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「日本ヒガンバナ学会」一周年に思う

▼昨日は、秋の天気の気まぐれの影響で一日順延になった「体育祭」を実施した。とてもいい天気となり、楽しいすばらしい体育祭であった。一夜明けて今日は、お彼岸の中日である。
ということは、Higangakukais開設一周年の記念日である。
定点観測地のヒガンバナをみながら、ビガンバナ研究の今を考えてみる。
▼夏休みの最大の収穫となるだろう「南方マンダラ」。これにまだしばらくは凝っている、これも実はヒガンバナとは無縁ではないのである。熊楠がヒガンバナについて語り『石蒜の話』(1913.1.1)を書いた。私は、この論文にふたつの道から辿り着いた。ひとつは、【理科の部屋】経由である。ずいぶんと以前から何度となくヒガンバナことを話題としてきた、昨年もこの時期にヒガンバナのことを話題としていた。そしたら、伊笠さんが熊楠が書いたこの『石蒜の話』のことを紹介してくださった。私は、この論文をどうしても読みたいと思った。そんなことを書いていると、和歌山の阪本さんが、それならばと南方熊楠顕彰館に出かけて、この論分を全集のなかからコピーしてもらって送っていただいたのである。ありがたい話だ。その南方熊楠顕彰館にも、この夏に訪れた。
 もうひとつの道は10年前にであった名著『ヒガンバナ博物誌』(栗田子郎著 研成社)である。栗田先生は、この著のなかで、「私の”ヒガンバナ考”の原点に位置する論文の一つです」(P40)と書いておられるのです。「日本ヒガンバナ学会」でよりお近づきなれた栗田先生がそう言われる論文だから、なおいっそう読みたいと思うようになっていた。
Dscf6011▼ふたつの道をたどって今、読めるようになった論文『石蒜の話』。浅学な私には、面白そうであるが、なんとも難解でもある。コピーしていただいてすぐに昨年読んだはず。それを、今また何度目かの読み返しをしている。
書かれている内容についてもさることながら、「南方マンダラ」を知った今、ちょっとちがうように読めてきた。熊楠の流儀のようなものがみえてきた。博学ぶりの発揮、引用の羅列それを繰り返しながら、なにかを言わんとしている。
「ヒガンバナをネタに熊楠は何を言いたかったのだろう」そのことへの興味が強くなりつつある。
まだ途中になっている。今日一日、あいている時間を利用して、読みすすめてみよう。

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