新・「自由研究」のすすめ試論(2)
▼確実に風は秋に向かっている。
蝉時雨に勢いがなくなった。
私の「示準植物」 ヨウシュヤマゴボウ 色づきを増してきた。
このごろ空を見ることが楽しくなってきた。
先日来、ちょっと本格的に「整理」をはじめて、ご褒美に捜していた本をみつけることができた。
武田康男さんの『雲のかお』である。
この本には、各月の雲の写真が紹介されていて、空を見ることの楽しさを存分に教えてくれている。
いつも傍らにおいて、空を楽しんでいたのだが、転勤のときにどこかに紛れ込んでしまっていたのだ。
これがみつかったのだ。うれしい。
その本の最後に、365日一年毎日の空が紹介されている。
一日として「同じ空」はない。
▼夏休み終盤である。「宿題」をやってしまわなければ…(^_^;)
まずは『これからの「理科の自由研究」の研究』の方から、完成などということは遠い話だ。
「こうなのかな」という程度の話である。
◆新・自由研究のすすめ試論
前にあげたことの続きである。まとめまでにはいたらないけど思いついたこと、そのときどきに「発見」したこと順序もデタラメに書き上げていこうと思う。
●【自由研究のねらい】
「学ぶこと」「学び合うこと」の楽しさ・面白さの発見
●最大のヒント集は「自然そのもの」である。
多くのマニュアル本。「ヒント集」本が出回っている。それなりに面白いかも知れないが、やっばり最高は
「自然そのもの」だ。最高の教科書が「自然」そのものであるように…
●科学史・技術史は、ネタの宝庫
人がはじめにそのもの・その現象に出会ったときの不思議感覚
感動は時空を超えて共通するものがある。
●等身大の「不思議」「疑問」「感動」を大切にしよう。
●プロの「研究者」から学ぼう。
そのスタイル、面白さ、スキル等々
自分のまわりにいっぱいいるプロの「研究」家 その「発見」もまた楽しい。
ホンモノは必ず応えてくれる。
▼「自由研究」の「不易流行」を考えてみる。
「新・自由研究のすすめ」の究極は、新・学問のすすめに行きつく。
新・学問のすすめは時代の要請である。
「知」の集積回路を手に入れつつある現代、「知恵」の集積を含めた
「新・学問のすすめ」の登場が必要。
あくまでメモ書き、覚え書き、試論の試論 だ。
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