« ミョウガの味 | トップページ | 最もよく学ぶものが »

これからの「理科自由研究」

07270009
夏休み一週目。生徒たちは自由研究をはじめているのだろうか。
いちばん手こずるのはテーマの設定だろうか。ネットで、それをさがすのも今時は、常識となっているのかも知れない。また、いろんな参考文献も多く出版されている。
 これからの理科の自由研究にふれて、以前に次のような文章を書いたことがある。

そのなかで特に「これから」ということで、4つのことを提案している。
----------------------------------------------------------------------
 これからの「自由研究」

 「総合的な学習の時間」の試みがさけばれる今、「自由研究」は特別の意味をもちはじめているのかも知れない。デジタルチルドレンにとっては、「学び」のかたちが変わりつつある。
だとしたら、当然のこと「自由研究」も変わって行かねばならない。これからの「自由研究」の方向性として、現時点で考えられることを羅列してみる。

(1) 研究の成果をデジタル処理をしていく。
・デジタルカメラの活用(処理、加工・保存性・共有性にすぐれている。)
  ・共通ソフトの使用によりビジュアルで説得力のあるまとめが可能。
  ・研究の蓄積が可能(何年もかけた自由研究も可能になる。)

(2) インタラクティブな研究の可能性を追求する。
  インターネットを利用したテーマに関する情報収集からはじまり、研究の過程においても、電子ネットワークの活用してその道の研究機関・専門家への問い合わせをするなど、これまで以上に広範囲のなかでの「学びあい」のなかから研究をすすめていく。

(3) 遠隔地との共同研究を実現する。
すでに、「学級・学校間交流」などで、いくつか先行する実践例のある「共同研究」を、生徒個人のレベルでも実現していく。それは、すでにプロの研究者たちが実現している手法でもある。ネットワーキングとしての「自由研究」の具現化である。

(4) Webページ上に研究発表(情報発信)をしていく。
上記のことをふまえるなら、自由研究の成果をWebページ上に発信していくことは、きわめて有効な方法と言えるだろう。

 【理科の部屋】では、今後とも、これからの「自由研究」ことを話題にしながら、新たな可能性を模索していきたい。参加していただき、ご意見をうかがうことができればありがたい。
-------------------------------------------------------------------
今から7年前の夏のことである。
それから状況はどのように変わったであろう。
 提案のことは、ずいぶんと具体化すべき状況の変化が加速度的に進んでいる。しかし、今なおそれは一般化してきているかというとそうでもない。
 だとしたら、今なお、この4つの提案はきわめて有効であるといえるだろう。
(1)ついては、かなり実際にはすすんでいっているのではないだろうか。(2)~(4)ついては、ほんとうに「これから」である。多くの可能性が秘められている。
 指導者の力量の発揮すべきところである。
 この夏には、先駆的な「自由研究」が出てくることを大いに期待したい。
 すでにはじまっている実践については、ぜひいっぱい情報がほしいものである。<(_ _)>


|

« ミョウガの味 | トップページ | 最もよく学ぶものが »

コメント

部活で理科自由研究をしています。この時期悩みますね。今日28日には県立フラワーセンターへ生徒を引率して見学に行きます。昨年に続いて食虫植物サラセニアの研究を進めます。

投稿: Akiyoshi | 2005/07/28 06:00

今日のフラワーセンターはどうでしたか。いっぱい収穫がありましたか。
「食虫植物」は、生徒たちも興味もつところでしょうね。ずいぶんと以前に、植物の世界の授業で「食虫植物」をやられているのを見せてもらったことがあります。かわりだねの食虫植物にスポットをあてながら、「植物のくらし」を描き出すとても面白い授業でした。なるほどとも思いました。

投稿: 楠田純一 | 2005/07/28 23:40

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: これからの「理科自由研究」:

« ミョウガの味 | トップページ | 最もよく学ぶものが »