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『ウエブ日記のすすめ』

▼4日(金)は仕事始めだった。年末年始の休日のあいだにそれなりに仕事はたまっている。ひとしきり片付け仕事をする。次にあたらしい仕事も次々と入ってくる。学校が動きだしているのである。あたりまえである。さあ、どんな一年になるだろう。抱負に描いたことができればいいのにと願いつつの仕事始めの一日であった。
▼ところで、このblogであるが、今年に入って5日目の書き込みになる。「三日坊主」は過ぎたのかな。でもわからい、仕事が混んでいけば当然。まあ「三日坊主」でもいいではないか。それを2回続ければ「6日坊主」3回続ければ「9日坊主」になる。やめれば、またはじめればいい。やめること恐れてはじめることに躊躇していては、ほんとうになにも始まらない。継続していれば、それなり意義も生まれてくると思っている。過去の何度もの失敗から。
▼ところでこの「日記」のことで、以前からちょっと気に入って文章がある。 『ネットワークと教育』で、私がHPをつくりはじめたころ、その意義について示唆をいただいた森山和道さん
の書かれた文章で『研究者の方々へ、ウェブ日記のすすめ』というものである。これもずいぶん以前に書かれたものである。メールマガジン『Popular Science Node』Vol.002(1999.06.29発行)記載されたというから、今のブログなどがブームになるずっと以前の話である。「ネットワークと教育」でもそうであったが、この先見性に驚く。同時に尊敬もしてしまう。20歳近く私より若いのだが、このひとには何が見えているのだろう。
▼日記に話をもどすと、『ウエブ日記のすすめ』で森山さんは、

人間の記憶というのは非常に曖昧である。一週間前のことならなんとか覚えていても、一ヶ月前のことはほとんど忘却の彼方だ。そのような状況を防ぐためにもなるし、共同研究者への進行状況報告にもなる。だから研究者にもメリットのない話ではない。

といい、また繰り返し
それに、繰り返すが人間の記憶は曖昧だ。功成し遂げた人があとになって思い出して書こうとしても、生々しい臨場感や雰囲気を再現するのは至難の業である。無理だと言っても言い過ぎじゃない。「寝かせる」ということも大切だが、その折々にしか書き得ない言葉というものも、また、ある。そのための備忘録としても、日記はおすすめである。

とウエブ日記発信のすすめを書いている。
▼ここでは「研究者の方々へ」として書いておられるが、Web2.0時代の今、それは研究者に限らないWeb発信をするすべての人々へのメッセージとも読みとれる。「日記の面白さというのは、ダラダラと続く日常を積分した結果として感じ取れるものだから」とも書かれている。誰もが生活者だ。
日常生活をダラダラと等身大で綴っていく。それを積分していくと、とんでもない意義や発見があるかも知れない。
やめようと思ったり、やめたら、またこの『ウエブ日記のすすめ』もどればいい。
▼さあ、今日も、明日の日記の取材に出かけよう。

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