【授業】感覚器官-2
一昨日、帰宅すると机の上に「あれ」が置いてあった。「あれ」はていねいに箱に梱包されている。箱ごともってみる。ずっしりと重い、まちがいなく「あれ」だ。
話は、【理科の部屋】ではじまった。鉄のことが話題になっていた、TSUBAMEさんが言われた『鉄関連でですが、関門海峡の九州側には鉄鉱石が散在しています。昔、貨物船から艀(はしけ)に積み替えるときに、一部がこぼれ落ちたものと言われています。』
えっ、ひょっとして例の「磁鉄鉱」のこと、と思った。
磁力を持っているのだろうか。そう言えば、あの柵原鉱山でそんな話を聞いたような記憶も…。ともかく「それ」が欲しいと思った。ずいぶんと唐突で失礼な話だが、そのことをTSUBAMEさんに伝えた。そしたら、「それ」を譲ってあげようということになった。
「あれ」とは、「それ」なんである。梱包を開けてみる。取りだしてみる、ずっしりと重い、この重量感、ことばではなかなか表せない。そりゃそうだ、鉄のかたまりであるから。机の上に置いてみた、そしてクリップを近づけてみた。
柵原鉱山でいただいた磁鉄鉱ほどではないが、クリップをつける。磁力は少しあるのだ。
また、ひとつ私の「宝物」を手に入れてしまった。(^^)V 深謝m(__)mペコリ
▼授業の報告を続ける。
<つづき>「レンズ」のはたらきからである。
このすごい道具が私たちの「目」に組み込まれている。みごとなものである。
では、もう少し具体的にどんな「からくり」で光の情報はキャッチされているのかをみる。ここから色塗りである。
例の「カラースケッチブック解剖学」の目のところをコピーして使わせてもらう。
やる前、自分でも新調した色鉛筆で「ぬり絵」をやってみた。やっぱりけっこう楽しい作業だ。
ぬりながら、口の中で部位のなまえを繰り返し言ってみる。部位は、すべてをあげない。
教科書に出ている範囲にとどめる。これは、他の器官についても同じとした。
目では
・ひとみ
・こうさい
・レンズ
・網膜
・動脈
・視神経
この程度である。色塗りをしているあいだにも、先にあげた「からくり」を繰り返す。
光(モノから)→こうさい(光の量調整)→レンズ→網膜→視神経→脳
▼耳も同様である。
「音」(振動)情報をどのようにキャッチするか。その「からくり」をみることからである。
「からくり」の説明には古びたものであるが「模型」を用いた。
強調したのは
・音は空気の振動
・耳は振動を増幅する器官である。
・耳小骨の「てこ」のはたらき 指示棒で「てこ」の原理を
・うずまき管 満たされた液
・神経→脳
・半規管 (バランス)簡単に
色塗りのあいだにやはり「からくり」を繰り返した。
<つづく>
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