植物図鑑は
私は、元々植物の名前おぼえるのが大の苦手である。今から、23年も前の話になるが、『植物の世界』のテキストづくりのときに
これを、味けない分類や名称おぼえに終始するところから「植物ばなれ」が おこってきているのではないだろうか。私自身、これまで「植物」というと 「どうも名前も知らんし‥‥‥」と、少し敬遠してきていたのである。それは知 っているにこしたことはないが知らぬから「植物の世界」がわからぬというも のでもないだろう。知らぬからこそ見えてくる構造だってある。そんな居直り 気味の姿勢から出発した「テキスト」づくりなんです。
と書いているんですね。でも今は少しちがうように考えています。それは、名前を知ることですごくその植物に親しみをもつことができるようになっています。また、どのようにしてそんな名前がついたかを知ることにより、俳句に詠み込むときにすごいヒントになります。名前がわかっていると、インターネットでも検索して、その植物の情報をいっぱい入手しやすくなります。なんやかんやで、名前を知ることは、すごく意義あることのように思えてきました。
では、名前を知る最初の手がかりは、「植物図鑑」です。
私が、30年来いちばん愛用している「植物図鑑」は
■「旺文社学習図鑑 携帯版 植物」(監修 前川文夫 旺文社 1977初版)
■「人里の植物Ⅰ・Ⅱ」(長田 武正著 保育社1973初版)
この2冊である。使い慣れていて、だいたいどのあたりということが、予想がつくので、使い勝手がとてもよい。
だいたい「これかな」と予想がたてば、今はネット検索である。googleで検索して画像みれば、ほぼ確定できるのである。
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