今日は 離任式・入学式だ
▼昨日の着任式・始業式での少し心地よい緊張感をもっての「出会い」は、これからの希望をもたせてくれるうれしいものであった。次は、授業でどんな「出会い」ができるのだろう。楽しみである。
それに引き続いて、今日は前任校での離任式である。そして、現任校での入学式である。
▼離任式では、どんなことを話そうか。緊張が続いている、時間もない。あまり思いをうまく伝えることができないかも知れない。19年前に、同じくこの檀上で話をしたことを思い出す。灰谷健次郎の話をしたように記憶する。「人を愛するとは…」なんていう話をしたように記憶している。その灰谷も今は、この世にいない。
▼今回は、校歌2番にふれてメッセージを届けたい。
はてしなき
学びの道の
あと遠く
友は行くなり
われらまた
今日もつづかん
われらまた
今日もつづかん
しるべ石
永遠に変わらじ
思いが、少しでも伝わればという気持ちと感謝の気持ちでいっぱいである。
さあ・・・。今日もつづかん。
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コメント
こんばんは。福崎中学校の校歌ですか。いい歌詞ですね。
ところで、離任式を今頃行うのですね。私の地方は3月末ですから、きりをつけて新任校に赴けますが、今だと着任離任の思いが交錯して複雑な気持ちになるでしょうね。
離任の挨拶は本当に頭を悩ましますね。私は前任校での離任の挨拶に論語の『楽しみて以って憂いを忘れ 老いの将にいたらんとするを知らず 』を引きました。その思いは今の学校でも変わりませんが、以前よりは老いを意識するようになりました。
投稿: sakamoto | 2008/04/08 19:42
阪本さん おはようございます。
これは 二度にわたり14年間お世話になった香寺中学校の校歌です。いい歌詞でしょう。とりわけこの2番が私は気に入っています。
昨日は、実にいろんな思いの交錯する一日でした。
阪本さんは、いつも感心するんですが、さっと論語が飛び出してきたりするんですね。さすが・・・。
投稿: 楠田純一 | 2008/04/09 04:36
>さっと論語が飛び出してきたりするんですね
さっと、というわけではありません。何かいい言葉はないかと「論語」を探して見つかりました。「論語」にはいい言葉がいっぱいあります。孔子は政治家を志していたものの、優れた教育者でもありましたから、教育に関するヒントもたくさん盛り込まれています。
投稿: sakamoto | 2008/04/09 20:37
阪本さん さっそくの応答ありがとうございます。
論語にヒントを求めるというのが、やっぱりすごい。
ペースにそんなところがあるからだろうと思います。
教師という仕事の面白さを、再発見しているところです。
投稿: 楠田純一 | 2008/04/10 05:39