【授業】「天動説・地動説 自由自在マシン」

▼師走だ!!なんと早いことだ、特別に地球の回転が加速化してわけがないだろうに、そう感じてしまうのである。例によって、朝起きるなり外に出て、我が「まるごとプラネタリウム」プロジェクトを実施した。今朝の発見は、西に傾いたオリオンの先に沈ん゛でいく月があった。へー、こんなところに沈んでいくんだったのかという驚きである。
この「方向」も「時間」もみんな、元々はこの「天体の観察」からはじまったものだ。
 そんなあたり前に驚きながら、師走がはじまっていく朝だった。
▼【地球と宇宙】の授業をつづける。
「運動」からはじめている。
太陽→太陽の日周運動→星の日周運動
地球が一日に一回自転しているために、このように「天球」に貼り付いた「太陽」「星」がこのように見えるんだ。
というのがこのシナリオの落ちである。
 それで、ほんとうにわかるのだろうか。わかっているのだろうか。
相対運動の認識は、口で言うほど簡単ではない。
何度も、何度も「のぼりおり」を必要とする認識である。
Dscf3864▼そこで、このマシンの登場である。【理科の部屋】で話題になったとき、ひじょうに興味あった。
開発者の「理科教材開発研究室」の山下先生にお願いして、現物をひとつだけわけてもらった。一年前の話である。私は、このときを待っていた。
 いよいよ使わせていただくときがきた。一年前に「なるほど!!」だったものも、いざセッティグとなると忘れてしまっている。また、【理科の部屋】でお聞きした。
 そして、天球のなかに、人形をセットした。一挙に「なるほど!!」がよみがえってきた。
Dscf3855▼授業では、最初に「直径13㎝の地球儀」にわけていただいた「人形」のひとつを立てて、手動で自転をさせてみた。
そして
「これを、天球も一緒に考えると…」
とこの「天動説・地動説自由自在マシン」を登場させた。
そして
「地球を自転させると…」モーターのスイッチをいれる。
「へぇー」と興味深げに見ている。
その次の瞬間、今度は、地軸をもって停める。こんどは逆に天球が回転をはじめる。
赤いシールの太陽が東からのぼり、西に沈む。
青いシールのオリオンが同様に回転をする。
その瞬間に「なるほど!!」が生まれる。小さくうなずく生徒もいる。
ひとつしかないので、机間を持ってまわりながら何度か、くりかえす。
モーターで自動でうごくのに、興味をもったのか、授業がおわるなり、スイッチオン・オフを自分でやってみたく何人かの生徒が前にあつまってきた。

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【Web更新11/29】09-48【地球と宇宙】更新

Dscf3811
ナンテンの 小春日和に 映えたるや
 09/11/26 (木)撮影@安富

■楠田 純一の【理科の部屋】09-48
 週末定例更新のお知らせです。今年も残すところ一ヶ月となってきました。このblogを見ていると、この一年のあいだにもずいぶんといろんなことがあったのを思い出す。その都度いろんな「ばっかり病」にかかっている。
今は、今は「まるごとプラネタリウム」プロジェクト!!である。えたもので年内にどこまで頭のなかに「プラネタリウム」を構築できるだろう。

◆表紙画像集2009 校庭の樹木シリーズ ナンテン
 昨日の朝、定番視聴にしている「NHK俳句」の時間帯に、変更して正岡子規のことをやっていた。いたく共感しながら見ていたら番組最後の方になんと子規の業績と結びつけて「Twitter小説」のことが出てきた。
 Twitterと俳句もとっても相性がいいように思う。きっと、いろんな展開がおこってくるだろうな。それを利用して、私も少しは、ここの一句 上達したいものだと思う。
 校庭に話をもどす。実は、ナンテンの実は、お正月用にとっておきたいところなんだが、小春日和(こういうには時期が遅いのかな)の冬の足音が停まった日。あまりに美しく映えてみえたもので

◆【水溶液とイオン】更新
 授業としては、いったん終了した。感想を読んでいると、少しやってみたいことも出てきたので、卒業までに時間があれば「特番」授業を考えてみたいと思っている。

◆【地球と宇宙】更新
 先に書いたように、自分の頭のなかに「まるごとプラネタリウム」構築からはじめている。少しずつ、少しずつ時間をかけて行く必要があるようだ。まずは「観察」からだ。
そして空にむかって問いかけてみよう。
「私はどこにいるのか」
「私はどこからきたのか」
と。

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見えないものが見えてくるとき

Dscf3836▼今朝の我が「まるごとプラネタリウム」も美しい!!。稼働中だ!!゛流星のオマケまでついていた。
昨日は、大賀ハスの植え替えから35週目だった。この何週目の換算だって、元をたどれば、「まるごとプラネタリウム」の観察・観測から導かれたもの。そう考えると、「まるごとプラネタリウム」は、すべての科学の生みの親なのかもしれない。
▼単元【水溶液とイオン】の生徒の感想がでてきた。大いに教えられ学ぶところがあった。
「感動」すらしてしまった。
自然は最高の教科書!!
子どもは最高の指導書!!

私自身の学びと感想を記録しておこう。
▼まず最初に、率直に不思議に思うのは、どうしてこの「イオン」が中学校理科から消えていたのかという疑問である。けっして子どもたちは、これを理解困難なって思っていないし、寧ろ「知りたがっている」という事実だ。

●”イオン”という日ごろから聞いた事ががありましたが、実際にどんなものか知りませんでした。だから、理科の授業を通して”イオン”の事をくわしく知ることできたので、とても勉強になったし、知識が増えたとてもよかったです。
●部屋の消臭スプレーに「銀イオン」と表示されていて、イオンって何なのか?と思っていました。でも、学習して、銀イオンの正体がわかり、とってもうれしかったです。
●時々、スポーツドリンクのペットボトルに「陽イオン」「陰イオン」記されているのを見て「これって何やろ…」と思っていたけど、この分野を勉強して少しはっきりした。でも、そのイオンをどうやって単体でとりだしているのか、また、イオンが人にどのような影響を与えるのかが気になった。
●マイナスイオンとかTVで言っていたのが何か分かってよかった。

▼少し我田引水になるが、
「はじめにイオンありき」の展開を指示してくれるものもあった。
●いちばん印象に残っていることは、原子のなかに、原子核があり、さらにそのなかに陽子と中性子があるということです。原子の中がこんな構造になっているなんて正直信じられません。よくこんなことが発見できたなあと思いました。
●私たちの身近に電気を通すものがたくさんあってとても驚きました。目に見えないところで原子が電子を失ったり、受けとったり…。ぱっと水溶液の色が変化したり、気体が発生してことがわかるけど「原子が…」と言われても目に見えないとしっくりときません。私達は、そのことが今の時代、当たり前だから納得がいくけど、一番最初に発見した人(ガルバーニ?)はすごいなぁと思いました。
電気がもっと進化して便利でエコな社会になればいいなぁと思いました。
●僕は、イオンというのは名前は聞いたことがあったけど意味は全然知りませんでした。でも勉強するうちにイオンのことが分かるようになってきました。水溶液の中は目に見えないけど、その目に見えない世界で、物質どうしが、ひっついたり、離れたりしているということが分かって、イオンの勉強するのがとても楽しくなりました。
 このイオンの勉強をして、目に見えない物質の世界を少し知ったようなような感じがしました。この勉強を通して、僕たちが知らない世界がまだまだあるんだなぁと思います。そして、もっとイオンのことついて、知識を深めたいとなぁと思いました。
●この学習をするまではイオンって何?という疑問がありました。電子を失ったり、受け取ったりしてできた物と学習してから、「マイナスイオンでウイルス除去」どうやってするのかなぁと考えていました。ものすごく考えたけど。やっぱ無理ですよね…。
●イオンの働きで電気が発生している事を学んでおもしろかった。今まで電池は、電気がだんだんたくわえられていると思っていたのでびっくりした。イオンの移動を見つけた事が本当にすごいなと思った。また、実験がしたいです。

 まだ、まだある。
少し圧倒される思いで読ませてもらった。
▼「イオン」の面白さを、あらためて教えられたような思いだ。
◎「イオン」は面白い。難しくない。
◎やっぱり「はじめにイオンありき」だ。
◎みんなが「イオン」ついて「ふしぎ!?」を持っている。
◎身の回りにイオンいっぱいだ。
◎電子のやりとりで、ドラスティクな変化。そこにこの学習の醍醐味がある。
◎「イオンになりやすさ」は少しやった方がいい。

等々他にもいっぱい学んだことある。
そして、なによりも教えられるのは

◎見えないものが見えてくるとき、そこに「感動」が生まれる。

ということ。

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「プラネタリウム」に行ってみたくなった。

▼昨日は、ひさしぶりに夜が遅かった。眠る前にもオリオンを確認しておいた。今朝、早く起きてすぐ、また外に出てオリオンを確認した。「まちがいない!!」動いているように見える。こんな初歩の初歩の「観察」から「まるごとプラネタリウム」プロジェクトをすすめている。あきらかに、空を見上げる頻度がふえている。あの「雲見」の連帯のときのように、今度は昼夜問わずである。
▼そうこう考えるうちに
「プラネタリウム」ってなんだろう!
誰がこんなもの考え出したんだろう。
これって、「天動説」そのものではないか。少し、googleで調べてみた。
◆プラネタリウム
には、結構面白いことが出てきている。
「アンティキティラ島の機械」の話もおもしろい。その歴史をみていると、
これが「天界」「宇宙」学ぶときの人類が開発した「最高の教具」であることがわかる。
人間の叡智に万歳をしたくなる。
▼日本のプラネタリウムの歴史を見ていると、なんと日本で最初に設置されたのは、いつもお世話になっている渡部さんところであるという。
 もうひとつの奇遇がある。
それは、今日から、あの理科ハウスの「プラネタリウム」が完成し、稼働をはじるという。
【祝】おめでとうございます。( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパ-イ!
「人工プラネタリウム」
人類の発明した最高にして最強の「教具」ープラネタリウム
今、無性に「プラネタリウム」に行ってみたくなった。


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【授業】「まるごとプラネタリウム」プロジェクト!!

▼今朝も起きて、すぐに外に出てオリオンを見てきた。昨日の朝とほぼ同時刻だ。西に傾き具合は、少し変わっただろうか。そんなものわかるはずがない。でも、「そう、見たいのだ!!」と私のポンコツ頭が叫ぶ。
 一ヶ月たったらどうだろう。お正月が近づいてきて、大晦日だったらどうだろう。
 そう言えば、そういう「観察」をあまりやってこなかったな。ときどき、イベントごとがあったときに星空を見上げただけのような気がする。なんか損をしてきたような気がしてきた。
Dscf3772▼授業【地球と宇宙】は2時間目だ。
一時間目の残り、「太陽」とはどんな星か、をやって
いよいよ「運動」に入っていく。
自分自身のことを考えてみよう。「宇宙」のこと苦手としてきたのには、ふたつのことがあるように思う。
ひとつは、「スケール」のことであり、もうひとつはこの「運動」のことである。
 前時の1/15億のモデル宇宙をやることによって「スケール」のことは少し克服の糸口をみつけたようなきになっている。
 もうひとつの「運動」方は、なかなか手強い。まだ、まだほんとうのところは糸口を見つけていない。
▼でも、挑戦をしていってみよう。
授業をすすめる。今回は、この「運動」を先にもってきた。少しでも長い間「観察」を続けるためにも…。
まずは、「天球」をイメージするところからである。
考えてみると、この「天球」ってプラネタリウムなんだ。
観測者である我々は、この天然プラネタりウムのなかで、生活をしているんだ。
「まるごとプラネタリム」のなかで、生きてきたのだ。
こんなあたりまえのこと、わかっただけですごい「発見」のような気がしてきた。
この「まるごとプラネタリウム」は、年中無休の上映だ!!
もちろん入場無料!!
これほどリアリティに充ちたものはないはず。上映されのはすべて「事実」なんだから…。
名付けて
「まるごとプラネタリウム」プロジェクト!!
はじめてみよう。
<つづく>

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【授業】究極の「ふしぎ!?」からはじめた。

▼今、外に出た。西に傾いたオリオンがきれいだ。冬の大三角形もみごとだ。天然プラネタリムは、まるごとプラネタリウムだ。このなかに生活してきた、ずっとずっと昔から。
 そう考えると、これほどすぐれた教材はないのかもかも知れない。
●3K1Aの法則
●3Hの法則

完全にクリアしている。
そう思えてきたのは、次の単元【地球と宇宙】をはじめたからだろうか。
▼夏の西はりま天文台の黒田武彦先生の講演をくりかえし聴くうちに、黒田先生の真似をしてこの単元を、天文学、宇宙学習の究極の問い、「ふしぎ!?」二つからはじめたくなった。
●『どこにいるのか』
●『どこから来たのか』
これを単元名の後に、大きく板書した。そして、言った「なんの学習をしているのか、わからなくなったら、ここにもどろう。」と話す。
Dscf3786▼中身としては、まずスケールの話からである。
この学習をむずかしくしているのは、この「スケールの認識」がつまづきになっている。私自身もそうだ。
あの日食を前にした「特別授業」をくりかえしてみた。
縮尺は1/15億
ジャンボバルーンを膨らませる。
「あっ、また太陽や!!」の声が。
うれしい、おぼえてくれていたようだ。これを太陽とすると、「地球は…」「月は…」と小麦粉粘土でつくる。
あらためてやっぱり「驚く」のである。
実際の大きさ(直径)、地球からの距離は教科書に書いてある、板書もしている。
図も書いてある。でもちがうのである。
そこからは、「実感」はうまれていない。
こうして、ならべてみることで、実感しわかるのである。
今から、はじめる「宇宙」の広がりを認識できるのである。
気の遠くなるような大きな世界の「ふしぎ!?」を「等身大の科学」で謎解きができるようになるのである。
これからも、何度かジャンボバルーンをふくらませてみようと思う。

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【授業】「電池の歴史」は進行形だ!!

▼昨日は、寒かった。ほんとうに寒くなった、それだけではない。午後から、雨まで降り出した。今朝起きて見たいと思っていたオリオンも見えない。なぜなんだ、大気はどう動いているんだろう。大気の向こう側は「風景」はどうなっているんだろう。そう、その世界の学習が近づいている。
 その前に、「イオン」を終えておく必要があった。
▼「イオン」の最終幕は、予定どおり「電池」であった。
1791年 ガルバーニ電池の原理発見
1800年 ボルタ、電池を発明
1868年 現在の乾電池の原形を発明
1885年 屋井先蔵、乾電池を発明

もう一度、授業で「電池の歴史」を追いかけた。
たった200年ほどの歴史を…。
Dscf3747▼うすい塩酸に亜鉛板と銅板をつける。亜鉛板もよくみがき、準備していたつもりだが、やっぱりモーターが回り出す班とそうでない班がある。前と同じだ。
 マグネシウムならば確実だ!
 わかっているから、少し余裕だ。やっぱりこれは「回ってなんぼ」の実験だ。
金属が電子を放り出してイオンになる。電子がうごく、それが「電流」。
ここでは、「電子のやりとり」が見えたら、電池がわかりだす。
200年の歴史が見えてくる。
「回った!!」「回った!!」感動は、200年前のボルタの感動でもある。
Dscf3753▼「電池」の歴史も進化しつづける。
よりコンパクトで、より大きな電気エネルギーを引き出すことのできる「ペーパー電池」(ポラロイドカメラに使われていたもの、以前どこかの「お楽しみ広場」で手に入れていたものが、たまたまあったので使ってみた。)
ものすごい勢いで回る。
 (゚o゚)ゲッ!!出てくるのは、やっぱり「このなかどうなっとるん(・_・)......ン?」
 「ふしぎ!?」を追いかけだしたら、とまらない。まだまだつづく。
▼さらには、先日の新聞記事の「おしっこ電池」をプリントして配った。
2009年 「おしっこ電池」発明
話は、「燃料電池」へとすすめた。
ここでは簡単に原理のみとした。
強調したかったのは、この200年あまりの
「電池の歴史」は進行形だ!!
現在進行形!!未来進行形!!
ということ。

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【Web更新11/22】09-47【水溶液とイオン】更新

Dscf3643
 サザンカや サザンカ冬の 足音の
 09/11/20 (金)撮影@安富 

■楠田 純一の【理科の部屋】09-47
週末定例更新のお知らせ

 昨日が、【理科の部屋】の第16回目の誕生日だった関係で、一日遅れの週末定例更新のお知らせです。
定期的に同じことを繰り返すというのは、定着するまでには、けっこうエネルギーのいる作業である。
いったん定着してしまうと、そうでもないが…。どこか自然のからくりと似ているのは、人間の営みも自然の営みの一部だからだろうか。

◆表紙画像集2009 校庭の樹木シリーズ 山茶花
 紅葉から、枯葉へと向かうこの季節、「誇りの庭」にも冬の足音がちかづいてきている。そんななかで、サザンカや寒椿があざやかに咲いている。北風に花びらをヒラヒラと落としていくのは、冬の足音の振動のせいだろうか。

◆【水溶液とイオン】更新 「イオン」も最終ラウンドだ。「電子のやりとり」のクライマックスを「電池」設定した。それは、移行期だからであり、これ以降はこの後に、「酸・アルカリ」「中和」がくるのだろう。
 そうなってくると、益々生活のなかに「イオン」をみることになるのだろう。そして、「電子のやりとり」を…。
 もう「見えないから」と敬遠することはあってはならない。
見えないものを見ていくこそ科学なんだから…。
そこに「発見」があり、「感動」がある。

◆【地球と宇宙】更新
 いよいよこの単元をはじめる。
まずは、星空を見上げる。この天然プラネタリウムの活用を考えたい。
この学習は、きっと一生ものになるだろう。
 いつの時代も、そこで描いてきた「宇宙像」は、その時代の「すべて」含むものであった。
どんな「宇宙像」を描かせるかが、勝負だろう。
やっぱり400年前からはじめるべきなのかな。さあ、どうなるだろう。
 

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【祝】今日、【理科の部屋】は16歳に!!

▼今日は、本来ならばWebページの週末定例更新を書く日だ。だが、ちょっと特別の「記念日」なのでそのことを書く。
 
◆今日は、【理科の部屋】の16回目の誕生日である。\(^o^)/

【理科の部屋】は、今から16年前の1993年11月23日、パソコン通信Nifty-serve教育実践フォラームの一会議室としてスタートした。
 今朝は、いっぱいろんなこと書こうと以前から考えていた。そして、このblogで「昨年の15歳の誕生日」何を書いたのだろうと見てみた。書きたいと思ったことは、すべて書いてあった。
 「進歩がない!」と言えばそれまでだが、なにかうれしくもなってきた。
▼それでも蛇足を書いておこう。来年読むために…。
**********************************************
  日本の理科教育情報発信基地
             
     【理科の部屋】へようこそ        
                                
  (^o^)/ あなたもここで情報発信者に\(^o^)   

 情報は、発信されるところに集まる。

 あなたがノックされるところがドアです。

時空を超えて響きあい・学びあい・高めあう世界を

*********************************************
 これは、【理科の部屋】の歓迎メッセージである。ここに現れた思念は、それこそ16年の「時空を超えて」
まったく変わらない。
 変わったものがある。Webの世界である。
いや変わったのでなく、Webは進化していっているのである。
そのWeb進化の歴史は、【理科の部屋】の歴史そのものだ。
▼最近、私はTwitterに夢中になっている。
ecochemさん(シェーマさん)のお勧めがあって、ちょうど2ヶ月前の2009年9月23日にはじめた。例によって根本的なところで理解ができていないもので右往左往しているところだ。
●ecochemさんの「道具箱」(今から始められる人、絶対お奨め!!)
を道案内にしながら、Twitter本も三冊ばかり読んでみた。
そして私は、確信をもった。
■Twitterは、パソ通回帰である。
■Twitterは、私たちが夢見てきた「コンヴィヴィアリティのための道具」になる可能性を秘めている。
■Webも、【理科の部屋】も螺旋的に進化する。

▼小さな、小さな「つぶやき」からはじめよう。
授業の「一コマ」を
ひとつ実験の「ひらめき」を
子どもたちの「つぶやき」を
自然に感動したとき「ひとこと」を
研究会で気づいた「ひとつのこと」を
等身大の「ふしぎ!?」を
実践報告の「三行レポ」を…
 140文字は、工夫しだいではけっして小さすぎることはない。むしろ小さいからこそ可能なこといっぱいあるはず、自然のなりたちを知る私たちは、そのことをいちばんよく知っているはず。
 そんなこと考えていたら、
クラウド【理科の部屋】(これもecochemさんが名付けられた。)
のフレーズが思い浮かんだ。
 クラウド【理科の部屋】への歩みが、今、はじまっているのかも知れない。
いや、ひょっとしたらもう16年前からはじまっていたのかも知れない。

【理科の部屋】16歳の朝に

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【授業】【地球と宇宙】を概観する。

Dscf3670▼今日は「小雪」だ。確実に冬に向かっているのが実感できる、いやもうとっくにもう「冬」なんだろう。懲りもせずに私の「大賀ハス観察池」を観察してみる。植え替えから35週目である。一週間たったから、なにかが変化したわけではない。昨日の観察で気づいたことは、「池」全体に生命を感じなくなっているということである。水は澄み緑もなくしている。その下には蓮根が眠っていることは確かなんだが…。
Dscf3668 一方、門先に目をやればどうだろう。あの定点観測地のヒガンバナは、青々として生命にみなぎっている。生産活動真っ盛りである。なんど考えても見事な戦略である。それぞれの生命にもそれぞれの冬がはじまっている。
▼さて、授業である。「電池」をクライマックスとする、イオンの学習は、もうすぐ終わる。来週には、単元【地球と宇宙】に入る。ここで、少しこの授業を概観しておくことにする。
 実は、この単元の授業をするのは、ずいぶんと久しぶりである。以前の授業の大まかな流れは、「宇宙への旅」実践DBとして、ほんとうの目次だけだが残している。
 この単元については、なんど授業やってきたが、やるたびに勉強で面白すぎるので、「ばっかり病」の症状に襲われて難儀するのである。
▼では、具体的に授業をどう組み立てていくか。
以前は、三部構成にしていた。
【PartⅠ】地球ー月ー太陽、惑星、太陽系(太陽系のスケールを中心に)
【PartⅡ】地球の自転、公転(天体の日周運動、年周運動)
【PartⅢ】恒星の世界、我が銀河系
のように…。
 基本的な学習内容はかわらない。あたりまえである。
教科書を見ていて、考えた。今回は順番を入れ替えてみようと
【PartⅡ】を優先させてみよう。同時に【PartⅠ】をまじえていこうと決めた。
▼では、この単元を通して何をねらいとするのか。
私は、今年8月9日に聴いた
黒田武彦先生の講演『宇宙の中の人間~ガリレオから現代までの宇宙観~』
を思い出していた。そこにヒントがあったように思う。
この「学問」の究極のねらいを2つ言われた
●「我々はどこにいるのか。」(空間)
●「我々はどこから来たのか」(時間)

もう一度、聴いてみよう。
▼今年はガリレオから400年、世界天文年である。その2009年も残すところ40日となった。
 後40回「我が地球号」が自ら回転するあいだに、どこまで究極の「ふしぎ!?」がつまったこの単元をどこまですすめることができるだろう。
 今、外に出たら、西の空に傾いたオリオンがあった。

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