自然結実ヒガンバナの「種子」の発芽・発根は181個になった!!(2022/06/28) #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会

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▼2021年に採集・回収した823個のヒガンバナの「種子」を使った実生実験!!
 前回の観察は2022/05/30であった。

●自然結実ヒガンバナの「種子」の発芽・発根は131個になった!!(2022/05/30)

 この段階で、すでに131個もが発芽・発根していた。

▼それからおよそ1ヶ月!!
 なんともはやい梅雨明けを報された昨日(2022/06/28)、再び観察してみた。
 育苗プラグトレー12個は、できるだけ直射日光をさけて木陰に置いていた。
 さらには、もうひとつのトレーをかぶせてシェルターのようにしていた。

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▼シェルターのフタをとってビックリだ!!
 前回よりも、あきらかに発芽・発根したものは増えていた。
 あらかじめ作成しておいた「種子マップ」を参考にチェックしていった。

・やっぱり【安富】は追加分も多い!!
・前回確認したものも、さらに大きく成長していた。
・なかには、根に引き込まれ地上部から姿を消したものもある。
・地上で枯れ始めたものもある。
・はやい梅雨明けの影響がでるかも知れない。
・根の先に根毛のようなものがみられるものがある。
・たった今、発芽・発根したばかりというのもあるようだ。
・いろんな段階のものを見ることにより「発芽・発根」の全プロセスを見るようだ。
・今回は植木鉢に植え替えせずに、このままトレーのなかで育てる。
・さて、この後どんな展開になるやら楽しみである。

・結論として、昨日(2022/06/28)観察した「発芽・発根」追加分は50個である!!
・【安富】 15個
・【夢前】  2個
・【福崎】 18個
・【福崎B】 5個
・【福崎S】 4個
・【福崎M】 2個
・【福崎F】 0個
・【福崎N】 1個
・【香寺】  3個

 総合計は50個である!!


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▼前回までの131個に、今回の追加分50個を加えて

●2022/06/28現在、「発芽・発根」した種子は181個である!!
その内訳は
・【安富】 68個
・【夢前】  3個
・【福崎】 65個
・【福崎B】10個
・【福崎S】16個
・【福崎M】11個
・【福崎F】 1個
・【福崎N】 2個
・【香寺】  5個

 総合計は181個である!!

 現段階の暫定発芽率は 181/823×100= 21.9%
 【安富】にいたっては 68/208×100= 32.7%

 
 日本のヒガンバナは3倍体のハズ!!
 ねえ君、不思議だと思いませんか!?

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第23回オンライン句会「寅の日」7月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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▼最上紅花が東の畑に咲きはじめた!!
 芭蕉の紅花二句
  眉掃を俤にして紅粉の花 
  行末は誰が肌ふれむ紅の花

 33年ぶりの「紅花を追って」の旅を思い出した。

▼オンライン句会「寅の日」が始まったは2020年9月だった。
 コロナ禍のなかはじまった。だからこそはじまったと言えるのかも知れない。
 やっと旅が再開できる環境ができつつある。
 この夏、ささやかな「吟行の旅」からはじめたい気分だ。

▼あらためて、7月例会の案内をあげておく。
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第23回オンライン句会「寅の日」7月例会実施案内

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを)
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点 並選は 1点 扱い
・予選句は自由 

5.【投句期間】
 2022年7月1日0時から15日23時30分まで
 
6.【選句期間】
 2022年7月16日0時から25日23時30分まで  

7.【結果発表】
 2022年7月26日から
同時に「談話室」が書き込み可能になります。

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。

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▼ずっと、「ひとり吟行」の散歩がつづいた。
 これからも、これは続けるつもりだ。
 なにしろこれで、作句の面白さを知ったのだから。
 さあ、この夏は「吟行の旅」に挑戦してみたい!!
 計画を立てるだけでもわくわくしてくるのである。
 
 オンライン句会は誰でもいつでもはじめられますよ。
 ぜひ、ご一緒に!!

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【Web更新6/26】22-26 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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花蓮や散りゆくまでにあと三日 22/06/21撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】22-26
週末定例更新のお知らせ
 夏が来た!!
 2022年の夏が来た!!
 梅雨明けはまだだが
 これはもう 夏だ!!
 
 2022年夏はなにをしようかな!? 

◆表紙画像集2022 更新 大賀ハス
 ここ10年以上、私の夏を象徴する花・大賀ハスが咲いて散っていった。
 第1号の「あこがれの4日間」は、2022/06/20~2022/06/23であった。
 なかでも二日目の朝がいつもみごとに開く。
 荷風に誘われて虫たちがやってくるはずだった。ところがあいにくの雨だった。
 さて、その結果は!?

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 ファラデーラボ「かがく」カフェのリアル参加を再開している。
 「共愉のかがく」は最高に愉しい!!
 「原子論」を科学する シリーズ 執拗につづけている。
 「原子論」の歴史を追いかけてみるといろんなことが見えてきた。
 実に面白い!!
 まだまだ続けてみたい。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 「原子論」の歴史と関連して、「ルクレチウスと科学」はとても面白い!!
 6月に引き続き、7月も「寅彦とルクレチウス」のテーマ続投デアル。
 寅彦は、なぜかくも熱くルクレチウスを語るのか!?
 自分なりの答えをみつけたいものだ!!


 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから13週目である。
 第1号の「あこがれの4日間」は終わったが、第2号の花芽が見えてきた
 \(^O^)/
 今度の「あこがれの4日間」はいつかな!?
 楽しみである。

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「原子論」を科学する(19) #原子論の歴史 #ニュートン #質量 #質量保存の法則 #ロモノソフ #原子と分子

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▼コガネグモ4号はたった2日で「引っ越し」してしまった!!
 「引っ越し」のときには、隠れ帯、ネットをつくる糸のすべてを回収してしまっていた。
 わずかに「橋糸」を残すのみだった。
 では、隠れ帯、ネットの糸のすべてを含むコガネグモの全体重(質量)は
 「引っ越し」前
 「引っ越し」後
 では変化しただろうか!?

 「質量保存の法則」は、自然界における謎解きの最強の「アイテム」デアル!!


▼「原子論」の歴史をつづける。
 物質探検においても、もっとも大切にしたいアタリマエ!!=「質量保存の法則」
 もう少しこだわってみよう。

 重量というものは、地球上の物体と地球とのあいだにははたらく引力=重力のあらわれであって、その引力は物体の「質量」に比例するという考えを、力学から導き出したのは二ユートンである。「質量」とはいったい何かということは、物体の運動をあつかう力学から定義される。しかし、とニュートンはいう。結局のところ、質量というのは、物体を組み立てている原子の数のことだ。ニュートンの力学には、原子のことはおもてだっては出てこないのであるが、彼の物質観の土台は原子論であった。ラヴォアジエの後に出てきたドールトンは、いろいろな元素の本体は、それぞれきまった質量をもつ原子だと考えることができたのであるが、ニュートンには、現実の物質と原子とをつなぐ化学的知識の鎖はなかった。それでもニュートンにとっては変化の中での物質不滅と原子論とは一つに結びついた思想であった。
(『原子論の誕生・追放・復活』P147より)

▼では次はロモノソフの「質量保存の法則」を見てみよう。

一七六〇になって、ようやく印刷されたある論文の中で、ロモノソフは次のように述べている。
「自然界に起こるあらゆる変化は、次のようにして起こる。もしどこかに何ものかが付け加えられれば、他のどこかから同じだけのものが取り去られる。一つの物体にいくらかの物質が与えられるなら、同じ分量が他の物体から出てゆくのである。……この法則はきわめて普遍的なものであるから運動の法則にもあてはまる。一つの物体が、それ自身の力によって他の物体を動かしたならば、後者の物体が伝えられて受けとった運動だけ、前者は力を失う。」
 この文の前半は、質量保存の法則をいいあらわしたものであり、後半はエネルギー保存の法則を洞察した言葉だとされている。
(『原子論の誕生・追放・復活』P147より)

より具体的な例もあがっていた。

たとえば、栓をした瓶の中に水を入れるとする。水は蒸発して、水蒸気は瓶の空所をみたす。瓶の空所には、はじめ空気だけしかない。そこに水蒸気がいっぱいになる。その水蒸気は、もちろんの液体の水が蒸発してできたもので、水蒸気になった分だけ、液体の水は減っていて、プラス・マイナス・ゼロ、つまり瓶全体の重さ(質量)に変りはない。こう説明してしまえば、わかりきったことだが、やさしい言葉でいうなら、「あちらでふえればこちらで減る」というふうに、質量保存の法則のとらえ方を定式化したところに、ロモノソフの新しさがある。
(『原子論の誕生・追放・復活』P148より)

▼まだまだ繰り返そう。

 原子論の立場をとっていたロモノソフは、気体の性質や熱などの物理現象を、粒子の運動のあらわれと考えて、いくつかの論文を発表したが、化学者であった彼の原子についての考え方には、化学にふさわしい特徴があった。彼は「数理的化学の基礎」という論文を書いて、化学という当時はまだ博物学に近かった学問を、物理学のように数字を応用することのできる学問にする土台をみつけようとした。その中で彼は、物質を形づくる粒子には二種類あって、一つは、これ以上分割できないもの-私たちの言葉ではアトム-、もう一つはいろいろないくつかのアトムがいっしょに集まってできたもの-私たちの言葉では分子-だといっている。といってもロモノソフはまだ原子と分子とを区別する化学的知識を持っていなかったので、原子と分子とが何であるかをいいあてることはできなかった。
(『原子論の誕生・追放・復活』P149より)


(つづく)

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「原子論」を科学する(18) #原子論の歴史 #ラヴォアジエ #化学原論 #ドールトン #原子量 #元素重量不変の法則

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「それで…!?」
 と言われると、困ってしまうのだが、飽きもせずやっぱりこれをやってしまうのだった。
 池のなか、周辺から可能なかぎり「花びら」「雄しべ」を拾い集めた!!

 【2022大賀ハス1号】(観察池)
「あこがれの4日間」: 2022/06/20~2022/06/23
 花びら : 18枚(4枚?を含む)
 がく : 2枚
 雌しべ : 14
 雄しべ : 131本 

あのラボアジェも「法則」(アタリマエ)みつけるまでは飽きずにくりかえしたのかな!?

▼「原子論」の歴史をつづけよう。
  再びラヴォアジエの仕事を見てみよう。

 ラヴォアジエはその理論と実験をいくつかの論文として発表したあと、それらの成果をまとめて一七八九年に『化学原論』と題する上下二巻の本を出版した。その英訳はすぐ翌年に、フランス語の題を忠実に英語に移した Elements of Chemistry という名前で出版された。Elementsという言葉には「入門」といった意味もある。ラヴォアジエ自身、初学者にもわかりやすいことを旨として執筆したといっているが、Elements-化学では元素のこと-は原理、原則という意味もある。だから私は『化学原論』をラヴォアジエの本の訳名とするのがふさわしいと思う。
(『原子論の誕生・追放・復活』P144より)

●1789年 ラヴォアジエ(フランス、1743~1794)『化学原論』を出版

▼次はドールトンに行こう。

 『化学原論』の出版からわずか一六年後の一八〇五年に、イギリスのマンチェスターで化学者のジョン・ドールトンの、その二年前発表した論文が印刷され、その論文の付録に「ガス状物質そのほかの物質の窮極粒子の相対的重量の表」というものがあった。「窮極粒子」とは原子のことである。それには、水素の原子の重量を一とすれば、酸素の原子の重量は五・五、水素原子と酸素原子とからできている水の分子の重量六・五などと書かれてあった。原子についての新しい考え方を述べたドールトンの著は『化学の新しい体系』と題して一八〇八年に出版された。ドールトンは原子の「相対的重量」のことを短く「原子重量」(atomic weight)といった。日本語では簡単に「原子量」といっている。
(『原子論の誕生・追放・復活』P145より)

●1808年 ドールトン(イギリス、1766~1844)『化学の新しい体系』出版

▼今一度、ラヴォアジエにもどろう。
 ここのところが、もっとも大切なところだからゆっくりゆっくり急ごう!!

ラヴォアジエは燃焼の理論から出発して、「元素」の概念を確立した。「元素」はもはや想像の産物ではなくて、つかまえ、重量をはかり、変化の過程のゆくえを追跡できるものとなった。そして元素は、どんな化学変化の中でも、不生不滅に保たれるものなので、一つの化学変化の前と後とで、変化にかかわりを持つ一つ一つの元素の重量は変わらず、したがって全体として見た重量も、変化の前後で変わらないことになる。
(『原子論の誕生・追放・復活』P145より)

くどいほど繰り返しておこう!!

 一つ一つの元素の重量は変わらず、したがって全体として見た重量は、変化の前後では変わらないことになる。このようにして、ギリシア人の考えた「物質不滅の原理」は、新しい意味での元素の言葉で、書き改められることになった。裏がえしにしていえば、ラヴォアジエは古来の物質不滅の原理に導かれて、元素の不生・不滅、元素の重量の保存をたしかめたのである。だからラヴォアジエにとって元素という概念の「発見」と「元素重量不変の法則」-今では物理学の正確な用語を採用して質量保存の法則という-の確立とは、一つのことだったといえる。化学の教科書などに質量保存の法則を確立したのはラヴォアジエであったように書いてあることがあるが、これは正しくない。
(『原子論の誕生・追放・復活』P146より)

(つづく)

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「原子論」を科学する(17) #原子論の歴史 #ラヴォアジエ #化学革命 #元素 #デーヴィ #電気分解

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2022/06/23 12:00
 大賀ハス「あこがれの4日間」第四日目
 花托の上に14個の雌しべ、周囲に雄しべ24本を残すのみ!!

 三日間のみごとな花の開閉、四日目には朝から次々と花びら、雄しべを落としていった!!
 これが「あこがれの4日間」!!
 やっぱり「ふしぎ!?」だ。どうして四日目とわかったのだろう!?
 このプログラムは、どこにどのように埋め込まれているのだろう!?
 この「からくり」の謎解きはまだまだつづく!!

▼「原子論」の歴史をつづけよう。
 「化学変化」の謎解きの歴史を見ていこう。
 いよいよラヴォアジエの登場である。
 

そこでラヴォアジエはっきりと次のことを知った。
 (1)空気は物を燃やし、動物の呼吸を支える力のあるガスと、その力のないガスの混合物である。
 (2)空気中で熱せられた物質が燃焼するのは、それらの物質が空気中の一つの成分と化合するためである。
(『原子論の誕生・追放・復活』P139より) 

「私は化学に革命をおこして見せる。誰の手もかりずに、自分一人の力で。」
 ラヴォアジエは若いときにこういった。そのとおり、彼は独力で化学を変革した。もっとも酸素ガスを教えてくれたプリーストリがいた。しかし大切なのは、ラヴォアジエが酸素ガスの役割を発見した研究の方法、その思想の力である。
 化学にどんな革命がおこされたのだろう。
 誰もつかまえたことがなく、その存在を証明したことのないフロギストンが追放された。フロギストンは燃焼だけでなく、あらゆる化学変化の説明に使われていた。燃焼が架空でなはなく実際に存在している酸素と物質との化合であることをはっきりさせることは、化学全体の改革である。
 新しい化学はフロギストンのような架空物を許さない。ほんとうに実物としてつかまえ、それの性質を調べ、目方を測ることのできる物質だけが、化学の舞台にのぼる資格を許される。
(『原子論の誕生・追放・復活』P139より)


▼さらに一歩進んでラヴォアジエは「元素」をどう考えたのだろう。

そのほかどのような化学変化をさせても、酸素はあるときは酸素ガスとなり、あるときは種々の化合物の成分としてふくまれている。この事実をいいかえれば、酸素はどんな化学変化を受けても、結びつく相手を変えるだけで、自分自身は、より単純な成分に分解されることのない物質である。そういう物質をラヴォアジエは「元素」と考える。
(『原子論の誕生・追放・復活』P141より)

 このようにして、ラヴォアジエは合計三三種の元素の一覧表をつくった。
(『原子論の誕生・追放・復活』P142より)

 しかし

 一八〇〇年、産業革命さなかのイギリスのロンドンに王立研究所という、今につづく科学研究所が設立された。金のかかる研究を個人の力ですすめるために、ラヴォアジエは徴税請負人という利益の多い仕事を財源にし、そのために人民の敵として一七九三年革命政府によってギロチンで処刑された。 
(『原子論の誕生・追放・復活』P143より)

▼一方

 これとちがって、自然科学上の発見とその応用が黄金の卵を産むことを期待する企業家や大地主を経営上のスポンサーとした王立研究所は、科学者に惜しみなく研究費を支出した。王立研究所の化学者デーヴィは、銅板と亜鉛版を組み合わせた大規模なヴォルタ電池を使って、電流の化学作用を研究した。
(『原子論の誕生・追放・復活』P143より)

デーヴィのあと、電気分解は物質を分解して、その成分を研究する重要な方法となった。発電機が発明されて、電力が工業に使われるようになってから、電気分解は物質に化学変化をおこさせて、新しい物質を製造するための工業的方法になった。
(『原子論の誕生・追放・復活』P144より)

 カリウム、ナトリウムなどは、酸素と化合する作用が強いので、これをほかの金属酸化物とまぜると、酸素をうばいとって、金属を遊離させる。この性質を利用して珪素、硼素、そして一八二七年にはアルミニウムなど、いくつかの元素が発見された。またそれまで元素とわかっていながら、単体として得られていなかったものを、この方法でとりだすことができるようになった。
(『原子論の誕生・追放・復活』P144より)

(つづく)

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2022年7月のオンライン「寅の日」は #寅彦とルクレチウス #traday #寺田寅彦

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2022/06/22 9:18
大賀ハス1号は「あこがれの4日間」のはや三日目になっていた!!

 今年も大賀ハス観察池には律儀に「あこがれの4日間」が始まっていた。
 花芽はふくらんできたが、少し元気なく見えたので「不安」だった。
 そうここに書いた日の朝(2022/06/20)が、なんと「あこがれの4日間」の第一日目だった。
 今日(2022/06/23)は4日目!!
 午前中には雄しべも花びらもすべてを落としてしまうだろうか。

オンライン「寅の日」の展開も少し予想外のことになってきていた。
 いや、これは想定できたことかも知れないが。
 6月に読んでいる「ルクレチウスと科学」が面白すぎるのである!!
 この調子では6月中にとても終わりそうにない。
 そこで計画を変更して7月中も「ルクレチウスと科学」を読むことにする。
 テーマも続行だ!!

【7月テーマ】「寅彦とルクレチウス」

 7月は2回ある。

■2022年7月オンライン「寅の日」!!
◆第321回オンライン「寅の日」 …7/12(火)
◆第322回オンライン「寅の日」 …7/24(日)

▼たった2回だけの延長で読みきれる自信はないが、ほんとうのテーマ
「寅彦は、なぜかくも熱くルクレチウスを語るのか!?」
の答えのいったんでもみつけることができればうれしい。

■2022年7月オンライン「寅の日」!!

◆第321回オンライン「寅の日」 …7/12(火)「ルクレチウスと科学」(4)

◆第322回オンライン「寅の日」 …7/24(日)「ルクレチウスと科学」(5)

 
▼今進めている「原子論」を科学する シリーズとリンクしながら、読み解きをすすめていきたい。
 「これから」の科学にとって、ルクレチウスがどんな意味をもつのか!?

 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

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ファラデーラボ「アインシュタイン来日100年を考える」(2) #ファラデーラボ #かがくカフェ

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▼ファラデーラボ「かがくカフェ」名物のホワイトボードが復活した!!
 ホワイトボードは一部と二部の合間の「休憩時」に書き込まれた。
 「予告」された場合もあるが、必ずしもそうとはかぎらない。
 それがうれしい!!
 愉しい!! 面白い!!
 百家争鳴!?
 なにが飛び出すかこのときまでわからない。
 必ずしも「予定調和」とならないところが、これまた魅力のひとつである。
 なお今回も、一部、二部ともにリアルとオンライン(zoom)両方のハイブリッド開催だった。

▼まずオンライン(zoom)の方からの質問からはじまった。
【この本は!?】(石原さん)
・何やら面白げなことが書かれたこのこの本は!?の問い合せであった。
・こんな利用の仕方もあるのかと興味深かった。
・『ソロモンの指輪』(!?)ではということだったが、正解だったのだろうか。後日談もぜひ聞きたいところだ。
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 今度はリアルの方からだ。
【中1力学の授業実践】(山本さん)
・現在進行形の実践報告(現在進行形というのがなんともうれしい!!楽しい!!)
・これからの授業ついての提案&質問
・質問、意見続出!!このワイワイガヤガヤが私は大好きだ!!
・山本さん「このごろ、なやむのもだんだん面白くなってきた」スゴイ!!スバラシイ!!

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▼次は案内がつづいた。
【TV『三度の飯よりアレが好き』取材裏話・エピソード】(上橋さん)
・ついにあの上橋さんがTVに登場だ!!
・まあ数々のすばらしい工作をみせてもらったり、つくらせてもらってきた私たちからすれば当然のことだと思うが、他の多くの人が見てもやっぱりそうなんだと思うと、やっぱりうれしい!!
・なんとも上橋さんにピッタリのタイトルの番組があるものだ!!

●『三度の飯よりアレが好き』(MBS 毎日放送 毎週土曜午後4時放送) 

・上橋さん登場にいたる経緯、8時間に及ぶ取材の裏話・エピソードをお聞きしていると放送がますます楽しみになるのだった。
・上橋さんが登場するのは 【必見】7/9(土)午後4時 !!
・後日、YouTube でも配信予定!!(全国でも見てもらえる) 楽しみだ o(^o^)o ワクワク

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 つづいて案内である。
【科教協 岡山大会 案内】(中谷さん)
・久しぶりに対面開催が決定している科教協の全国大会が、となりの岡山で開催される。
・岡山から参加してくださった中谷さんから紹介・案内があった。

●科学教育研究協議会 第68回全国研究大会岡山大会のご案内

・「恐竜学博物館」「記念講演」等の紹介もあった。

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▼最後に二人より報告があった。
【おもちゃ等お楽しみグッズの紹介】(円尾さん)
・毎回紹介してくださるお楽しみグッズ、小物は面白い!!
・紹介だけでなく、「おすそ分け」してもらえるからうれしい!!
・より安価に入手できるようになった「イオン発生器」
・USB充電器(超安価!!)
・3Dプリンター作品、使いモノになるもの多々アリ!!
・簡単自家製スタンプ「見ました」の。
・ポップコーンメーカー(「おすそ分け」していただけというからうれしい!!)
・次から次へといろんなものが飛び出す!!まるでドラえもんのポケットだ!!

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【最悪の侵略者、ナガエツルノゲイトウ】(觜本さん)
・ある雑誌に「わかる自然と科学の話」を連載されている。
・その10回目「最悪の侵略者、「ナガエツルノゲイトウ」」の紹介だ。
・聞けば聞くほどとんでもないやっかいもののようだ。
・完全駆除はなかなか困難のようだ。
・一つの特定のとんでもない外来種から、水辺の豊かな自然を守りたいものだ。

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ファラデーラボ「アインシュタイン来日100年を考える」(1) #ファラデーラボ #かがくカフェ

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▼楽しみにしていた第133回ファラデーラボ「かがくカフェ」が行なわれた。
 
◆第133回 ファラデーラボ「かがくカフェ」 
・日 時 :2022年6月18日(土) 14:00~18:00
・場 所 :ファラデーラボ(加古川)
●<テーマ>   
「アインシュタイン来日100年を考える」
●<話題提供>  
森本雄一さん かがく教育研究所 

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▼今から17年前の2005年はアインシュタインが矢継ぎ早に革命的論文を次々と発表した1905年から100年が経っていました。それを記念した「世界物理年」でした。
 その年、森本さんは「独逸・瑞西アインシュタインの旅」を企画し、アインシュタインの足跡を訪ね、ドイツ・スイスを二週間に渡って旅をされました。この貴重な体験をスライド・資料等を使いながら、面白いエピソードを交えながら紹介してもらいました。
・アインシュタインが「時計」に囲まれる生活をしていた。それが彼の物理学のはじまりに!?
・自由に「科学」語り合える場の必要性を感じた!!→ファラデーラボ創設に
等々の話が心に残った。そして、次のコトバがもっとも印象的だった。

現地に行って考える。風とか空気を感じることも大事!! 

 すばらしい旅の「おすそ分け」をいただいた気分だった。
   
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▼次に具体的な実験・観察を交えながらのレクチャーとなった。
 やっぱり実験は楽しい!!
 手製「箔検電器」を使った「光電効果」実験!!
 牛乳の脂肪球の「ブラウン運動」も各自顕微鏡で見せてもらった。
 
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▼そして、目玉のひとつでもある「相対性理論」についてである。
 もっとも肝から話ははじまった!!

「アインシュタインは平等性をだいじにしていた!!」
「どこにも特別なものはない!!」 

 ・同時性とは!?
 ・光速度一定の原理
 ・絶対座標とは!?

 いろいろわかりやすい実験を工夫されて見せてもらった。
 話は「重力波」「ブラックホール」「ブラックマター」にまで及んだ。
 私にはまだまだ反芻作業が必要なようだ!!
 
 来日100年を機に
 「100年もつような理論をつくりあげたアインシュタイン物語」を今一度!!

 最後のコトバが心に残った。ありがとうございました。深謝!!

(つづく)

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【Web更新6/19】22-25 サイエンスコミュニケーター宣言 等 更新!!

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南天の花割れてなほこぼれけり 22/06/18撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】22-25
週末定例更新のお知らせ
 Web更新のためのシステムに若干の「更新」があった。
 このような「更新」にはいつものことながら戸惑うことばかりだ!!
 どうしてこんなことするのだろう!?
 「更新」前の方が、私にははるかに「便利」に思えるのだが!?

 慣れるまではしばらくグチがつづきそうである。

◆表画像集2022 更新 南天の花
 卵が割れて、なかみの黄身が飛び出すように、南天の花が割れはじめていた。
 割れたと思ったら、こぼれ落ちた!!
 こぼれ落ちた花を梅雨の雨が流し去ってしまった。
 南天の黄身は、卵の黄身より黄色かった!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 飽きもせずに 「原子論」を科学する で、「原子論」の歴史を追いかけている。
 それは物質探検の歴史であり、「化学」という学問の歴史でもあった。
 追えば追うほど面白くなってきてしまった。しばらくは続けてしまいそうだ!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 「原子論」を科学する とリンクして、「ルクレチウスと科学」を読んでいる。
 読めば読むほど奥が深く、計画変更の必要性を感じている。
 これについては、あらためて提案したい。

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから12週目である。
 花芽第1号は、たしかにふくらんできた。
 しかし、少し黒ずみ、元気がなさそうに見える。
 「あこがれの4日間」は無事やって来るのだろうか!? 心配だ!!

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