サイエンスコミュニケーター宣言(413)

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「播磨国神西郡手城山開路碑」
 確かにそう読めた!!
 その碑の本文は苔むしもう定かには読めなかった。調べてみた!!
 碑は明治13年(1880)に建てられたそうだ。
 つまり今からちょうど140年前だ!!

 手城山の硬い岩石は東を流れる市川に向けて張り出していた。従って旧生野街道は手城山の西を通っていた。
 硬い岩石を火薬で爆破し、まっすぐな「新生野街道」をつくった!!文明開化時代の到来だった。
 今週のはじめ手城山城跡にたった私は、一日おいて今度はこの碑の前にたっていた。

 自然にはたらきかけて生きてきた私たちの「歴史」をたどるのはなかなか面白い!!

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▼ちょっとこじつけのような話をするが、私は最近自分自身の歩んできた「歴史」に興味をもっている。
 「新生野街道」の半分ほどの私自身の「歴史」=「自分史」デアル!!
 こんなこと言い出すの年のせいだろうか。(^^ゞポリポリ

 私が自らを「サイエンスコミュニケーター」と名のりはじめたのは2011.4.1だった!!

●サイエンスコミュニケーター宣言(1)

▼それからまもなく9年が終わろうとしている。
 そして10年目に入ろうとしている。
 今こそ、また問うておこう。私自身の「現在地」を!!

 またまたサイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を確認するための5つの座標軸を引っぱり出してこよう。

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

▼9年目のおわりと10年目のはじめにわたり「現在地」の確認と「これから」を展望する作業にとりかかる!!
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

 「サイエンスコミュニケーター」よりも長い「歴史」もつ大賀ハス観察池!!
 蓮根の植え替えから53週目であった。
 ほんとうは、今年度の蓮根の植え替えを昨日する予定であったが、雨天のため本日に延期した。
 すでに、あらたな「葉芽」が水面から顔を出そうとしていた。
 さあ、今日はできるだろうか?

(つづく)

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Webテキスト『天気の変化』はどこまで!?(13)

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▼最初に「日暈」に気づいたのは26日15時前だった。日はそのまま西に傾いていった。
 昨日、27日は朝からずっと雨が降り続いていた。いったん小降りになったかと思ったが、また降り出した。
 「日暈」から24時間たってもやはり雨は降り続いていた。

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▼「日暈」は氷晶の存在を意味する。
 それから雨が降るまでのプロセスを想像してみるのだった!!
 ここもやっぱり「高層天気図」だ!!

●アジア500hPa・300hPa高度・気温・風・等風速線天気図(AUPQ35)
●アジア850hPa・700hPa高度・気温・風・湿数天気図(AUPQ78)

 それぞれ26日12時、27日0時、27日12時をプリントアウトし、ならべてみる。
 またまたこの数値をならべておく。

・300hPa…基準高度9600m
・500hPa…基準高度5700m
・700hPa…基準高度3000m
・850hPa…基準高度1500m

▼ここで少し余談を
 頭のなかで具体的なイメージをつくろうとするのだが、なかなか…(^^ゞポリポリ
 図に書いてみるのも方法だと思う。
 
 もっといいのは模型だ!!
 高さ1m50㎝(対流圏)ぐらいの本棚のような模型をつくっておく。
 十種雲形の雲の模型をつくり配置する!!
 300hPa(96㎝)、500hPa(57㎝)、700hPa(30㎝)、850hPa(15㎝)の位置に透明のプラ板で棚をつくる。
 この高さの様子をあらわしたのが、この「高層天気図」デス!!と。

 誰かつくってくれないかな!!

▼いつも「高層天気図」に慣れ親しむために
 ひまなときに「高層天気図」見るためのサイトをiPhoneに登録している。

●北海道放送HBC(予想にチャレンジ!専門天気図)

●地球気(専門天気図)

 さあ!!
 次は予想だ!!
 今日はどうなるだろう!?
 明日はどうだろう!? かなり切実な問題であった。

(つづく)

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オンライン「寅の日」8年間に何を読んできたのか!?(3) #traday #寺田寅彦

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オンライン「寅の日」がはじまった2012年の8月から、私のなかでは土佐に寺田寅彦を訪ねるのが恒例行事となってしまっていた。
 名づけて 「土佐の寅彦」詣!!
 「土佐の寅彦」詣で必ず訪ねる定番スポットがあった。今では定番スポットは5箇所になった。

(1)寺田寅彦記念館

(2)高知県立文学館(寺田寅彦記念室)

(3)寺田寅彦の銅像(2018.07.24~)

(4)高知地方気象台遠隔露場

(5)墓所

 12回目「土佐の寅彦」詣は秋まで延期となってしまった!!
 秋に墓所で近況報告をするのが、楽しみである。

▼さて
【お薦め随筆】寺田寅彦の「○○随筆」十選!!をつづける。

◆寺田寅彦「俳句入門」十選 !!
(1) 俳句の精神 7
(2) 天文と俳句 7
(3) 俳諧の本質的概論 4
(4) 思い出草 3
(5) 伊吹山の句について 2
(6) 俳句の形式とその進化 1
(7) 子規の追憶 1
(8) 俳諧瑣談 1
(9) 夏目漱石先生の追憶 1
(10) 連句雑俎 1

 私が「俳句入門」なんて自分でも不思議な感じがするが (^^ゞポリポリ
 寅彦の俳句関連の随筆を読んでいるうちに、ぜひ自分でも…となってしまったわけだ。
 ついには、俳句結社「寅の日」まで立ちあげてしまった。

▼最後の【お薦め随筆】である。

◆寺田寅彦「気象入門」八選 !!
(1) 颱風雑俎 7
(2) 茶わんの湯 6
(3) 夕凪と夕風 5
(4) 海陸風と夕なぎ 5
(5) 春六題 3
(6) 凍雨と雨水 2
(7) 伊吹山の句について 2
(8) 自然現象の予報 1

 賢治の「雲見」、寅彦の「宇宙見物」!!
 そう決め込んでいた。とんでもなかった。寅彦こそは「雲見」の超達人だった!!
 実にその観察眼はスルドイ!! 大いに学びたいものである。

▼最後になってしまったが、どこにも入れなかったが、どうしても【お薦め】の一編がある。

「科学と文学」(青空文庫より)  7

 超お気に入りの一編です。
 なぜそこまで言うのか!?
 ちょっと長編ですが、ぜひあなたも読んでみてください。

 さあ、8年の歩みが終り、4月からは9年目の歩みがはじまる!!

 ぜひぜひあなたも一緒に!!

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オンライン「寅の日」8年間に何を読んできたのか!?(2) #traday #寺田寅彦 

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▼私はどこまでも寅彦のにわかファンであった!!
 そんな私を寅彦に夢中にさせてくれた人たちいた!!
 それが

「土佐の寅彦 寺田寅彦記念館友の会」

である。この「友の会」の人たちは誰もが熱く熱く寅彦の魅力を語られた。それはもう圧倒されるばかりだった。
 いっぱいその「おすそ分け」をいただいてきた。
 オンライン「寅の日」をここまで続けてこられたのは、「友の会」との出会いのおかげである。深謝<(_ _)>

▼ 私は8年間に読んできた99編を勝手に少し強引に分類していた。

A 【防災・減災】『天災は忘れられたる頃来る』 9編
B 【科学・科学教育】『ねえ君、不思議だと思いませんか?』 71編
C 【俳句】『歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である』 13編
D 【気象】寅彦の「雲見」!! 6編 

 なんとも自分の都合だけの勝手な分類だ!!

▼さらには
【お薦め随筆】寺田寅彦の「○○随筆」十選!!
というのつくっていた。
 「寅彦の随筆のなにが面白いですか!?」に答えるための私のお薦めリストだ!!
 やっぱり私はここからはじめる。

◆寺田寅彦「科学(理科)教育」十選!!
(1) 科学者とあたま 8
(2) 研究的態度の養成 6
(3) 雑感(「理科教育」より) 6
(4) 科学上の骨董趣味と温故知新 5
(5) 物理学実験の教授について 5
(6) 方則について 1
(7) 物理学の応用について 1
(8) 知と疑い 1
(9) 疑問と空想 1   
(10) 科学に志す人へ 1

▼次は、そもそも私が寅彦を読むきっかけになった防災・減災である。

◆寺田寅彦「防災・減災」十選!!
(1) 日本人の自然観 9
(2) 天災と国防 8
(3) 津浪と人間 7 
(4) 颱風雑俎 7
(5) 地震雑感 4
(6) 神話と地球物理学 4
(7) 小爆発二件 2
(8) 流言蜚語 1
(9) 災難雑考 1
(10)静岡地震被害見学記 1

(つづく)

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オンライン「寅の日」8年間に何を読んできたのか!?(1) #traday #寺田寅彦 

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一九二八年(昭和3年)の春ころから、高嶺と寅彦は毎週一度のペースで、二人だけの昼食会を催すことになる。高嶺はこの日を「寅の日」、一方の寅彦は「高嶺デー」と呼んでいた。銀座、日本橋、神田、上野界隈までタクシーで足をのばし、毎回、ゆっくり食事をしながらおしゃべりに興じていた(中略)。学問の話もしたが、それ以外に気楽なテーマもよく話題にのぼったという。“高等遊民”を彷彿させる二人の姿が浮かんでくる。(『寺田 寅彦 漱石、レイリー卿と和魂洋才の物理学』(小山 慶太著 中公新書 P15より)

・この「寅の日」を現代に蘇らせることはできないか?
・時空を超えるオンラインでは可能ではないか?
・オンラインならば誰でも参加できるのでは!?
・「寅の日」にちなみ12日に一回、干支「とら」(寅)の日に!!

 かくしてオンライン「寅の日」は2012年4月はじまった!!

▼この3月末で8年間の歩みとなる!!
・8年間(2012.04.01~2020.03.31)で249回!! 
・定例 2~3回/月
・特番オンライン「寅の日」毎年12/31(寅彦の命日 1935.12.31没)
『日本人の自然観』(1935.10発表)

▼ではその249回のオンライン「寅の日」で何を読んできたのか!?
 読んだ回数の多いものからいっきょにならべてみる。
 (ただし、この回数にはいろんな場合がある。たとえば「ルクレチウスと科学」など一ヶ月3回連続して読んだこともある。その場合は1回としてカウントした。)

【 オンライン「寅の日」で何を読んできたか(2012.04.01~2020.03.31)】
             (数字は読んだ回数)
1 日本人の自然観       9

2 天災と国防      8
3 科学者とあたま        8

4 津浪と人間           7
5 俳句の精神          7
6 天文と俳句          7
7 颱風雑俎      7
8 科学と文学       7

9 茶わんの湯          6
10 研究的態度の養成    6
11 雑感(「理科教育」より)   6

12 日常身辺の物理的諸問題    5
13 科学上の骨董趣味と温故知新 5
14 夕凪と夕風     5
15 海陸風と夕なぎ 5

16 俳諧の本質的概論      4
17 地震雑感     4
18 物理学実験の教授について  4
19 神話と地球物理学    4

20 思い出草     3
21 自然界の縞模様    3
22 線香花火     3
23 金平糖      3
24 身長と寿命         3
25 藤の実     3
26 春六題     3
27 量的と質的と統計的と     3
28 物理圏外の物理現象   3
29 地図をながめて    3
30 ルクレチウスと科学   3
31 物質群としてみた動物群 3
32 蓑虫と蜘蛛    3
33 蜂が団子をこしらえる話   3

34 5月の唯物観        2
35 からすうりの花と蛾 2
36 うじの効用    2
37 コーヒー哲学序説   2
38 西鶴と科学    2
39 レーリー卿     2
40 科学者と芸術家       2
41 コスモスとアリ(柿の種) 2
42 凍雨と雨水    2
43 伊吹山の句について 2
44 小爆発二件    2
45 団栗           2

46 アインシュタイン     1 
47 俳句の形式とその進化   1
48 音の世界    1
49 においの追憶   1
50 毛ぎらい         1
51 エレベーター       1
52 流言蜚語         1
53 田園雑感         1 
54 路傍の草    1
55 日本楽器の名称      1 
56 火山の名について     1
57 歌の口調    1
58 子規の追憶        1
59 詩と官能         1 
60 感覚と科学    1
61 俳諧瑣談    1
62 夏目漱石先生の追憶 1
63 蓑虫      1
64 案内者          1
65 化け物の進化       1
66 災難雑考    1
67 方則について       1
68 新春偶話         1 
69 物理学の応用について   1
70 物理学と感覚   1
71 知と疑い    1
72 自然現象の予報      1
73 怪異考          1
74 柿の種     1
75 連句雑俎    1
76 静岡地震被害見学記 1
77 沓掛より         1
78 とんびと油揚       1
79 小さな出来事       1
80 三斜晶系         1
81 やもり物語        1
82 夏の小半日        1
83 夏            1
84 秋の歌          1
85 カメラをさげて      1
86 疑問と空想        1 
87 科学に志す人へ      1
88 透明人間         1
89 視角           1
90 製陶実演         1
91 向日葵          1
92 竜舌蘭     1
93 映画の世界像   1
94 映画の時代    1
95 映画芸術    1
96 花物語     1
97 庭の追憶    1
98 電車の混雑について 1
99 とんぼ     1

なんと総合計 99編である。

▼【番外編】として、寺田寅彦以外が書いた随筆も2編あった。
 いずれも中谷宇吉郎の書いたものだった。
【番外編】 
1 「指導者としての寺田先生」(中谷 宇吉郎) 1
2 「寺田寅彦の追想」(中谷宇吉郎)       1

 アリガタイことに99編の随筆、たった今すぐにでも誰もが読むことができる!!

◆作家別作品リスト:No.42 寺田寅彦 (青空文庫)

 何度でも言う!!なんとアリガタイ時代だ!!

 8年間もオンライン「寅の日」を継続できたのは「青空文庫」のおかげである!!深謝!

(つづく)

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本日(2020/03/24)、第249回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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こんなところに城があったとはにわかに信じがたかった!!
 
 城の名前は「手城山城」!!
 確かに、山頂は削ったか平になっていた。木立のあいだから下をのぞけば市川が見えた!!
 南北の平野も見渡すことができた。記録によれば、1585年に落城したそうである。(本能寺の変の3年後 435年前)

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 私は歴史散策が主たる目的ではなかった。先日からあたらしく加えた夕方の散策コース!!
 私は、これを自分が暮らす地域の「動く大地の物語」のシナリオを考える取材散策としたかったのだ。
 帰りに高位段丘にある「旧街道」を歩いていると、少しばかりタイムスリップする気分になるのだった。

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▼本日(2020/03/24)は、第249回オンライン「寅の日」である。
 本年度最後のオンライン「寅の日」である。
 3月のテーマは、ズバリ
 警鐘「天災は忘れられたる頃来る」
 その二回目の本日は、「神話と地球物理学」を読む。

◆本日(2020/03/24)、第249回オンライン「寅の日」!!

「神話と地球物理学」(青空文庫より)

▼この随筆が発表されたのは、昭和8(1933)年8月である。
 最晩年まであと2年!!警鐘を打ち鳴らす手により力が入ってきていた。
 寅彦は警鐘に耳を傾けてもらうためには、あの手この手、使える手段はすべてを駆使した。
 「神話」と「地球物理学」一見無縁と思えることもツナイデみせてくれた。
 出だしはこうはじまる。

 われわれのように地球物理学関係の研究に従事しているものが国々の神話などを読む場合に一番気のつくことは、それらの説話の中にその国々の気候風土の特徴が濃厚に印銘されており浸潤していることである。

 「神話」のなかにも、私たちの暮らす大地の「動く大地の物語」が語られている!!
 これが、この随筆の主文脈である!!
 「神話」なんて!? と訝るひとには ちゃんと前置きしていた。

 誤解を防ぐために一言しておかなければならないことは、ここで自分の言おうとしていることは以上の神話が全部地球物理学的現象を人格化した記述であるという意味では決してない。神々の間に起こったいろいろな事件や葛藤(かっとう)の描写に最もふさわしいものとしてこれらの自然現象の種々相が採用されたものと解釈するほうが穏当であろうと思われるのである。

「神話」をも「自然現象観察」の貴重な「記録」とみる寅彦の視点がスバラシイ\(^O^)/

▼さらには、ウェーゲナーと「神話」をツナグくだりはみごと!!

ウェーゲナーの大陸移動説では大陸と大陸、また大陸と島嶼(とうしょ)との距離は恒同(こうどう)でなく長い年月の間にはかなり変化するものと考えられる。それで、この国曳(くにび)きの神話でも、単に無稽(むけい)な神仙譚(しんせんだん)ばかりではなくて、何かしらその中に或(あ)る事実の胚芽(はいが)を含んでいるかもしれないという想像を起こさせるのである。あるいはまた、二つの島の中間の海が漸次に浅くなって交通が容易になったというような事実があって、それがこういう神話と関連していないとも限らないのである。

 また、いつものように最後の寅彦独特の言い回しの言は、今日も示唆的だった!!

 きのうの出来事に関する新聞記事がほとんどうそばかりである場合もある。しかし数千年前からの言い伝えの中に貴重な真実が含まれている場合もあるであろう。

 435年前も前に消えた「山城」と私が暮らす地域の「動く大地の物語」をツナグ作業ははじまったばかりだ。
 さあ、今日も歩いてみるかな。

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【Web更新3/22】20-12 Webテキスト『天気の変化』の可能性!?等 更新!!

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いつもの日いつものように蕗の薹  20/03/20撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】20-12
週末定例更新のお知らせ
 アタリマエの「日常」が、アタリマエでなくなって日がたとうとしている。
 そんなときこそ、自然のアタリマエはアリガタイ!!うれしい!!
 私も自然の一部であるというアタリマエに気づいたりする。それもまた楽しい!!

◆表紙画像集2020 更新 蕗の薹
 春分の日。
 いつもの土手に、いつものように蕗の薹が顔を出していた。
 毎年、ほぼ同じ場所・位置から顔をだすのは、そこに地下茎が走っているからだろう。
 では、毎年春分の日の頃に顔を出すのはどうしてだろう!?
 その「からくり」は!?

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 一週間ずっと「高層天気図」の面白さを追いかけてみた。
 たしかに面白い!!
 これをプロたちだけのものにしておくのはモッタイナイ!!
 では、どうすれば私のようなシロウトにも楽しめるだろう。
 それが当面の課題デアル。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 まもなく8年間の取り組みが終わる。
 思えば遠くへ来たもんだ!!
 今一度、8年の歩みをふりかえってみる作業にとりかかりたい。

 一昨日(2020/03/21)で、大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから52週目であった。
 52週目、つまり一年たったのだ。
 残念ながら一度も「あこがれの4日間」が訪れることはなかった。
 こんなことはじめてだった。
 2020年度の蓮根の植え替えは、都合で一週間延ばすことにした。
 今週末には決行したい。
 どんな蓮根が顔をだすだろう? 楽しみでもあり不安でもある。

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【お薦め本】『ニュートン式超図解 最強に面白い!! 天気』(荒木健太郎 監修 ニュートンプレス)

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▼私は今、長いあいだ構想してきたWebテキスト『天気の変化』がどこまで進んだかをふりかえる作業を続けている。
Webテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』
Webテキスト試案「アメダス」
 次にWebテキスト試案「高層天気図」に向かおうとしているところだ。
 「ふりだし」にもどって考えていると、益々この「天気」のことが不思議で面白く思えてきているところだ。
 天井までせいぜい10数㎞の「大気の物理学実験室」のなかですべてが起こっていた。
 日々刻々と変化する「天気」!!
 そこにどんなルールがあるのだろう!?
 私にも明日の「天気」がわかるようになるだろうか!?
 どこまでも興味は尽きない!!
▼そんなとき、一冊のテキストに出会った。
 タイトルもズバリの本だった。

◆ 【お薦め本】『ニュートン式超図解 最強に面白い!! 天気』(荒木健太郎 監修 ニュートンプレス 2020.03.10)

 あらためて「天気」の面白さに気づかされる一冊だ!!
 重なるところもあるが、いつものように【お薦め】ポイント3つをあげる。

(1)教科書よりわかりやすい超図解!!
(2)「天気」の基礎・応用はこの一冊でバッチリ!!
(3)子どもから大人まで楽しめる「天気学」最高テキスト!!

▼3つのポイントは重なっているところも多い。それも、また別の切り口でということで、ひとつひとつあげてみる。

(1)教科書よりわかりやすい超図解!!
 試しに中学校理科の教科書をあけてみた。
 「雲はどのようにしできるのか」
 ・雲のでき方
 ・雨や図のでき方
たしかにそれについての説明があった。図もあった。
 しかし、この本のように過不足なく的を射たものになっていなかった。
 この本のすごいと思ったところは、誰もがいだくであろう「天気」の「ふしぎ!?」にズバリ答えるものとなっていた。
 それは、小見出しのタイトルだけ見てもわかる!!
 「直径0.01ミリメートルの水や氷の粒が雲の正体」(同書p10より)
 「雲粒が合体して、100万倍の大きさの雨粒ができる」(同書p12より)
 これに呼応して、超図解もそこに焦点をあてていた!!オミゴト!!

 他の箇所でも同様である。
 初学者がどんなことをを不思議に思い、なにに感動するかを心得た編集だ。

(2)「天気」の基礎・応用はこの一冊でバッチリ!!
 私は「天気の変化」は究極2つのルールでいけると思っていた。
 2つのルールとは
「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」
「光は東から 天気は西から」
である。
 1.雲と雨のしくみ
 2.日本の天気は気圧と風で決まる
では、その「基礎」が徹底して語られていた。これまでのこの種の本ではここまでのことが多かった。
 しかし、この本はそこだけにとどまらなかった。

 私には
3.海と大気がつくる世界の気候
 がとても新鮮で興味深かった。読みながらひとり何度もつぶやいた!!
 「おおっ!! ここでも上がるとザアザア 下がるとカラカラは使えるゾ」

4.スーパー台風と集中豪雨
 においても2つのルールが応用できるのがうれしかった!!
 5.天気予報のしくみ
  一貫して防災・減災の視点にたった解説がすばらしい。

▼もう最後にしよう。

(3)子どもから大人まで楽しめる「天気学」最高テキスト!!
 これは小さなことかも知れないが、この本のコンセプトに関わる重要なことのようにも思われた。
 例えば
 「氷晶」(ひょうしょう)、「雲凝結核(くもぎょうけつかく)」「過冷却(かれいきゃく)」「沿岸湧昇(えんがんゆうしょう)」「赤道湧昇(せきどうゆうしょう)」等々使い慣れている人にとってはアタリマエのコトバ。
 ところがはじめて学ぶ人間にはひとつのハードルであったりする。
 そこで、それらのコトバの初出には「ふりがな」がつけてあった。これがけっこうアリガタイ!!

 そのことひとつとりあげてもわかる!!
 子どもから大人まで楽しめる「天気学」最高テキストになっている。
 TVの横にでも置いておき、「天気予報」見ていて、「あれっ、どういうことだったかな ?(゜_。)?(。_゜)?」
 と思ったら開いてみるのに最適だ!!
 超図解だから一目でわかる!!

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Webテキスト『天気の変化』はどこまで!?(12)

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▼春分の日(2020/03/20)。
 私は首がいたくなるほど一日中上空をながていた!!
 青空がずっとずっと広がっていた!!
 だから、上空を通過する飛行機が目立っていた。
 あらためて、こんなにもたくさんの飛行機が上空を飛んでいるのかと驚いた!!
 それは我が家のとなりを通過する播但線以上だった!!

●Flightradar24

 このアプリを立ちあげておいて、通過する飛行機をながめていると面白さ倍増だ!!
 飛行機の飛ぶ経路は一発でわかる。その飛行機に関する情報はすべて…!!

 飛んでいる高さもリアルタイムに!!

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▼飛行機が飛んでいる高さの気象情報はどの「高層天気図」を見ればいいのだろう!?
 それはこれだ!!

●アジア500hPa・300hPa高度・気温・風・等風速線天気図(AUPQ35) ( 12時間毎(00UTC,12UTC) )

 さっそく昨日の0時と12時のプリントアウトしてみた。
 
 300hPaの標準高度は9600mである!!

▼300hPa「高層天気図」こそ、飛行機が飛んでいる高さの気象情報が満載だ!!
・気温は? 寒い{{ (>_<) }}
・等風速線 破線で表示されている。20ノットごとだ!!
・ここでやっぱり注目は 風だ!! (゜o゜)ゲッ!! 100ノットを越えていることざらではないか!!
 1ノット=0.51m/s → 100ノット=51m/s
 これぞジェット気流だ!!

 昨日0時我が家の上空に100ノットの風が
 12時には東北の上空にそれ以上の風が…。
▼この「ジェット気流」こそが、日本の「天気の変化」の謎解きの鍵になる!!
 詳しくは、ゆっくり ゆっくり だ。
 ここまでで一応、

 ・300hPa…基準高度9600m
 ・500hPa…基準高度5700m
 ・700hPa…基準高度3000m
 ・850hPa…基準高度1500m

 は出そろった。
 我が「大気の物理学実験室」は、徐々に立体的に見えてくるのだった!!

(つづく) 

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2020年4月のオンライン「寅の日」は #traday #寺田寅彦

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オンライン「寅の日」は、2012年4月からはじまった!!
 まもなく8年の歩みが終り、9年目の歩みがはじまる。
 これまでに、12日に一度巡って来る「寅の日」と特番「寅の日」(寅彦の命日12/31)に寅彦の随筆を読み続けてきた。
 8年間一度も欠かすことなく、今のところ第248回まで来た!!

 これこそが、いつ読んでも寅彦は面白い!!
 寅彦は、いつも今日的である!!の証しである!!

 今こそ「オンライン」であることの意義を!!

▼9年目のはじまり4月のオンライン「寅の日」の計画を考える時期だ。
 今だからこそのテーマとしたい。またあらたな歩みが始まる季節でもある。
 それらを考えて、【4月テーマ】は、次のようにした。

 【4月テーマ】 「科学・科学者とは!?」

 4月は3回あった。

■2020年4月オンライン「寅の日」!!
◆第250回オンライン「寅の日」 …4/05(日)
◆第251回オンライン「寅の日」 …4/17(金)
◆第252回オンライン「寅の日」 …4/29(水)

▼今だからこそ問う。
・「科学」とは!?
・「科学者」とは!?
 この問いにきっと寅彦なら答えてくれているはず!!
 ダイレクトに答えはなくとも必ず考えるヒントは与えてくれるはず!!

 記念すべき第250回には、やはりいちばんお気に入りの「科学者とあたま」を読みたい。
 つづいて、新たに「科学」を志す人たちのことも考えて
 「科学に志す人へ」 「漫画と科学」を読みたい。

■2020年4月オンライン「寅の日」!!

◆第250回オンライン「寅の日」 …4/05(日)「科学者とあたま」(青空文庫より)

◆第251回オンライン「寅の日」 …4/17(金)「科学に志す人へ」(青空文庫より)

◆第252回オンライン「寅の日」 …4/29(水)「漫画と科学」(青空文庫より)

▼9年目のオンライン「寅の日」では、「オンライン」であることの優位性に注目した展開にも挑戦してみたい!!
 併せて
 オフライン「寅の日」の展開も!!

 あらたなオンライン「寅の日」参加者がひとりでもふえることを願いつつ9年目の歩みをはじめる!!

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