「コウナイの石」(5)
市川のカッパさんの「コウナイの石」の資料について続ける。
それにしても、どんどん話が広がっていくのに驚きである。『仮説・コウナイの石(第三部)』(中世文献・考古)
なんとも、すごい推察である。これまでの文献として残っているものから、コウナイの石に関連するところをピックアップし、それらをつなぎ合わせて、ひとつの壮大なる「歴史」を語ろうとされているようだ。その「歴史」を語ろうとすることは、壮大ではあるが、けっして別の世界のできごとでなく、現代の播磨の地に今を生きる自分に引きつける営みのようにも思える。
まるで、それを裏づけるがごとく、市川のカッパさんのお住まいの近く昼着堂跡(日月社・ひるつきのやしろ)まで話をひきつけてきておられる。
そして、べつのことであっても
むろの木→鞆の浦→神島
むろの木→室津→神嶋(コウナイの石、頂ノ岩 西島) のまちがいではと
なんともすごい引きよせかただろう。少しうごいて、話の流れを追っていく必要がありそうだ。
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