪魔者は消えていく、太陽からのエネルギーは独り占めできるのである。
▼そうして、葉をのばしながらも、まだ花茎はたっている。天下をとったかに見える我らがヒガンバナにも哀しいことがある。他の雑草たちが「生命のバトンタッチ」をして枯れていくのに対して、ヒガンバナにはそれができない。まだたっている花茎のさきに、まれに「それらしき」ふくらみができることがある。しかし、それはまがいもので、ほとんどが「不稔」である。ほんとうのまれのまれにそうではないこともあるようだ。(これをずっと追っかけている。私自身はまだ出会ってはいない。)
 ならばと、ヒガンバナはこの「生産の季節」にうんと「生産」をする。生産物の貯蔵庫を分けて「生命のバトンタッチ」ならぬ、「生命のシェア」をしながら増えていくのである。
▼ヒガンバナの不思議・謎解きは、まだまだ続くのである。まずは「生産の季節」をむかえたヒガンバナの観察、そして、まれにみる「種子」もどきの発見、つぎつぎと謎解きの課題はある。いろんな情報を日本ヒガンバナ学会は待っている。

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