2022年・私の「ヒガンバナ研究」はどこまで!? (6) #ヒガンバナの里名 #ハミズハナミズ #科学読み物 #Webテキスト #日本ヒガンバナ学会

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「ハミズハナミズ」(葉見ず花見ず)!!

 彼岸明けの昨日。
 遅れてきた庭の定点ヒガンバナは、ぐんぐんと花茎をのばしていた!!
 あれっ!?「ふしぎ!?」だ。
 いくらじっくり観察しても葉は見られなかった!!
 里名「ハミズハナミズ」(葉見ず花見ず)は人びとのみごとな観察眼のあらわれであった。
 <花の季節>には「葉」は見られない。
 <葉の季節>には「花」は見られない。

▼一年間をかけた植物「ヒガンバナ」のこのみごとな戦略に、私はいたく感動した!!
 これをなんとか教材化したくて科学読み物『彼岸花の一生』を書いたのはずいぶん昔のことだった。

◆科学読み物『彼岸花の一生 ~一年間をかけたみごとな戦略~』

▼さらに多くの人といっしょにヒガンバナの「ふしぎ!?」を追いかけたいという思いから、Webテキスト『ヒガンバナ』をつくった!!
 それは9年前のことだった。

◆Webテキスト『ヒガンバナ』(2013年版 2013.09.01解説版)

▼Webテキストは三部構成となっていた。

Ⅰ ヒガンバナの「ふしぎ!?」
Ⅱ どうやって殖えるのか?
Ⅲ もっと知ろう!「ヒガンバナ」のこと!!
【参考文献・Webページ等】

 それから9年!!
 私のヒガンバナ研究も、多くの人のお世話になりながら、大いに進化(深化)してきた!!
 最新の研究成果をふまえて「改訂」したいと思う。
 まずは、現行テキストの吟味からはじめたい。

●Ⅰ ヒガンバナの「ふしぎ!?」
 
(つづく)

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【Web更新9/25】22-39【ヒガンバナ情報2022】 等 更新!!

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曼珠沙華花芽だけでも律儀かな 22/09/24撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】22-39
週末定例更新のお知らせ
 私は少し意固地になっていた!!
 「週末定例更新」の歩みだけは止めたくはなかった。
 充分な取り組みの「更新」ではなかった。
 しかし、「更新」すること自体に大きな意味を見出していた!!

 情報は発信するところに集まる!!

◆表紙画像集2022 更新 曼珠沙華・彼岸花・ヒガンバナ
 お彼岸の中日を過ぎていた。
 庭の定点ヒガンバナは、ずいぶん遅れていた!!
 野のヒガンバナは、もう燃え立つ真っ赤な松明の行列の季節を迎えているのに
 それは、動けぬ私を気遣って、ゆっくり私を楽しませてやろうとしてくれているかのようだった。
 それでも、花芽だけは顔を出していた。
 やっぱり どこまでも 律儀だった!!

◆【ヒガンバナ情報2022】 更新!!
 「2022年・私の「ヒガンバナ研究」はどこまで!?」をシリーズでつづけている。
 ヒガンバナ研究の「現在地」を明らかにすることにより、より多くの人といっしょに植物「ヒガンバナ」を愉しむことになればと思っている。
 さあ、いっしょに植物「ヒガンバナ」の「ふしぎ!?」を追いかけよう!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 10月は、科学読み物の金字塔「茶わんの湯」を読む。
 100年の時空を越えて、今も最高に面白い!!
 名作中の名作だ!!


 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから26週目だった!!
 まだ一年の半分過ぎただけだった。
 観察池の側のヒガンバナは満開だった。昨年はこの株から「自然結実」するものもあった。
 はたして今年は!?

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2022年・私の「ヒガンバナ研究」はどこまで!? (5) #ヒガンバナの種子 #三倍体 #自然結実 #実生実験 #日本ヒガンバナ学会

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▼2021年に採集・回収したヒガンバナの「種子」は、823個という驚異的な数に達していた!!
 その823個の「種子」を使った実生実験は進行中だった。

●自然結実ヒガンバナの「種子」の発芽・発根は199個になった!!(2022/07/29) #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会

●2022/07/29現在、「発芽・発根」した種子の総合計199個である!!
 現段階の暫定発芽率は 199/823×100= 24.2%
 【安富】にいたっては 69/208×100= 33.1%

 これはもう「たまたま」の域を越えていた!!
 この秋には、どこまで「出葉」してくるだろう!?

▼シロウトの私にもそれだけはわかった。
 日本のヒガンバナに今、何かが起こっている!!
 それは確かだった!!
 以前より、シロウトの無手勝流「仮説」だけは立てていた。

【仮説 1】「自然結実」するヒガンバナは、2倍体(2n=22)になっている。

【仮説 2】無融合種子形成をするようになっている。3倍体(2n=33)のままである。

【仮説 3】【仮説 1】と【仮説 2】とが入り交じっている。


▼どの仮説が正しいのだろうか。
今の私の環境では、染色体数も数えることもできない。それどころか私はまだ、実際にヒガンバナの染色体の顕微鏡観察もしたことがなかった。
でも私はあきらめてはいなかった。
必ず道は拓ける!!
 私たちには、「日本ヒガンバナ学会」がある!!

▼私が今一番欲しいのは、「仮説」を立証する手立てもそうだが、
 それ以上に

●多数のヒガンバナ実生実験の事例である!! 

 今年も、全国からヒガンバナの「種子」をみつけたよ!!の報告があることを楽しみにして待ちたい。
 
(つづく)

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2022年・私の「ヒガンバナ研究」はどこまで!? (4) #ヒガンバナの種子 #三倍体 #自然結実 #実生実験 #日本ヒガンバナ学会

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▼いかに多くの「種子」を手に入れようとも、蒔いてみて実際に「発芽」しなければ生きた「種子」とは言えない。
 「種子」もどきにすぎない!!
 「自然結実」ヒガンバナの「種子」を使った実生実験をやってみて、はじめて「発芽」したときの感動は今も忘れることができない。
 それ以降、何度もこの感動体験をしてきたが、やっぱりスバラシイ\(^O^)/

●自然結実ヒガンバナの「種子」の発芽・発根は131個になった!!(2022/05/30) #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ #日本ヒガンバナ学会

 「発芽」に感動すると同時に、実際にやってみて気づいたことがある。
 それは、「発芽」と同時につくられるのは「根」であるということだ!!
 だから私は、これを「発芽・発根」と呼ぶようにしている。

▼「発芽・発根」をした「種子」は、このまま生長するのでない。
 これも実際にやってみてはじめて知ったことだ。
 「発根」した根が、地下部に引きずり込むようにして、いったん地上部から姿を消すのである。
 
 そしてやがて、ヒガンバナの<花の季節>が訪れる。
 その後、ヒガンバナの<葉の季節>がやってくる。
 実生ヒガンバナにも、やはり<葉の季節>がやってくる。
 「出葉」してくるのだった!!

●実生ヒガンバナは今!!<その2>(2020/10/16) #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

▼この「出葉」を何年も繰返し、地下の球根(鱗茎)にたっぷり栄養を貯め込んだとき、花茎をのばしてきて<花の季節>をむかえるのである。
 私の実生実験のねらいも、このときにあった!!
 それは、いつだろう!?

 私のヒガンバナ実生実験は、ふたつに場合分けをしていた。
 2019年より以前の分とそれ以降の場合だ。

●実生ヒガンバナ(2019年以前分)は今!!(2022/04/23) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

▼2019年採集・回収した530個の「種子」を使った実生実験は、またとんでもない展開を見せていた。

●実生ヒガンバナ(2019年採集分)は今!!(2022/04/27) #日本ヒガンバナ学会 #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

【2019年採集分の実生実験】の現段階での結果(2022/04/27)
【2019年】 530個の「種子」採集・回収

【2020年】
・発芽率  140/530×100=26.4 %
・出葉率  54/140×100=38.6%
 全体で  54/530×100=10.6%

【2021年】
・2年目の出葉率 27/54×100=50.0%

 さて、この意味するところは!?

(つづく)

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日本ヒガンバナ学会は満15歳に!! #mixi #Twitter #Facebook #SNSの歴史 #日本ヒガンバナ学会

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▼今から15年前のお彼岸の中日(2007/09/23)、ひとつの「学会」が誕生した。

●「日本ヒガンバナ学会」(mixi版)

 である。mixiのひとつのコミュニティとして始まった。

▼創設のコトバは次のようになっていた。

****************************************************************
「ヒガンバナに興味・関心がある。」という一点だけで共通項をもつみんなで創るコミュニティです。

◆時空を超えて学び合う会(=学会)をみんなで創ろう。
 未来派「学会」に。
「学び合う」楽しさ・喜びをみんなで。 

◆あなたがノックするところがドア(入口)です。
 自分の興味あるところから入ってきてください。
 なければ自分で作ってください。
****************************************************************

▼全国からヒガンバナに関する多くの情報が寄せられるようになった。
 また、今は亡きヒガンバナ研究の第一人者・栗田子郎先生も参加してくださり愉しいものとなった。
 栗田先生からの積極的な情報発信の姿勢に大いに刺激を受け、学ばせてもらった。

●【お薦め本】『ヒガンバナの博物誌』(栗田子郎著 研成社) #ヒガンバナ

▼本日は私にとってはもうひとつの記念日でもあった。
 「日本ヒガンバナ学会」開設から2年たった2009/09/23に、Twitterをはじめたのだった。
 だから
 本日は私のTwitter記念日でもあった!!

 「#higanbana」でヒガンバナ情報をつぶやきまくった。
 これも楽しい思い出である。これは今もつづくが…。
 やがてFacebookをよく使うようになった。
 そして、「日本ヒガンバナ学会」もFacebook版を開設することにした。

●Facebook版「日本ヒガンバナ学会」

 私にとっての「日本ヒガンバナ学会」は、はからずも私にとっての「SNSの歴史」そのもののようになった。
 未来派学会である「日本ヒガンバナ学会」は、未来にまたちがった「かたち」をとっていくだろう。
 しかし
 創設のコトバの志は不易である!!
 より多くの人とヒガンバナを愉しもう!!
 ヒガンバナの「ふしぎ!?」を追いかけよう!!

 栗田子郎先生のコトバを信じて
「ところが言語や映像という形の情報は水平方向にも伝わります。」

                    15歳の誕生日の朝に

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本日(2022/09/22)、第327回オンライン「寅の日」!! #連句雑俎 #traday #寺田寅彦

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▼ひとり吟行も行けぬ状況のなかで、この季節の景はいっぺんしてしまっていた。
 かろうじて見ることのできた前の田んぼの畦のヒガンバナは満開をむかえていた。
 なんともうれしい!!
 庭の定点ヒガンバナは、お彼岸だというのにまだだ。
 どうしたんだろう!?

▼本日(2022/09/22)は、第327回オンライン「寅の日」である。
 9月に入って、オンライン句会「寅の日」は、3年目に入っている。
 今は選句期間である。
 それを記念して、9月のテーマは

【9月テーマ】「寅彦と連句」

である。読むのは今回も「連句雑俎」ときめていた。

◆本日(2022/09/22)、第327回オンライン「寅の日」!!

●「連句雑俎」(2)(青空文庫より)

▼今、きわめて個人的な事情ながら、この随筆をじっくりと読み解く状況にはなかった。
 当初の予定では
 「連句」とは!?
 「連句的」とは!?
 寅彦は、かくも熱く「連句」を語るのはなぜ!?
 をわからぬままもじっくりと読み解きたかった。これはまたの機会にということになってしまいそうだ。
 それでも、少しだけ試み始めたというあとかたをあげておく。

 このような機巧によって運ばれる連句の進行はたしかにフロイドの考えたような夢の進行に似ているのである。しかし夢の場合はそれが各個人に固有なものであって必ずしもなんらの普遍性をもたなくてもよい。しかし連句においては甲の夢と乙の夢との共通点がまた読者の多数の夢に強く共鳴する点において立派な普遍性をもっており、そこに一般的鑑賞の目的物たる芸術としての要求が満足されているのである。

そればかりか、鑑賞のみの目的でも真に奥底まで入り込んで鑑賞をほしいままにするためには、一度はこの創作心理のミステリーに触れることが必要であろうと思われるのである。われわれは「うがち過ぎ」をこわがらないで「言わずもがな」をけ飛ばして勇敢に創作心理の虎穴(こけつ)に乗り込んでみなければならない。しかしこれはなかなか容易な仕事ではない、一朝一夕に一人や二人の力でできうる見込みはない。そうかと言っていつまでも手をつけずにおくべきものでもない。たとえわれわれの微力ではこの虎穴の入り口でたおれてしまうとしたところでやむを得ないであろう。

この決意はなんだろう!?

▼もう少しだけ寅彦の「文脈」を追っておく。

私自身が平常連句制作当時自分の頭の中に進行する過程を内省することによって常に経験するところの現象から類推して行った一つの「思考実験」であるので、これはおそらく連句の制作に体験ある多くの人によって充分正当なる意味において理解してもらえることであろうと思う。

こういうふうに、連句というものの文学的芸術的価値ということを全然念頭から駆逐してしまって統計的心理的に分析を試みることによって連句の芸術的価値に寸毫(すんごう)も損失をきたすような恐れのないことは別に喋々(ちょうちょう)する必要はないであろうと思われる。繰り返して言ったように創作の心理と鑑賞の心理は別だからである。しかし全く別々で縁がないかと言うとそう簡単でもない。それは意識の限界以上で別々になっているだけで、その下ではやはり連絡していると思われるからである。この点についてはさらに深く考究してみたいと思っている。ともかくも一度こういうふうに創作心理を分析した上で連句の鑑賞に心を転じてみると、おのずからそうする以前とはいくらかちがった心持ちをもって同じ作品を見直すことができはしないか。そうして付け合わせの玩味(がんみ)に際してしいて普遍的論理的につじつまを合わせようとするような徒労を避け、そのかわりに正真な連句進行の旋律を認識し享楽することができはしないかと思うのである。

 リベンジを誓って、今回はここまでとしたい。

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2022年・私の「ヒガンバナ研究」はどこまで!? (3) #ヒガンバナの種子 #三倍体 #自然結実 #実生実験 #日本ヒガンバナ学会

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▼2013年~2021年までに手に入れた「自然結実」ヒガンバナの「種子」の報告を前回にした。
もはや、たまたまの偶然などではない。
 ヒガンバナ「自然結実」は想像以上に、高頻度に起こっている。
そう結論づけてもいいだろう。ではどうして「めったにない」と言われ続けてきたのだ
ろう!?
 現段階での私の「仮説」はこうだ!!
・誰も「あるもの」として本気で探さなかった。その時期に!!
・現に私も2013年11月まで捜しまくっていたが、どこか半信半疑だった。群生地を見
てからは「あるもの」として探し始めた。
・「自然結実」の時期が、10月中旬~11月中旬と、ヒガンバナの存在など意識されない時期である。
・この時期になると、「自然結実」した以外の花茎はほぼ完全に倒れている。
 「自然結実」した花茎だけが緑を残し、直立している。(実(種子)に栄養を送り続けているのだ。カガクだ!!)
 だから簡単に誰でもすぐみつけることができる。
 そこでさらなる結論はこうだ。

●「あるもの」として探せば誰でも簡単にみつけることができる!!

▼「自然結実」ヒガンバナの花茎をみつけることが、必ずしもすぐさま完熟「種子」を手に入れることではなかった。
 もちろん、野にあるときにすでに完熟しておればそのまま採集すればよいが、そんなことは滅多になかった。
 そのまま野においておき完熟を待っていたのでは、再度その場所にでかける前に、「種子」は、葉のなかにこぼれ落ちてしまうのがおちだろう。
 そこで、私は「自然結実」ヒガンバナ花茎を採集し、「水栽培」をすることにしていた。
 「水栽培」とは、採集したその花茎を、海苔の瓶などの容器に水をはり、挿して置くのである。
 屋内の方がふさわしい!!
 やがて実は「目玉オヤジ」状態になり、黒々とした完熟「種子」がこぼれ落ちた。
それを回収している。

▼回収した「種子」を、チャック式ナイロン袋に入れて保存している。
 ナイロン袋には、花茎採集場所、花茎採集日、「種子」回収日を記入している。
 この保存方法が確定したベストの方法だとは思っていない。いろいろ試行錯誤結果やっとたどりついた方法だ。
 最初のころは、せっかくの「種子」をカビらせることもよくあった。
 この方法をとるようになって、ほとんどカビらせることはなくなった。
 この方法のいいところは、どこで いつごろ 手に入れた「種子」であるかを 「記録」できることであった。

▼ナイロン袋に入れた「種子」は、翌年の2~3月上旬頃まで冷蔵庫で保存した。
 冷蔵庫から出してきた「種子」を使って実生実験を開始した。
  
●楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法「私のヒガンバナ研究・その後」参照

 として、一応確立していたが、2019年の530個には対応できず別の方法を考え出した。

育苗プラグトレー、市販の培養土を使うこの方法は、広く一般に「ビガンバナ実生実験」を呼びかけるにはこちらの方がすぐれていると思っていた!!なにより簡単デアル!!

●自然結実ヒガンバナの「種子」530個で実生実験開始!!(2020/03/02)(3) #ヒガンバナ

●823個のヒガンバナ「種子」の実生実験をはじめた!!(1)(2022/03/11) #自然結実 #3倍体 #ヒガンバナの種子 #実生実験  


(つづく)

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2022年10月のオンライン「寅の日」は #寅彦と茶わんの湯 #traday #寺田寅彦

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▼「ここに茶わんが一つあります。中には熱い湯がいっぱいはいっております。」

あの名作「茶わんの湯」は、こんな一文からはじまります。
「茶わんの湯」が、最初に掲載された雑誌『赤い鳥』は、1918年(大正7)7月に作家の鈴木三重吉によって創刊された子ども向け月刊誌です。
 掲載されたのは、1922年(大正11) 五月号『赤い鳥』八巻5号です。
 
だから名作「茶わんの湯」が発表されてから、今年でちょうど100年になります!!

▼2022年10月のオンライン「寅の日」の計画をたてる時期だった。
 名作「茶わんの湯」発表から100年を記念して、10月は今一度ゆっくりこの名作を読んでみたい。
 10月のテーマは次のようにしたい。

 【10月テーマ】「寅彦と茶わんの湯」

である。10月は3回ある。

■2022年10月オンライン「寅の日」!!
◆第328回オンライン「寅の日」 …10/04(火)
◆第329回オンライン「寅の日」 …10/16(日)
◆第330回オンライン「寅の日」 …10/28(金)


▼最初の2回は、「茶わんの湯」を前半・後半に分けてじっくりと読んでみたい。
 そして、3回目は寺田寅彦の第一の弟子でもあり、もっともよき理解者である中谷宇吉郎が、この名作をどう読み解いたかを、
「「茶椀の湯」のことなど」(中谷宇吉郎)から学びたい。

■2022年10月オンライン「寅の日」!!

◆第328回オンライン「寅の日」 …10/04(火)「茶わんの湯」(1)(青空文庫より)

◆第329回オンライン「寅の日」 …10/16(日)「茶わんの湯」(2)(青空文庫より)

◆第330回オンライン「寅の日」 …10/28(金)「「茶椀の湯」のことなど」(中谷宇吉郎)(青空文庫より)


科学読み物の金字塔「茶わんの湯」!!
 100年の時空を越えて、今 伝わってくるものはなにか!?
 今もまったく色褪せること、科学の面白さを熱く語りかけている。
 
 みごとなこの文章からも大いにまなびたいものである。

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【Web更新9/18】22-38【ヒガンバナ情報2022】 等 更新!!

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子規庵へ届けたくなる糸瓜かな 22/09/17撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】22-38
週末定例更新のお知らせ
 先週は事情あって、blogの毎日更新ができない日があった。
 それはずいぶん久しぶりのことであった。

 毎日のblog更新と一週間に一度のWeb更新は、私の最もベーシックな[生活習慣]としているだけに、これはちょっとした私のピンチだ。
 ピンチはチャンス!!
 となるだろうか。 
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2022 更新 糸瓜
 本日19日は「子規忌」(糸瓜忌)だ。
 2019年の5月、子規庵で5粒の糸瓜のタネを「おすそ分け」してもらった。
 それがすべてのはじまりだった。
 4年目の「子規庵の糸瓜」は、みごとに大きくりっぱな糸瓜がいくつもぶらさがっていた!!
 まずは、子規庵に届けたい気持ちになる。
 「おかげで 今年もいっぱい できたよ!!」と。

◆【ヒガンバナ情報2022】更新!!
 真っ赤に燃え立つ松明の行列!!
 真っ盛りのこの時期に動けなくなってしまった。
 私の「ヒガンバナ研究」はどこまできているんだろう!?
 まずは、それを明らかにしておこう。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!


 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから25週目である。
 観察池のすぐそばのヒガンバナの株たちが、真っ赤に燃え立とうとしていた。
 この時期ならではの景(風物誌)だ!!

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2022年・私の「ヒガンバナ研究」はどこまで!? (2) #ヒガンバナの種子 #三倍体 #自然結実 #実生実験 #日本ヒガンバナ学会

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真っ赤に燃え立つヒガンバナの行列を見て、このみごとな花はどんな実(種子)をつけるのだろう!?

と思ったことはないだろうか!?
 ところが、日本のヒガンバナは三倍体で実も種子もつくらないという。
不稔性であるというのだ。

 ヒガンバナに種子ができないことの不思議を最初に指摘したのは牧野富太郎だった。彼は明治40年(1907)に出版された飯沼慾斎の『増訂草木図説』のマンジュシャゲの補記に「予ハ未ダ本種ノ結実セシモノヲ見タルコトナシ」と書いている。(『ヒガンバナの博物誌』(栗田子郎著 研成社 P43より))

 あの牧野富太郎先生がデアル!!
 でも私はまだそれに異議アリ!!を唱えていた。私の「ふしぎ!?」はもっと単純だった!!
 あんなにみごとな花をいっぱい咲かせるのだから、なかには変わりダネがいて、「種子」をつくることもあるのではないか!?
 それが、私の「自然結実」ヒガンバナ探索のはじまりだった。

▼私はずつとずっと探し続けた!!
 そしてついに「自然結実」ヒガンバナ群生地を「発見」したのだった!!

●ついにみつけたぞ!!ヒガンバナの自然結実!! #higanbana(2013/11/13)


▼その年を皮切りに、次々と「自然結実」ヒガンバナ群生地をみつけ、「種子」を手に入れたのだった。

【2013年】10個以上正確には不明 「安富」群生地発見で喜んでしまい散逸

【2014年】30個 「夢前」群生地発見、「安富」群生地なし

【2015年】69個 「福崎」群生地発見、「福崎」63個が目立つ

【2016年】73個 再び「安富」33個が目立つ

【2017年】31個 「福崎」20個が目立つ

【2018年】34個 「安富」17個 「福崎」16個 「自宅庭」1個


▼さらにとんでもない展開が待ち受けていた。

【2019年】530個 「安富」107個+「夢前」186個+「福崎」184個+「その他」53個 = 530個 !!

【2020年】16個  「安富」5個+「福崎」4個+「福崎B」7個 = 16個 

【2021年】823個 「安富」208個+「夢前」55個+「福崎」419個+「その他」141個 = 823個 !!

もはやたまたまのレベルではなかった!!
牧野富太郎先生もビックリ!!
これを見たら牧野富太郎先生はなんというだろう!?

日本のヒガンバナになにが起こっているのだろう!?

(つづく)

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