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イモリのミイラ (゚o゚)ゲッ!!

Dscf6415▼十月に入っても、ヒガンバナは元気だ。定点観測地のヒガンバナは、ひょっとしたら今がいちばんの最盛期なのかも知れない。最盛期は同時に、次なるステージの幕開けを意味する。花茎の根元は、赤く染まりそして、そして次なるステージの主役=「葉」が顔を出してきている。しばらく、「ハナミズハナミズ」の例外の期間、移行期がつづくのです。一年の観察の期間でも、ほんとうの「見ごろ」なのかも知れないですね。
▼授業が本格化してくると、いろんな面白いことがおこる。いろんなことが副次的におこってくる。それが、また楽しい、副次的におこったこと、それを次の授業に持ち込む、そうすることによって、ことはさらに増幅される。
Dscf6450
 一昨日、清掃が終わったころである。男女数名の生徒が、職員室へワイワイといいながら駆け込んできた。
『先生!先生!みつけたで、みつけたで…私がみつけたんや、化石 ?(゚_。)?(。_゚)?』と。
校庭の溝近くをそうじをしていてみつけたらしい。その「化石?(゚_。)?(。_゚)?」というシロモノは、
「イモリのミイラ」であった。
ちょうどその前に、授業で「サメの歯」や「カメの骨格標本」をみせたところだったので、きっと私だったら、それを大事そうにするだろうと思って、この「発見物」を持ってきてくれたのだ。
それは、みごとだった。砂利石のひとつにこびりつくように、その「イモリ」君はミイラ化していた。溝からはい上がったとき、皮膚が乾燥してしまいこの悲劇はおこってしまったのだろう。石にこびりついたようになっているのは、尻尾が、そのときにはぬれていた。そこへ、灼熱の太陽が…。しっぽは石にはりついてしまった。
きっとこの夏の悲劇だろう。「イモリ」くんのご先祖さまも、この地球上で繰り返してきた「悲劇」。その悲劇が積み重なって、恐竜たちが出現した。
▼そんな「進化ものがたり」のネタにさせてもらおう。足もわかる。背骨もしっかりわかる。
ティシュペーパーに何重にもつつみ、フロッピーケースに入れた。私の大事なタカラモノ、コレクションのひとつ加えさせてもらう。別のクラスでは、昨日さっそくお披露目をしておいた。
昨日、第一発見者はよほど気になるらしい。「私のみつけた化石(?)はどうしたん。捨ててないやろな」と再び友だちをつれてやってきていた。
 こんなのがさらに発展して、授業から飛び出して、いっぱいいろんなものみつけてきてくれると楽しいだろうな。
▼「クマムシ」は、動物一時間目に紹介だけしたのだった。これは報告の通りである。
授業に「こんな本まであるよ」という意味で『クマムシ?!小さな怪物』を持っていっていた。以前から「クマムシ」の名前だけは知っているという生徒が、興味深げにその本を見ていたので、その本を少しのあいだだけかした。
その彼は「クマムシの研究がしてみたい」「苔なかを見ている」という。肉眼ででだ。
私もまだみてはいない。どちらがはやくほんとうに「クマムシ」をみつけることができるだろうか。o(^o^)o ワクワク

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