春爛漫
さまざまの こと思い出す 桜かな
芭蕉
▼昨夜から雨だ。学校周辺の桜も満開だ、この雨で少し散ってしまうことだろう。昨日も、仕事のあいまに花曇りのなか散策してみた。安志加茂神社の境内の桜はほんとみごとである。学校の裏の坂道をのぼるとすぐに「あじさい公園」にさしかかる。これも、その季節が楽しみである。
さらに、境内に向かっていくと、みごとに桜が咲き誇っている。花見でお弁当を開いている家族をみかけた。
▼その桜満開の境内の参道で、シロバナタンポポの群落をみつけた。なにか、新鮮な感動をおぼえた。どこから、やってきたのだろう。参道にあるということは、四国あたりからの参拝者が、なにかの荷物と一緒に運んできたのだろうか。それは、いつごろのことだろう。いろんなことを想像してしまうのである。
芭蕉ではないが「花」はさまざまのことを語りかけてくれるのである。
▼学校に帰って、理科室をのぞいた。「授業びらき」をどうするかを考えながら、どんなものがあるだろうと、探索してみた。なんとも、なつかしくもある理科室の「におい」である。あのなんとも言えない、独特の「理科室のにおい」
これを嗅ぐと、妙に落ち着くのである。
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