【Web更新2/24】『知的生産の技術』を読む
サクラにや 春遠からじ と声かけ
08/02/24 (日)撮影@香寺
■楠田純一の【理科の部屋】 定例更新のお知らせ
◆表紙画像 校庭の樹木シリーズ サクラ
サクラにや 春遠からじ と声かけ
08/02/24 (日)撮影@香寺
確実に春は近づいてきていることはわかる。でも季節の移り変わりはそう単純ではない。昨日も、この冬には2番目ぐらいのたくさんの雪が降った。校庭で色づいているのは、寒ツバキ、マンリョウの実、ナンテンの実ぐらいであろうか。やがて、校庭の樹木の代表格のサクラの季節となる。この樹木シリーズは、昨年の初夏ぐらいからはじめているので、ここへは初登場ということになる。やがて、校庭の主役となるだろうサクラ。「雪はふっても、春はそんなに遠くないよ」と声をかけてやるつもりが、その力強い冬芽に逆に声をかけられ励まされたような気持ちになった。
◆『知的生産の技術』を読む。
年の始めからはじめた、このシリーズもずいぶんと長くなってきている。「手紙」「日記と記録」の章に入って、この本を再読する意義がずいぶんと深まってきた。これをはじめた当初は、これまでの「整理」に主眼をおいていた。ここへきて、主眼の位置が変わってきた。今とこれからになってきたのである。今、進行中の「日記と記録」など、とても40年前の提言とは思えないのである。まさに、これぞblogのすすめである。Web2.0時代にあって、なにをどのように情報発信するかが書かれているように思う。もうひとつうれしいことは、この本を同時並行で何人かの方が読んでおられることである。その人の文脈で読まれるコメントも、とても面白い。学ぶべきものがいっぱいある。
さて、今週は、どこまで読めるだろう。
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