【Web更新11/29】20-48 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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山茶花や待つ人もなき停留所 20/11/27撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】20-48
週末定例更新のお知らせ
 11月(霜月)が終わる!!
 12月(師走)が始まる!!
 2020年の師走とはどんな一ヶ月となるだろう。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2020 更新 山茶花
 日の当たる山茶花を撮りたかった。
 作業の手を止めて、その場所に行くと日が陰ってきた。
 また出直すことにした。再び、その場所に行くとまたしても、雲がいっぱいに
 何度かこれを繰りかえしてやっと撮った!!
 今年の山茶花はひときわ鮮やかに見える。なぜだろう!?

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 「寅彦忌」特番を含め4回のオンライン「寅の日」それにプラス第4回オンライン句会「寅の日」!!
 「寅の日」三昧の師走になりそうである。
 
◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「日本理科教育史」をプロットする!! のシリーズ 再び「【理科の部屋】30年史」に集中してみたいと思う。
 「30年史」そのなかで何が起こり、何が生まれたのか!?
 それは「これから」にも有効なものだろうか。
 できるだけ多様な視点で追ってみたいものである。

◆【ヒガンバナ情報2020】 更新!!
 「水栽培」中の「自然結実」花茎から完熟種子がなかなかこぼれ落ちて来ない。
 昨年は530個も手に入れたのに。
 これはどういうことだろう!?
 いくつかの作業仮説をたてながら、実生実験の観察を続けたいものである。

 大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから、35週目である。
 まだ「初霜」「初氷」もみられない。
 それはいつだろう? 

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「日本理科教育史」をプロットする!!(38) #理科の部屋 #30年史 #自分史

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▼風は冷たかった!!
 すっかり葉を落としてしまった柿の古木にあの紡錘形の生命体がぶらさがっていた!!
 今ではずいぶん珍しくなってしまった「蓑虫」である。
 それも、ひとつふたつでなくすくなくとも10個は越えている!!

 寅彦の「蓑虫と蜘蛛」(青空文庫より)を思いだして読んでみた。
 しばし、「蓑虫」の一生に思いを馳せるのだった!!

▼久しぶりに 「日本理科教育史」をプロットする!! をつづけよう。
 27歳をむかえたばかり【理科の部屋】の歴史が気になっていた。

 あと3年で30歳である!!

▼3年後を想定して、「【理科の部屋】30年史年表」を書き始めていた。

【理科の部屋】30年史年表 

 あくまで私自身が把握する範囲の「歴史」である。
 行がみだれてしまったり、リンク切れがいっぱいあったりしてなかなか思うように作成できない。
 いつまでもパソコン苦手はかわらなかった。進歩がない。(^^ゞポリポリ

いつのまにやらこの「30年史」と「自分史」を重ねてしまうのだった!!

 【理科の部屋】の最もすばらしいところは、多くの人の「自分史」に支えられてきたところだ。
 他の人が「【理科の部屋】30年史」を描けばまたちがったものができるだろう。
 それらをリンクすれば より豊かな「30年史」になるだろう。

 それに とても興味がある!!
 ここで思いつき提案だ!!3年後をめざして

 「【理科の部屋】30年史」作成委員会(仮称)をつくりませんか!!
 
(つづく) 

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実生コヒガンバナは今!?(2020/11/27)#日本ヒガンバナ学会 #コヒガンバナ #2倍体

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日本のヒガンバナは3倍体(2n=33)!!
 コヒガンバナは2倍体(2n=22)!!
 コヒガンバナは2倍体だからアタリマエに「種子」でも殖える!!

 このアタリマエを私はすんなり納得できなかった。
 実生実験が進むにつれて、実生ヒガンバナとのちがいは歴然としてきた!!
 やっとナルホドと納得するのだった。 (゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

前回の観察(2020/10/10)から一ヶ月と17日経っていた。
 八手の木陰から、17個の鉢を明るいところ持ち出してみた。
 
 もうそれだけで圧巻だった!!

 「出葉」している葉の数も増えているような気がした。
 鉢ごとの葉の枚数を数えてみた。

【9枚】…1
【6枚】…2
【5枚】…2 
【4枚】…5
【3枚】…3
【2枚】…3
【0枚】…1

 やっぱりまだ1鉢だけ「出葉」がみられなかった。
 
 葉の枚数の総合計は66枚!! 前回(58枚)より8枚増えていた!!

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▼変化は葉の枚数だけでなかった。葉の長さも驚くほどのびていた。

【9枚】…25~26㎝
【6枚】…20~25㎝
【5枚】…20~25㎝ 
【4枚】…20~25㎝
【3枚】…28㎝までのびたものもある。
【2枚】…30㎝近くまでのび折れたようになっている。

 相対的には枚数の少ない鉢の方がよくのびていると言えるかも知れない。

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▼それにしてよくここまでと感心しながら、しばしながめていた。
 「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクトのことを思いだした。
 これもまったくの夢物語でなくなりつつある。いよいよ現実味をおびてきた!!
 
 何年か先にはここから、花茎がのびてきて花を咲かせるだろう!!
 花が咲いた後には、かならず「種子」をつくるだろう!!
 その「種子」を使って 多くの人が 実生実験をすれば
 コヒガンバナは2倍体!! に腹の底から納得するだろう!! 

 鉢の底から根が伸びていた。
 大きな鉢への「引っ越し」の時期を思案している。

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第4回オンライン句会「寅の日」12月例会案内!! #寅の日 #オンライン句会 #夏雲システム

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川霧が発生していた!!
この時期のお気に入りの景である!!

 手持ちの『俳句歳時記』(角川文庫)では、「霧」は秋編に出ていた。
 【霧 きり】朝霧 夕霧 夜霧 山霧 川霧 狭霧 霧襖 濃霧 霧笛  

 我らが寅日子先生は「朝霧」がお気に入りだったようだ。
  
 朝霧をつんざく一番列車哉(明治31年)

 朝霧に燈台の火の残りけり(明治31-32年)

▼2句とも「夏目漱石先生に送りたる句稿」にある。
 寅日子先生が俳句修業に夢中になりはじめたころの作品である。

 私たちの「0からはじめる俳句修業」=オンライン句会「寅の日」は第3回の「選句期間」が終了したところである。
 今から、談話室でそれぞれの「作品」について語り合い・学び合う。
 実に愉しいひとときである。
 句会に参加して、自分でも作句しながら俳句修業を積み重ねるのが最高の方法だ。
 多くの先達が語るところだ。
 でもいきなり句会に参加するのは、ハードルが高すぎる。
 また、今日の状況では 人と対面してのリアル句会は なかなかむつかしいところだ。
 こんなときは 

 オンライン句会「寅の日」だ!!

▼12月は第4回目になる。
 あらためて案内要項をあげてみる。

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第4回オンライン句会「寅の日」12月例会実施案内

0.はじめに
 本会をオンライン句会「寅の日」と称する。
 オンライン「寅の日」から生まれたオンライン句会です。
 俳句結社「寅の日」が運営しています。
 寺田寅彦に師事します。 

0からはじめる人のためのオンライン句会です。

 本会は「夏雲システム」を利用させてもらっています。

1.原則として月一回の月例句会を実施します。

2. 参加者
 あらかじめ登録された者のみ。
 (「俳号」をきめて、【句会「寅の日」参加希望】のタイトルで楠田までメールを)
 
3.投句のお題
・当季雑詠(その季節の季語を自由に詠む。)

4.句数
・5句だし
・5句選(特1・並4)特選は2点 並選は 1点 扱い
・予選句は自由 
5.【投句期間】
 12月1日0時から15日23時30分まで
 

6.【選句期間】
 12月16日0時から25日23時30分まで  

7.【結果発表】
 12月26日から

8.賞について
 ・最高得点句は最優秀句であり、その句会の「寅日子」賞とする。
 ・特別賞として、次の賞を設ける。
 「これぞ科学!!」が詠まれた句 → 「牛頓」(ニュートン)賞!!
 「よくぞそこまで観察した!!」という句 → 「藪柑子」賞!!
  特別賞は、毎回でなくてよい。
  もちろん「寅日子」賞と重なることがあってもよい。
  参加者が、選評の際に書き込むようにようにしたい。複数票を獲得したときに受賞としたい。

9.注意事項
 参加する前に「夏雲システム」、「同意事項」をよく読んでおいてください。

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▼12月は
 【漱石忌 そうせきき】12月6日
 【寅彦忌 とらひこき】12月31日
 の月でもある。まだまだはじまったばかりの俳句修業!!
 なによりも愉しむことを最優先にやっていきたいものである。

 ひとりでも多くの人といっしょに愉しめたらと思っています。
 よろしく <(_ _)>

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実生ヒガンバナ(2019年以前分)は今!!(2020/11/25) #ヒガンバナの種子 #実生ヒガンバナ実験

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2019年に採集・回収した530個の種子を使った実生実験の今(2020/11/17)についてはすでに報告していた。

 しかし、それ以前の分の実生実験の報告(2020/10/15)をしてから、すでに一ヶ月と10日も過ぎていた。

 「出葉」した葉は大きく伸びてきただろうか!?

 鉢を日のよく当たるところに持ち出してみた。

▼古い順番に行こう。

●2014年「種子」採集→2015年実生実験開始→植木鉢3つ

・「出葉」しているのは一鉢だけ。
・葉の数は三枚に増えている!!
・葉はいずれもほぼ25㎝にまで伸びている!!

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▼次に行こう。

●2016年「種子」採集→2017年実生実験開始→植木鉢3つ

・こちらも「出葉」しているのは一鉢だけ。
・葉の数は三枚だ!!
・葉の長さも大きく伸びてきている。
 18㎝
 17㎝
 14㎝

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▼最後は一昨年採集分だ。

●2018年「種子」採集→2019年実生実験開始→植木鉢3つ

・こちらは「出葉」している鉢は二鉢だ。
・二鉢とも「出葉」している葉の枚数は一枚だ!!
・一枚でもよく伸びてきている。
 17㎝
  8㎝

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 全体で四鉢で「出葉」が確認できたことになる。
 九鉢を一同にならべてながめていると、これからの展開が楽しみになる。
 葉は来年の春先までのびつづけるだろうか。
 どこまで!?
 ここから花茎が伸びてくるのはいつだろう!?
 ほんとうにそんな日はくるのだろうか!?

 さて、このあとどんな展開が…。

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子規庵の糸瓜(2年目)をついに収穫した!!(2020/11/24) #子規庵 #糸瓜

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この糸瓜にはこだわりがあった!!
 昨年の5月に子規庵を訪れたときに5粒の種子を「おすそ分け」してもらった。
 そのうち4粒が発芽し成長した。できた糸瓜の実から大量の種子を採った。
 その種子から育てたのがこの糸瓜だった。
 だから、これは

 2年目の子規庵の糸瓜!!

 というわけだ。
▼そのこだわりが収穫を遅らせた。
 なんとか一年目以上の収穫をしたかったのだ。
 まだ花が咲き、小さな糸瓜が育とうとしていた。
 ひょっとしたら、これが大きく…  という願いが決断を鈍らせた。

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昨年の収穫よりも3日も遅れていた。
 昨年くらべると、ずいぶん「不作」(失敗!?)だった。
 なぜだろう?
 狭い場所に欲張りしてたくさん育てすぎたためだろうか!?

 最高に大きく育ったモノでも長さ44㎝ 太さ(胴回り)33㎝だった。
 まともなものは3つばかり
 小さなものを入れると数だけは多かった。14~15個はある。
 すでに枯れたモノも多かった。すべてで12~13個あった!!

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▼枯れたものから、黒い種子がこぼれ落ちた!!
 さて、これからどうしょう!?
 昨年のように水につけて腐るのを待つか?
 それともこのまま枯れるのをまって、「たわし」と「種子」を手に入れるか?
 ここが思案のしどころだ。

 「たわし」もさることながら、特に私が欲しいのは、
 
 3年目の子規庵の糸瓜に向けた「種子」だ!!

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【Web更新11/22】20-47 オンライン「寅の日」 等 更新!!

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花八手虫それぞれに集いけり 20/11/18撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】20-47
週末定例更新のお知らせ
 「巣ごもり」の暮らしが長くなっている。
 それだけ世間を吹く風に疎くなっている。ときどきそれを実感して自分でも驚いてしまうことがある。
 世間ではそろそろ師走の風が吹き始めるころだろうか。
 さあ ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆表紙画像集2020 更新 花八手
 今年はこれまた遅いな と思っていた八手の花が咲きはじめた!!
 それは、まさに「小春日和」というそんな天気の日だった。
 いっせいに虻、蠅などの虫たちが集い始めた。
 花八手からどんなシグナルが発せられたのだろう!?

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 オンライン「寅の日」をはじめて9度目の師走だ!!
 「寅彦忌」もあって、「寅の日」三昧の師走になりそうである。
 テーマは、ながらく続けて来た「寅彦と俳句」から、「寅彦と科学と文学」に変わる。
 読む随筆は長編ばかりであるので、ちびりちびりと読んでおきたい。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「日本理科教育史」をプロットする!! という自分でも少し気恥ずかしくなるほどの仰々しいタイトルのシリーズである。
 しかし、なかみはどこまでも「等身大」に「リアルタイム」に語っていきたい。
 思いつくまま、気儘に…。
 まだ まだ 続けるつもりである。

◆【ヒガンバナ情報2020】 更新!!
 2019年採集・回収した530個の種子を使った実生実験は、数々の仰天の「事実」を見せてくれている。
 この「事実」を「記録」しておきたい。
 そして、私なりの作業仮説を組み立ててみたい。
 他の年度のモノ、コンガンバナの方の「記録」も近日中にあげたい。

 大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから34週目である。
 風が冷たくなってきた。
 枯蓮の葉が風に吹かれて、飛びはじめた。
 枯れ葉の葉脈、これまた美しい!!

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【祝】本日(2020/11/23)、【理科の部屋】は満27歳に\(^O^)/ #1993年 #日本理科教育史 #理科の部屋

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▼「日本理科教育史」にこの日はプロットされるだろうか!?

●1993年11月23日 NIFTY-Serve教育実践フォーラム【理科の部屋】開設!!

 そう!!
 本日は【理科の部屋】満27歳の誕生日だ!!

▼【理科の部屋】創設期からのwelcomeメッセージは一貫していた。

***************************************************
日本の理科教育情報発信基地
    【理科の部屋】へようこそ        

(^o^)/ あなたもここで情報発信者に\(^o^)   
情報は、発信されるところに集まる。
あなたがノックされるところがドアです。
時空を超えて響きあい・学びあい・高めあう世界を 
*************************************************** 

なかでも「情報は、発信するところに集まる!!」は、私たちの合い言葉だった。

▼【理科の部屋】とは何か を次のように語っていた。

●【理科の部屋】とは~情報は発信するところに集まる~

 そのなかに次のような文章があった。少しながくなるが、誕生日ということで読み返してみた。

 10年後、20年後に日本の理科教育研究史を語るとき、かならずや【理科の部屋】にふれられることは確実であろうと思います。 「ああ、あれがこの時代の萌芽期であったのだなあ」と。Y(^^)ピース!  この間ずっと、一貫して【理科の部屋】では『情報は、発信するところに集まる。』と唱えてきました。  これは、これまでの教育研究運動のコペルニックス的転回であり、一大パラダイムの転換です。  つまり、これまでの情報の「受信者」が、「発信者」に変わっていくのです。じつは、ほんとうに必要な情報は「発信」するところに集まってくるのです。  先行する実践者の報告を、ありがたく聞くだけが研修(研究)ではないのです。(先行するすぐれた実践からは大いに学ぶべきです。そこからしか、私たちの研究活動は出発しないのも事実なのですが)自分の実践をどんどん発信するのです。  そのことが、なによりの自分にとって有用な「情報の収集活動」になるのです。

▼27年たった今も、この思念はかわらない。
 今も現在進行形の【理科の部屋】がふたつある。

●【理科の部屋】7(サイエンスフォーラム)

●Facebook版【理科の部屋】

 先の文章を再び引用してみよう。
 
 

私たちは、今こそ自分の学校の理科室を、研究室を、仕事場を、家庭を、フィールドを、・・・
 そして自分自身を「日本の理科教育情報発信基地」に変えてしまいたいものです。
 「私」発→「地球」行きのメディアを駆使して・・・。

 さあ!!

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「日本理科教育史」をプロットする!!(37) #2020年 #サイエンスアゴラ2020 #未来の理科教育

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風は冷たかった。
初冬が帰ってきた!!

 本日(2020/11/22)でサイエンスアゴラ2020が終わる。

●2020年11月13日~22日 サイエンスアゴラ2020『Life』

 科学と社会の関係を深める10日間!!
 オンライン開催「無料配信」!!
 開催初日からいつでも見られるオンデマンド企画!!
 
▼今年のテーマ『Life』に沿って実に多種多様の企画が展開されていた。
 もう済んでしまった企画については、動画でその「記録」が見ることができる。
 アリガタイ!!
 今日(11/22(日))一日とっても、実に多様な企画がライブ配信されるようだ。
 オモシロソウ!!

開催初日からいつでも見られるオンデマンド企画!!
 というのがこれまたいい!!
 ついつい目移りしてしまうほどのメニューだ。
 やはりお薦めは

●企画番号Y-02『やっぱり見たい!原子や分子!!』

 です。8年前に参加したときのことを思いだしてしまった。
 他にもほんとうにいろいろな企画がある。
 オンデマンドだからこそ実現した企画がいくつもある。

▼やっぱり意識は、「理科教育」にもどってしまう。
 2020年という年が、「これから」の「理科教育」に大きな影響をもたらすだろうことはあきらかだ!!

 サイエンスアゴラ2020 に 未来の理科教育 のヒントをみつけに行こう!!
 
(つづく)


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「日本理科教育史」をプロットする!!(36) #やさしくて本質的な理科実験 #現代理科教材発展史

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▼今一度、『やさしくて本質的な理科実験』を時系列にならべてみる。

●1972年7月10日 『やさしくて本質的な理科実験1』(科教協東北地区協議会編 評論社)

●1976年4月10日 『やさしくて本質的な理科実験2』(高橋金三郎・若生克雄共編 評論社)

●1985年4月10日 『やさしくて本質的な理科実験3』(高橋金三郎・鈴木清龍・若生克雄共編 評論社)

●2001年10月10日 『やさしくて本質的な理科実験4』(鈴木清龍・若生克雄共編 評論社)

もうこれだけで圧巻である!!

▼紹介された「実験」は
・第一巻 60
・第二巻 69
・第三巻 62
・第四巻 54
総合計 245 !! 

 これまた再び、第一巻の巻頭言のコトバをかりよう。

これは東北地方の科教協会員が主として開発した「誰にでもほとんど設備を必要とせず、しかも自然科学の本質をやさしく理解する実験」です。理科の中心は実験です。実験がうまくいかないかぎり、授業はうまくいきません。 「実験がうまくいく」とは決して「失敗しない」ことだけではありません。実験そのものが本質的なものであって、しかもその意味が子どもによく理解できるものでなければなりません。(同書P2より)

 この「やさしくて本質的な理科実験」の趣旨は一貫していた!!
 今度は第四巻の巻頭言の最後のコトバをかりよう。

 理科ぎらい、理科ばなれがいわれますが、そんな状況のなかで実験書、ものづくりは花ざかりのようです。超教科は脱学校を生みだしています。(それはあだ花か。)私たちは脱学校のなかから、学校での学習が再構築されると考えていますが。  それは、これまでの蓄積の成果を自らのものとして、子どもの要求に敏感に反応し対応できるように自らをつくっていくことによるしかないのではないでしょうか。  2001年8月   鈴木清龍・若生克雄
 

 それから19年です!!

▼まったく唐突な話ではあるが寅彦のコトバを思いだした。

 

新しい芸術的革命運動の影には却って古い芸術の復活が随伴するように、新しい科学が昔の研究に暗示を得る場合は甚だ多いようである。これに反して新しい方面のみの追究は却って陳腐を意味するようなパラドックスもないではない。かくのごとくにして科学の進歩は往々にして遅滞する。そしてこれに新しき衝動を与えるものは往々にして古き考えの余燼(よじん)から産れ出るのである。

 自分は繰返して云いたい。新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。

 

寺田寅彦「科学上の骨董趣味と温故知新」(青空文庫より)

▼今、私がやりたいことは2つだ。

(1) 「やさしくて本質的な理科実験」の「現在地」を知る!!
  ・あれから19年、どんな新しい「やさしくて本質的な理科実験」がうまれたのだろう?
  ・245の「実験」はどのように進化したのだろうか。
 
(2) 現代理科教材発展史を書く。
  ・いくつかの「定番」実験をとりあげて、その発展史を書く。
  ・今でなければ、その「はじまり」も取材できないこともある。
  ・ひとりの力では限界がある。協力のお願いをしながらも可能なかぎりということで…
  ・愉しみながら、ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

 「理科実験」の「不易流行」を追ってみよう!!

ホンモノの「流行」は、「不易」を内包する!!

ホンモノの「不易」は、「流行」を創造する!!

(つづく)


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