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Web2.0時代の「理科の自由研究」は

▼昨日、2008年6月7日6時55分、嫁いだ娘にふたり目の子どもが生まれた。
つまり孫だ。女の子だ。
さっそく、「おじいちゃん」は、病院へ向かった。
母子に対面した。なんとも不思議な気分である。
誰もがこうして人生のスタートをきったのである。
元気な成長を願うばかりである。
▼この孫が成人になるころには、世の中はどのように変わっているだろう。
もう、「Web2.0時代」なんて、使っていないだろうな。
ネットなんて、あたり前すぎて 誰も意識していないだろうな。
この時代は、すでに「歴史」になってしまっているだろうな。
この孫が「理科の自由研究」なんてものをはじめる頃、
つまり10年後はどうなっているだろう。
学びのスタイルも大きくかわっているだろうな。
▼「理科の自由研究」といえば、これもずいぶんと様変わりしてきているようだ。
理科教育の変遷を象徴しているようにもみえる。
そのときどきの社会を反映しているとも言える。
私は、丁度10年前に「これからの自由研究」に次のような拙い文を書いたことがある。
◆『お勧めスポットとこれからの「自由研究」』
そのなかで、「これからの自由研究」ということで4つのことを提案している。

(1) 研究の成果をデジタル処理をしていく。
(2) インタラクティブな研究の可能性を追求する。
(3) 遠隔地との共同研究を実現する。
(4) Webページ上に研究発表(情報発信)をしていく。

読み返してみると、それから10年経った今こそ、具現化できる可能性ができてきたのではないだろうか。
いや、ひょっとしたらもう実現していて、私が知らないだけかも知れない。
▼孫の誕生を記念して
 これからの自由研究を「研究」する
 『「理科の自由研究」の研究』という変なページを立ち上げてみた。
これから10年後、孫が自由研究をはじめたころ目にすることあるだろうか。
「へえー、おじいちゃん 私が生まれたころ、こんなことやっていたんだ」と笑うかな。

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コメント

いまから10年前、全国の高校生によびかけて、ネットでの共同の自由研究「高校生天体観測ネットワーク」というのをはじめました。

http://www.astro-hs.net/

いまは、私は参加していませんが、まさにWEB2.0な自由研究がなされています。さらに、大人の学会で発表したりしている。相互には、メールやWEBで交流しています。海外からの参加もある。

高校といいながら、中学生も参加したりしている。先生が知らないところで、どんどんすすんでいます。

ということで一例のご紹介でした。

投稿: 渡部義弥 | 2008/06/08 07:47

おはようございます。

>いまから10年前、全国の高校生によびかけて、ネットで
>の共同の自由研究「高校生天体観測ネットワーク」という
>のをはじめました。

>http://www.astro-hs.net/

今、見てきました。そうですよね。当然と言えば当然かな。
こんな高校生たちが、もっともっと前面に出て、それなりの評価を受けるべきですよね。
 もっと、もっと知らないところで、自由研究も進化していっているんでしょうね。
 今後とも、情報よろしく。

投稿: 楠田純一 | 2008/06/08 09:51

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